【徹底紹介】ユーロサイズ(91×59㎜)対応スリーブ10選
この記事では、ユーロサイズと呼ばれる『91㎜×59㎜』のカードが入るハードスリーブ・ソフトスリーブを紹介します。
サイズ感が分かりやすいように、実際に59㎜×91㎜のカードをスリーブにいれた写真を載せています。
また、各スリーブの「強度・透明度・ぴったり感」の3項目を相対的に評価しているので、参考にしてみてください。
ユーロサイズの大きさ
ユーロサイズの大きさは「縦91mm×横59mm」です。
ユーロサイズ用スリーブの一覧表
最初に、今回紹介するユーロサイズ用スリーブを一覧表にしてまとめました。
画像 | スリーブ名 | 強度 | 透明度 | ぴったり感 |
ホビーベース ユーロサイズ・ハード 94×61㎜/50枚 | 4.0 | 2.5 | 4.0 | |
ウルトラプロ ボードゲームスリーブ ユーロサイズ 95×62㎜/50枚 | 4.0 | 4.5 | 3.0 | |
ぴったりスリーブ ユーロサイズ 厚口タイプ 92×60㎜/100枚 | 2.5 | 5.0 | 5.0 | |
Mayday Games プレミアムスリーブ ユーロサイズ 93.5×61㎜/50枚 | 2.5 | 4.5 | 4.0 | |
ホビーベース ユーロサイズ・ソフト 94×61㎜/100枚 | 1.5 | 4.5 | 4.0 | |
画像 | スリーブ名 | 強度 | 透明度 | ぴったり感 |
ホビーベース 両表面エンボスマット ユーロサイズ 92.5×60.5㎜ /101枚 | 1.5 | 1.0 | 4.5 | |
カドまるスリーブ ユーロインナー 92×60㎜/100枚 | 1.5 | 3.5 | 5.0 | |
Engames スリーブユーロサイズ 93×61㎜/100枚 | 1.5 | 5.0 | 4.5 | |
Sleeve Kings ユーロカードスリーブ 94×61㎜/110枚 | 2.0 | 4.5 | 4.0 | |
Mayday Games カードスリーブ ユーロサイズ 94×60.5㎜/100枚 | 1.0 | 4.0 | 4.0 |
ユーロサイズ(91×59㎜)用の『ハードスリーブ』
まずは、ユーロサイズ用のハードスリーブから紹介します。
ハードタイプのメリット&デメリットは以下の通りです。
ハードタイプのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
折れや傷に強い シャッフルしやすい カードがズレない | スリーブの角が指に刺さると痛い |
ハードタイプは、ソフトタイプと比べて厚みが倍近くあり、折れや傷に強いのが一番のメリットです。また、スリーブ同士が滑りやすくてくっつきにくいので、シャッフルしやすいのも良いところです。
一方で、デメリットは、スリーブの角が指に刺さると痛いことです。
どうしても気になる場合は、角を丸くするコーナーカッター(かどまるPRO NEO)で角を丸くするのがおすすめです。
詳しくは、別記事の『スリーブの角を丸くできる!かどまるPRO-NEOの使い方』で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
①ホビーベース ユーロサイズ・ハード
タイプ | ハード |
サイズ/厚み | 94×61㎜/0.1㎜ |
枚数 | 50枚 |
製造 | 日本 |
強度 | 4.0 |
透明度 | 2.5 |
ぴったり感 | 4.0 |
- 折れや傷に強いハードスリーブ
- シャッフルしやすい
- 日本製で、サイズのバラつきがほとんどない
- スリーブの中でカードがズレにくい
- 92×59㎜にも装着可能
ホビーベース ユーロサイズ・ハードは、ユーロサイズ用スリーブの定番で、人気ボードゲームのドミニオンにもよく使われます。
スリーブサイズは、94×61㎜です。
厚みは0.1㎜で、手に取っただけでしっかりとした硬さがあることが分かります。スリーブ強度が高いので、折れや傷に強いスリーブです。一方で、他のスリーブと比較すると、透明度はやや低めです。
また、海外製だと微妙にサイズの違うものが入っていることがありますが、ホビーベースは日本製で、サイズのバラつきがほとんどないのも良いところです。
実際に、ホビーベース ユーロサイズ・ハードにユーロサイズ(91×59㎜)のカードを入れた写真がこちら。
カードに対してスリーブが縦3㎜・横2㎜大きいので、縦方向にやや余裕があります。隙間のないジャストサイズのスリーブと比べると、カードの出し入れがしやすいです。このスリーブは実際に何度も使っていますが、中でカードがズレることもほぼありません。
また、ボードゲームのカードには、91×59㎜よりも微妙に大きいサイズ(92×59㎜)のものもありますが、ホビーベース ユーロサイズ・ハードならそれらのサイズでも収納可能です。
②ウルトラプロ ボードゲームスリーブ ユーロサイズ
タイプ | ハード |
サイズ/厚み | 95×62㎜ / 不明 |
枚数 | 50枚 |
製造 | 中国 |
強度 | 4.0 |
透明度 | 4.5 |
ぴったり感 | 3.0 |
- 折れや傷に強いハードスリーブ
- 透明度が高め
- スリーブの中でカードがズレにくい
- 92×59㎜にも装着可能
ウルトラプロ ボードゲームスリーブ ユーロサイズは、トレカサプライの世界的メーカーであるウルトラプロから発売しているスリーブです。
スリーブサイズは、95×62㎜です。
スリーブの厚みは不明ですが、先ほど紹介したホビーベース ユーロサイズ・ハードとほぼ同じ硬さなので、耐久性は高いです。また、ハードスリーブの中では特に透明度が高いのも良いところ。
実際に、ウルトラプロ ボードゲームスリーブ ユーロサイズに91×59㎜のカードを入れた写真がこちら。
カードに対してわりとゆったりめのサイズ感なので、カードの出し入れがしやすいです。特に縦方向に余裕がありますが、カードがズレて困ったことはありません。
③ぴったりスリーブ ユーロサイズ・透明厚口タイプ
タイプ | ハード |
サイズ/厚み | 92×60㎜ / 0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
製造 | 不明 |
強度 | 2.5 |
透明度 | 5.0 |
ぴったり感 | 5.0 |
- ハードタイプとソフトタイプの中間くらいの硬さ
- 透明度が特に高い
- 91×59㎜にジャストサイズ
ぴったりスリーブ ユーロサイズ・厚口タイプは、ユーロサイズにジャストサイズのスリーブです。
スリーブサイズは、ユーロサイズ(91×59㎜)よりも縦横に1㎜ずつ大きい92×60㎜です。
スリーブの材質はOPPフィルム(延伸ポリプロピレン)で、ハリがあって透明度が高いのが特徴です。
スリーブの厚みは一般的なソフトタイプスリーブと同じ0.05㎜ですが、触った感じではハードタイプとソフトタイプの中間くらいの硬さ(硬すぎず柔らかすぎず)です。透明度については、今回紹介するスリーブの中ではトップクラスにクリアです。
一方で、スリーブ同士が若干滑りにくくて、すこしひっつく感じがします。
実際に、ぴったりスリーブ ユーロサイズ・厚口タイプにユーロサイズ(59×91㎜)のカードを入れた写真がこちら。
画像の通り、縦横ともにほとんど隙間のないジャストサイズです。
④Mayday Games プレミアムカードスリーブ ユーロサイズ
タイプ | ハード |
サイズ/厚み(実寸) | 93.5×61㎜ / 0.09㎜ |
枚数 | 50枚 |
製造 | 中国 |
強度 | 2.5 |
透明度 | 4.5 |
ぴったり感 | 4.0 |
- ハードタイプとソフトタイプの中間くらいの硬さ
- 透明度が高め
- 92×59㎜にも装着可能
Mayday Games プレミアムカードスリーブ ユーロサイズは、多種多様なサイズのスリーブを販売しているMayday Gamesのスリーブです。
スリーブサイズを測ってみると、93.5×61㎜でした。
スリーブ強度は、ハードタイプとソフトタイプの中間くらいです。一般的なハードタイプ(厚み0.1㎜)よりも柔らかめなので、硬いスリーブが苦手な方には良いと思います。透明度については、ハードタイプの中ではかなりクリアな方です。
実際に、Mayday Games プレミアムカードスリーブ ユーロサイズに91×59㎜のカードを入れた写真がこちら。
カードに対して、縦2.5㎜・横2㎜大きいので、ちょうどいいサイズ感です。
ユーロサイズ(91×59mm)用の『ソフトスリーブ』
次に、ユーロサイズ(91×59㎜)用のソフトスリーブを紹介します。
ソフトタイプのメリット&デメリットは以下の通りです。
ソフトタイプのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
値段が安い シャッフル時に角が当たっても痛くない | 折れ跡・傷跡が付きやすい くっつきやすくて、シャッフルしづらい カードがズレやすい |
ソフトスリーブはハードスリーブよりも安いのが魅力ですが、基本的にスリーブ強度が低く、ハードタイプよりもシャッフルしにくいです。詳しくは、別記事の『ハードタイプとソフトタイプの違い(メリット・デメリット)』で解説しています。
⑤ホビーベース ユーロサイズ・ソフト
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み | 94×61㎜ / 0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
製造 | 日本 |
強度 | 1.5 |
透明度 | 4.5 |
ぴったり感 | 4.0 |
- スタンダードなソフトスリーブ
- 日本製で、サイズのバラつきがほとんどない
- 透明度が高い
- 92×59㎜にも装着可能
ホビーベース ユーロサイズ・ソフトは、ユーロサイズで定番のソフトタイプスリーブです。
スリーブサイズは94㎜×61㎜です。
ホビーベースのスリーブは、スリーブサイズのバラつきがほとんどないので安心して使えるのでおすすめです。
スリーブの厚みは0.05㎜なので、触った感じは柔らかいです。一方で、透明度はかなりクリアで、カードのイラストや文字がくっきり見えます。
実際に、ホビーベース ユーロサイズ・ソフトに59×91㎜のカードを入れたのがこちら。
カードに対して縦3㎜・横2㎜大きいので、カードの出し入れがしやすいです。このスリーブなら59×92㎜のカードも挿入可能です。
⑥ホビーベース 両表面エンボスマットスリーブ ユーロサイズ・ソフト
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み | 92.5×60.5mm / 0.05mm |
枚数 | 101枚 |
製造 | 日本 |
強度 | 1.5 |
透明度 | 1.0 |
ぴったり感 | 4.5 |
- スリーブの両面がエンボスマット仕様
- スリーブ同士がくっつきにくく、シャッフルしやすい
- 山札が崩れにくい
ホビーベース 両表面エンボスマットスリーブ ユーロサイズ・ソフトは、より快適に遊べるように工夫されたソフトタイプスリーブです。
スリーブサイズは、92.5×60.5㎜です。
このスリーブの特徴は、両面がエンボスマット仕様(凹凸のあるつや消し加工)になっているところ。
両面に凹凸があることで、「スリーブ同士がくっつきにくい」「山札が崩れにくい」のがメリットです。特にスリーブ同士がペタッとくっつくことがないので、シャッフルがとてもしやすいです!
また、マット仕様にもなっているので、通常のソフトタイプよりも感触がさらっとしていて触り心地が良いです。
一方で、エンボスマット加工のデメリットは、透明度が低いところ。
両表面エンボスマットスリーブと通常のソフトタイプスリーブを並べて比較してみました。
左側のエンボスマットスリーブの方がやや白っぽく、透明度が低いのが分かります。とはいえ、カードを挿入して密着させるとそれほどの差はないので、心配するほどではありません。
実際に、両表面エンボスマットスリーブ ユーロサイズ・ソフトに91×59㎜のカードを入れたのがこちら。
カードに対して縦横に1.5㎜大きいので、ユーロサイズにちょうどいい大きさです。
まとめると、両表面エンボスマットスリーブ ユーロサイズ・ソフトは、山札が崩れにくくてシャッフルもしやすいので、インナースリーブの中では特におすすめのスリーブです!比較すると透明度が低めですが、実際にカードを挿入するとそれほどの差はありません。
⑦カドまるスリーブ ユーロインナー
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み | 92×60㎜ / 0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
製造 | 日本 |
強度 | 1.5 |
透明度 | 3.5 |
ぴったり感 | 5.0 |
- スリーブの角が丸い
- シャッフル時に角が刺さることがない
- スリーブの角が折れない
- 91×59㎜にジャストサイズ
カドまるスリーブ ユーロインナーは、スリーブの角が丸く加工されているソフトタイプのスリーブです。
一般的なソフトタイプスリーブだと角が折れることがありますが、カドまるスリーブユーロインナーはカードの丸みにジャストフィットするので、角が折れる心配がないのが良いところです。
スリーブサイズは92㎜×60㎜です。
スリーブの厚みは0.05㎜なので、標準的なソフトタイプスリーブの柔らかさです。透明度はソフトタイプスリーブの中ではやや低めです。
実際に、カドまるスリーブ ユーロインナーに91×59㎜のカードを入れたのがこちら。
カードに対して1㎜大きいだけなので、超ジャストサイズです。写真の通り、カードの丸みとスリーブの丸みがぴったり一致します。そのため、先ほど書いたようにスリーブの角が折れることがありません。
まとめると、カドまるスリーブ ユーロインナーの良いところは、指に刺さらない・スリーブの角が折れない・ジャストフィットの美しい見た目で、インナースリーブ派の方におすすめのスリーブです!
⑧Engamesスリーブ ユーロサイズ
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み | 93×61㎜/0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
製造 | 中国 |
強度 | 1.5 |
透明度 | 5.0 |
ぴったり感 | 4.5 |
- スタンダードなソフトスリーブ
- 透明度が高い
Engames スリーブユーロサイズは、日本のボードゲーム出版社のEngamesから発売しているスリーブです。
Engamesスリーブユーロサイズの大きさは93×61㎜です。
スリーブの厚みが薄い(0.05㎜)ので、手触りはペラペラです。ただ、厚みが薄い分、透明度が高くてとてもクリアです。
実際に、Engamesスリーブユーロサイズに91×59㎜のカードを入れたのがこちら。
ユーロサイズのカードに対して縦横に2㎜だけ大きいので、カードを入れやすいちょうどいいサイズ感です。
⑨Sleeve Kings ユーロカードスリーブ
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み(実寸) | 94×61㎜/0.06㎜ |
枚数 | 110枚 |
製造 | 中国 |
強度 | 2.0 |
透明度 | 4.5 |
ぴったり感 | 4.0 |
- ソフトタイプの中ではやや硬い方(厚み0.06㎜)
- 110枚入り
- 92×59㎜にも装着可能
Sleeve Kings ユーロカードスリーブは、海外で有名なスリーブメーカーの商品です。
スリーブのサイズを実際に測ってみると、94㎜×61㎜でした。
Sleeve Kingsの特徴は、ソフトタイプの中ではやや硬さがあること。一般的なソフトスリーブは厚みが0.05㎜ですが、Sleeve Kingsは厚みが0.06㎜あります。また、多くのソフトスリーブが100枚入りですが、Sleeve Kingsは110枚入りです。
実際に、Sleeve Kings ユーロカードスリーブに59×91㎜のカードを入れたのがこちら。
カードに対して縦3㎜・横2㎜大きいので、縦方向にやや余裕のあるサイズです。このスリーブなら59×92㎜のカードも挿入可能です。
⑩Mayday Games カードスリーブ ユーロサイズ
タイプ | ソフト |
サイズ/厚み(実寸) | 94×60.5㎜/0.04㎜ |
枚数 | 100枚 |
製造 | 中国 |
強度 | 1.0 |
透明度 | 4.0 |
ぴったり感 | 4.0 |
Mayday Games カードスリーブ ユーロサイズは、海外で様々なサイズのスリーブを販売しているMayday Gamesのソフトタイプスリーブです。
スリーブサイズを測ってみると、94×60.5㎜でした。
ただ、同じ種類の別の袋のスリーブを測ると、94×61㎜でした。経験上、Mayday Gamesのスリーブは他と比べると個体差が大きい印象です。
また、スリーブを触った感じでは、今回紹介しているソフトタイプスリーブの中でも特にペラペラでした。
実際に、Mayday Games カードスリーブ ユーロサイズに59×91㎜のカードを入れたのがこちら。
カードに対して縦3㎜・横1.5㎜大きいので、縦方向にやや余裕があります。このスリーブなら59×92㎜のカードも入ります。
【おすすめ】ユーロサイズのおすすめスリーブ
最後に、今回紹介したスリーブの中で、個人的によく使っているおすすめのユーロサイズ用スリーブを紹介します。
おすすめのユーロサイズスリーブ
画像 | スリーブ名 | 強度 | 透明度 | ぴったり感 |
ホビーベース ユーロサイズ・ハード 94×61㎜/0.1㎜ 【おすすめ】 | 4.0 | 2.5 | 4.0 | |
ホビーベース 両表面エンボスマット ユーロサイズ 92.5×60.5㎜ / 0.05㎜ | 1.5 | 1.0 | 4.5 |
ホビーベース ユーロサイズ・ハードの良さはスリーブ強度で、今回紹介した中では一番硬くて折れや傷に強いです。耐久度を優先するならこのスリーブで間違いありません。
また、ソフトタイプでもいいという方は、ホビーベース 両表面エンボスマット ユーロサイズがおすすめです。スリーブの両面に凹凸があるのが特徴で、「スリーブ同士がくっつきにくい」「山札が崩れにくい」のがとても遊びやすいです。シャッフル回数が多いゲームや山札やデッキの枚数が多いゲームに向いています。
以上が、ユーロサイズ用のおすすめスリーブの徹底紹介でした。
個人的には先ほど紹介したスリーブがおすすめですが、スリーブによって「硬さ・くっつきにくさ・バラつき」などが微妙に違います。好みは人それぞれなので、毎回購入するスリーブを変えて自分に合うスリーブを探してみるのもいいと思います。
今回紹介したスリーブ
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▽スリーブの角を丸くできるコーナーカッター
▽ハードタイプとソフトタイプの違い