エンボス加工スリーブのおすすめランキング6選
エンボス加工スリーブが欲しいけど、どれがいいのか分からない…
という方に向けて、エンボス加工スリーブのおすすめランキング6選を紹介します。
各スリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・シャッフル感」を評価しているので、ぜひ参考にしてみてください。
\おすすめのエンボススリーブ/
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おすすめのスリーブについては『カードスリーブのおすすめランキング』の記事で詳しく紹介しているので、スリーブで迷っている方はこちらもご覧ください。
エンボススリーブの特徴(メリット&デメリット)
エンボススリーブとは、スリーブ表面に凹凸をつける加工が施されたスリーブのことです。
凹凸があることで手触りはザラザラとした感触になります。
一番のメリットは、スリーブ同士がくっつきづらくなり、シャッフルしやすくなるところ。
無加工のスリーブだとスリーブとスリーブが接する面積が大きいことでペタッとくっついてしまうことがありますが、エンボス加工なら設置面積が少なくなることでペタペタくっつくことがありません。特に横入れシャッフル(ファローシャッフル)が段違いにやりやすくなります。
一方で、エンボス加工のデメリットは、凹凸が目立つことで、中のキャラスリやカードの鮮明度が落ちるところ。
とはいえ、マットスリーブほど白っぽくなることはないので、あまり気にするレベルではありません。
まとめると、エンボス加工スリーブは、シャッフルしやすさを向上させたい方におすすめです。
エンボス加工スリーブのおすすめランキング
エンボス加工スリーブのおすすめをランキング形式で紹介していきます。
各スリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・シャッフル感」を評価しているので、参考にしてみてください。
ランキングの一覧表
画像 | スリーブ名 | 透明度 | 硬さ | 裂けにくさ | 接着部分の処理 | シャッフル感 |
【1位】ブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリア 68.5×93㎜ / 80枚 | 4.0 | 3.5 | 3.0 | 5.0 | 5.0 | |
【2位】Aclass ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ 69×93㎜ / 80枚 | 3.5 | 4.0 | 5.0 | 3.5 | 4.5 | |
【3位】KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー 69×94㎜ / 60枚 | 3.0 | 4.0 | 3.5 | 2.5 | 4.0 | |
画像 | スリーブ名 | 透明度 | 硬さ | 裂けにくさ | 接着部分の処理 | シャッフル感 |
【4位】TOYGER KING’s Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズ 69×94㎜ / 80枚 | 3.5 | 2.5 | 2.5 | 5.0 | 4.0 | |
【5位】ドラゴンスター ザラスリL 69×93.5㎜ / 100枚 | 3.0 | 4.5 | 3.5 | 4.0 | 4.0 | |
【6位】エポック アウタースリーブ エンボスクリア 69×94㎜ / 60枚 | 4.5 | 2.5 | 1.5 | 5.0 | 3.5 |
1位:スリーブプロテクターM エンボス&クリア
発売元 | ブロッコリー |
サイズ | 68.5×93㎜ |
枚数 | 80枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボス加工 |
製造 | 日本 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 4.0 |
硬さ | 3.5 |
裂けにくさ | 3.0 |
接着部分の処理 | 5.0 |
シャッフル感 | 5.0 |
- エンボス加工なのにイラストがクリアに見える
- シャッフル時に引っ掛かりが少なくてスムーズ
- 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
- キャラスリ(67×92㎜)がギリギリ飛び出さないぴったりサイズ
エンボス加工スリーブのイチオシは、裏面がエンボス加工された『スリーブプロテクターM エンボス&クリア』です。
他社製のエンボススリーブと比べて良いところは、控え目な凹凸感です。
一般的なエンボススリーブの凹凸は粒が大きくてかなり目立ちますが、スリーブプロテクターM エンボス&クリアの凹凸は高さが低く、粒状というよりも模様のようになっていて目立ちにくいです。
ブロッコリーのエンボス&クリアと一般的なエンボススリーブを比較した写真がこちら。
一般的なエンボススリーブは凹凸がイラストの見た目を邪魔しますが、ブロッコリー製はイラストがかなりクリアに見えます。「エンボススリーブでもイラストを綺麗に見せたい」という方におすすめです。
手触りは一般的なエンボススリーブのザラザラ感ではなく、滑らかな感触です。
また、凹凸が浅いですが、スリーブ同士が全然くっつきません。横入れシャッフル時はひっかかりが少なくて、スリーブとスリーブの間にスッと自然に入り込む感じでとてもスムーズです。オーバースリーブの中でもシャッフル感は抜群に良いです。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリアを付けた写真がこちら↓
サイズ的には、キャラスリ(67×92㎜)の縦方向がギリギリ飛び出さないぴったりサイズなので、あと0.5㎜だけでも長ければ…と思います。ただ、ジャストサイズなので、中でキャラスリがズレることがありません。また、ブロッコリーのスリーブは日本製で、サイズのブレがほとんどないのも良いところです。
まとめると、スリーブプロテクターM エンボス&クリアは、シャッフルのやりやすさとイラストの見えやすさが両立するように、エンボス加工の程度が絶妙なバランスで神調整されたオーバースリーブだと思います。総合的にクオリティーが高いので、迷ったらとりあえずこのスリーブを選べばOKです!
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2位:ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ
発売元 | Aclass(アクラス) |
サイズ | 69×93㎜ |
枚数 | 80枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボス加工 |
製造 | 中国 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 3.5 |
硬さ | 4.0 |
裂けにくさ | 5.0 |
接着部分の処理 | 3.5 |
シャッフル感 | 4.5 |
- 凹凸が粗め
- 耐久度が高い(硬い・側面が裂けにくい)
- 裏面がやや濁って見える
- キャラスリ(67×92㎜)がギリギリ飛び出さないジャストサイズ
アクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズは、裏面がエンボス加工されたオーバースリーブです。
特徴は、エンボス加工の凹凸感が粗めなこと。
ブロッコリーのスリーブプロテクターM エンボス&クリアよりも凹凸の粒々が大きくて、手触りはザラザラです。
シャッフル感は、ブロッコリーのエンボス&クリアに近く、若干引っかかりはあるもののシャッフルしやすいです。
また、耐久度が高いのも良いところです。エンボススリーブで比較すると、スリーブの硬さと側面の裂けにくさはトップクラスです。
一方で、凹凸感がハッキリしている分、イラストがやや濁って見えます。
特に光に当たると、凹凸が目立ってイラストが見えづらくなります。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズを付けた写真がこちら↓
ブロッコリーのエンボス&クリアよりも横幅が0.5㎜大きいので、キャラスリを入れやすいです。縦方向についてこちらもキャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズです。
シャッフル感やキャラスリの見栄えはブロッコリーの方がいいですが、硬さや側面の裂けづらさといった耐久度はこちらの方が上です。ブロッコリー エンボス&クリアからの乗り換えなら真っ先に挙げるスリーブです。
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3位:キャラクタースリーブガード マット&クリアー
発売元 | KMC |
サイズ | 69×94㎜ |
枚数 | 60枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボスマット加工 |
製造 | 日本 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 3.0 |
硬さ | 4.0 |
裂けにくさ | 3.5 |
接着部分の処理 | 2.5 |
シャッフル感 | 4.0 |
- まずまずの硬さ
- マット仕様にしては側面が裂けにくい方
- キャラスリをしっかり覆えるサイズ
- 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
- 接着部分の処理が甘い
- 裏面が白っぽく見える
KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアは、裏面にエンボス加工とマット加工が施されているオーバースリーブです。
エンボス加工の凹凸感は控えめで、ブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリアに近いです。
マット加工については、凹凸でさらさら感はほぼ感じられないけど、光の反射は若干抑えてくれます。裏面は白っぽく見えますが、ブロッコリーのマット&クリアよりはマシです。
また、スリーブの硬さはブロッコリーのエンボス&クリアよりも硬くて、わりと耐久力があります。
一方で気になるのは、接着面の処理。
スリーブ底面の接着部分に、スリーブの溶けた後がハッキリ見えます。接着処理があまり綺麗ではありませんが、細かい部分なので気にしなければ問題ありません。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にKMC キャラクタースリーブガード マット&クリアを付けた写真がこちら↓
キャラスリ(67×92㎜)に対して縦横ともに2㎜ずつ大きいので、ブロッコリー製スリーブのように縦方向がギリギリになることなく、キャラスリを完全に覆うことができます。安心の日本製なので、サイズのブレもほとんどありません。
シャッフル感についてはスリーブプロテクターM エンボス&クリアの方がいいですが、スリーブサイズ的にキャラスリをしっかりとカバーできるので、ブロッコリー製スリーブのギリギリサイズが嫌な方はこちらを選びましょう。
4位:KING’s Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズ
発売元 | TOYGER |
サイズ | 69×94㎜ |
枚数 | 80枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボス加工 |
製造 | 中国 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 3.5 |
硬さ | 2.5 |
裂けにくさ | 2.5 |
接着部分の処理 | 5.0 |
シャッフル感 | 4.0 |
- 凹凸が粗め
- キャラスリをしっかり覆えるサイズ
- 側面がやや裂けやすい
- 裏面がやや濁って見える
KING’s Outer Sleeve エンボスクリアは、裏面がエンボス加工されたオーバースリーブです。
特徴は、エンボス加工の凹凸感が粗めなこと。
他社製だとアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズに近くて、凹凸の粒が大きくて、手触りがザラザラです。
シャッフル感は、ブロッコリーのエンボス&クリアと比べると若干引っかかりがあるものの、気になるほどではなくシャッフルしやすい部類です。
一方で、凹凸感がハッキリしている分、イラストがやや濁って見えるのが微妙なところ。特に光に当たると、凹凸が目立ってイラストが見えづらくなります。(ブロッコリーのエンボス&クリアは光が当たっても見えやすい)
また、オーバースリーブ全体で比較すると、硬さが柔らかめで、側面もやや裂けやすいです。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にKING’s Outer Sleeve エンボスクリアを付けた写真がこちら↓
オーバースリーブでは大きめの69×94㎜なので、キャラスリをしっかり覆えるサイズです。ブロッコリーのエンボス&クリアだと縦方向がギリギリですが、これならスリーブがはみ出る心配をする必要がありません。
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5位:ザラスリL
発売元 | ドラゴンスター |
サイズ | 69×93.5㎜ |
枚数 | 100枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボスマット加工 |
製造 | 不明 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 3.0 |
硬さ | 4.5 |
裂けにくさ | 3.5 |
接着部分の処理 | 4.0 |
シャッフル感 | 4.0 |
- 硬さがあって、折れに強い
- マット仕様にしては側面が裂けにくい方
- 裏面がやや白っぽく見える
ザラスリLはトレカ専門店のドラゴンスターが販売しているスリーブで、裏面がエンボスマット(凹凸のあるつや消し加工)になっているのが特徴。
エンボス加工の凹凸はかなり浅くて、スリーブプロテクターM エンボス&クリアよりも控え目です。ただ、シャッフルはスムーズにできます。
また、マット加工については、凹凸があることであまりさらさら感がありませんが、光の反射はそれなりに抑えられます。マットの白っぽさは、ブロッコリー スリーブプロテクターM マット&クリアよりもクリアに見えます。
また、ザラスリLはブロッコリーのスリーブよりも硬い(厚みがある)ので折れに強いのも良いところです。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にザラスリLを付けた写真がこちら↓
縦方向がブロッコリーのエンボス&クリアよりも0.5㎜大きいので、キャラスリの上部がスリーブ内に収まる大きさです。
昔はコスパの良さで使っていたことがありますが、ブロッコリーのエンボス&クリアを使うようになってからは使わなくなりました。個人的には、エンボス加工とマット加工が一緒になっていることで、どちらも中途半端な印象です。ただ、決して悪いスリーブではないので「少しでも安く抑えたい」という方にはおすすめです。
6位:アウタースリーブ エンボスクリア
発売元 | エポック社 |
サイズ | 69×94㎜ |
枚数 | 60枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボス加工 |
製造 | 日本 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 4.5 |
硬さ | 2.5 |
裂けにくさ | 1.5 |
接着部分の処理 | 5.0 |
シャッフル感 | 3.5 |
- 凹凸がきめ細かくて、裏面がクリアに見える
- キャラスリをしっかり覆えるサイズ
- 側面が裂けやすい
- 柔らかめで、折れに弱い
エポック社のアウタースリーブ エンボスクリアは、裏面がエンボス加工されているオーバースリーブです。
特徴は凹凸感のきめ細かさで、KING’s Outer Sleeveやアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズよりも圧倒的に細かいです。
エンボス加工が細かいことのメリットは、キャラスリのイラストがハッキリ見えることです。
エンボススリーブの中で比較すると、断トツでクリアです。
一方で、残念な点は、側面の裂けやすさです。側面に力を加えると、軽い力でもスーッと避けてしまい、今回紹介しているオーバースリーブの中では一番裂けやすかったです。
また、スリーブの硬さは、アウタースリーブの中では柔らかめなので、折れに弱い印象です。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にエポック アウタースリーブ エンボスクリアを付けた写真がこちら↓
オーバースリーブでは大きめの69×94㎜サイズなので、キャラスリを完全に覆ってくれます。
まとめると、エポック アウタースリーブ エンボスクリアはエンボス感のきめ細かさでイラストがハッキリ見えるのが良い点ですが、どうしても側面の裂けやすさが気になってしまいます。ただ、エンボススリーブにしては価格が安いので、「裂けたらすぐに交換すればいい」と割り切れる方には良いかもしれません。
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最後に:お気に入りのエンボススリーブを見つけよう
以上が、エンボス加工スリーブのおすすめランキングでした。
エンボス加工スリーブの良いところはシャッフルのしやすさです。ただ、シャッフルのしやすさには個人差があるので、今回の記事を参考に自分に合ったエンボススリーブを見つけてみてください。
また、マットタイプも検討したい方は、マット加工スリーブも含めた『オーバースリーブのおすすめランキング』をご覧ください。
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