スリーブのエンボス加工とマット加工の違いを徹底解説
スリーブのエンボス加工とマット加工の違いが分からない…
自分にはどっちが向いているか分からない…
という方に向けて、スリーブのエンボス加工&マット加工の違いを徹底解説します。
記事後半では、おすすめのエンボススリーブとマットスリーブも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
\おすすめのエンボススリーブ/
\おすすめのマットスリーブ/
おすすめのスリーブについては『カードスリーブのおすすめランキング』の記事で詳しく紹介しているので、スリーブで迷っている方はこちらもご覧ください。
エンボス加工とマット加工の違い
エンボススリーブとマットスリーブの違いは、スリーブ表面の加工の違いです。
エンボス加工はスリーブ表面に凹凸をつける加工で、マット加工はスリーブ表面をつや消しにする加工です。
エンボス加工
マット加工
手触りは、エンボス加工がざらざらした感触で、マット加工がさらさらで滑らかな感触です。
エンボススリーブのメリット&デメリット
エンボススリーブのメリット&デメリットがこちら。
- 手触りがザラザラ
- スリーブ同士がくっつきづらくシャッフルしやすい
- 凹凸が目立つことで鮮明度がやや落ちる
エンボス加工の一番のメリットは、スリーブ同士がくっつきづらくなり、シャッフルしやすくなるところ。
無加工のスリーブだとスリーブとスリーブが接する面積が大きいことでペタッとくっついてしまうことがありますが、エンボス加工なら設置面積が少なくなることでペタペタくっつくことがありません。特に横入れシャッフル(ファローシャッフル)が段違いにやりやすくなります。
一方で、エンボス加工のデメリットは、凹凸が目立つことで、中のキャラスリやカードの鮮明度が落ちるところ。
とはいえ、マットスリーブほど白っぽくなることはないので、あまり気にするレベルではありません。
まとめると、エンボス加工スリーブは、シャッフルしやすさを向上させたい方におすすめです。
マットスリーブのメリット&デメリット
マットスリーブのメリット&デメリットがこちら。
- 手触りがさらさらで気持ちいい
- 手汗が多くてもくっつきづらい
- 光の反射が抑えられる
- スリーブ同士が貼りつかないのでシャッフルしやすい
- スモークがかかったように白っぽくなる
- 経験上、側面が裂けやすい
マットタイプはさらさらとした気持ちいい感触です。この手触りが好きでマットスリーブを選ぶ人も多いです。
また、マットスリーブは光の反射が抑えられるのも良いところです。
マット加工のスリーブと無加工のスリーブを比べたのがこちら。
(左:ブロッコリーのマット&クリア、右:無加工)
画像のように、光の反射を防いで、イラストが見えやすくなります。リモート対戦時にライトの反射で見えにくいことがありますが、マットタイプならリモート環境でも遊びやすいです。
シャッフル感については、スリーブの種類によりますが、基本的にはエンボス加工スリーブと同じくシャッフルしやすいです。特に、マット加工されたスリーブは手汗が多くてもスリーブがくっつきにくいのが良いところです。
一方で、マットスリーブのデメリットは、マット面がスモークがかかったように白っぽくなるところ。
白っぽさの度合いはスリーブによって異なります。
また、僕の経験上では、マット加工は側面がやや裂けやすい気がします。
側面の裂けにくさについては「無加工>エンボス加工>マット加工」という印象です。
まとめると、マット加工は「さらさらな手触りが好きな方」「手汗が多い方」「光の反射を抑えたい方」におすすめです。
【エンボス or マット】どっちか迷う人の選び方
「エンボス加工かマット加工か、どっちか迷う…」という方に向けて、エンボス加工・マット加工がどんな方に向いているのかまとめました。迷っている方は参考にしてみてください。
特にこだわりがなければ、凹凸があることでシャッフルしやすい『エンボス加工』のオーバースリーブがおすすめです。
マット加工スリーブは「さらさらな手触りが好きな方」「手汗が多い方」「光の反射を抑えたい方」「リモートプレイする機会がある方」におすすめです。欠点として、マット面が白っぽくなりますが、逆に高級感を感じるという人もいます。
エンボスタイプのおすすめスリーブ
エンボスタイプのおすすめスリーブは、裏面がエンボス加工された『ブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリア』です。
発売元 | ブロッコリー |
サイズ | 68.5×93㎜ |
枚数 | 80枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:エンボス加工 |
製造 | 日本 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 4.0 |
硬さ | 3.5 |
裂けにくさ | 3.0 |
接着部分の処理 | 5.0 |
シャッフル感 | 5.0 |
- エンボス加工なのにイラストがクリアに見える
- シャッフル時に引っ掛かりが少なくてスムーズ
- 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
- キャラスリ(67×92㎜)がギリギリ飛び出さないぴったりサイズ
他社製のエンボススリーブと比べて良いところは、控え目な凹凸感です。
一般的なエンボススリーブの凹凸は粒が大きくてかなり目立ちますが、スリーブプロテクターM エンボス&クリアの凹凸は高さが低く、粒状というよりも模様のようになっていて目立ちにくいです。
ブロッコリーのエンボス&クリアと一般的なエンボススリーブを比較した写真がこちら。
一般的なエンボススリーブは凹凸がイラストの見た目を邪魔しますが、ブロッコリー製はイラストがかなりクリアに見えます。「エンボススリーブでもイラストを綺麗に見せたい」という方におすすめです。
手触りは一般的なエンボススリーブのザラザラ感ではなく、滑らかな感触です。
また、凹凸が浅いですが、スリーブ同士が全然くっつきません。横入れシャッフル時はひっかかりが少なくて、スリーブとスリーブの間にスッと自然に入り込む感じでとてもスムーズです。オーバースリーブの中でもシャッフル感は抜群に良いです。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリアを付けた写真がこちら↓
サイズ的には、キャラスリ(67×92㎜)の縦方向がギリギリ飛び出さないぴったりサイズなので、あと0.5㎜だけでも長ければ…と思います。ただ、ジャストサイズなので、中でキャラスリがズレることがありません。また、ブロッコリーのスリーブは日本製で、サイズのブレがほとんどないのも良いところです。
まとめると、スリーブプロテクターM エンボス&クリアは、シャッフルのやりやすさとイラストの見えやすさが両立するように、エンボス加工の程度が絶妙なバランスで神調整されたオーバースリーブだと思います。総合的にクオリティーが高いので、迷ったらとりあえずこのスリーブを選べばOKです!
\スモールサイズ(ミニサイズ)はこちら/
マットタイプのおすすめスリーブ
マットスリーブの1番のおすすめは、ブロッコリー スリーブプロテクターM マット&クリアで、裏面がマット加工、表面が無加工(クリア)になっています。
発売元 | ブロッコリー |
サイズ | 68.5×93㎜ |
枚数 | 80枚入り |
加工 | 表面:クリア 裏面:マット加工 |
製造 | 日本 |
オーバースリーブとしての評価
透明度 | 2.5 |
硬さ | 3.5 |
裂けにくさ | 2.5 |
接着部分の処理 | 5.0 |
シャッフル感 | 4.5 |
- 手触りがさらさらで気持ちいい
- 手汗でくっつきづらい
- 光の反射が抑えられる
- 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
- 側面がやや裂けやすい
- 裏面がやや白っぽく見える
- キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ
このマットスリーブの良いところはさらさらした気持ちいい触り心地で、他のマットスリーブと比べても滑らかさはトップクラスです。また、指紋が付きにくく、手汗でスリーブ同士がくっつかないのもGOODです。
そして、光の反射が抑えられるのも良いところ。
マット&クリアとクリアタイプ(無加工)の光の反射を比較したのがこちら。(同じ角度・同じ位置で撮影)
画像のように、光の反射を防いで、キャラスリのイラストが見えやすくなります。
横入れシャッフルは、シャシャシャシャ~と軽快にできて、引っかかることが少なく、押し込む力も少なくて済むのでやりやすいです。
一方で、マットタイプだと避けられない宿命ですが、キャラスリのイラストがスモークがかかったようにやや白っぽくなります。
白濁感の強さは、Fun Dealマットスリーブ キャラスリガードよりも強く、アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットと同程度。
この白っぽさをマイナスに感じる人もいますが、逆に「落ち着いた色合いになって高級感がある」と捉えてマットタイプを好む人もいます。
実際に、キャラスリ(67×92㎜)にスリーブプロテクターM マット&クリアを付けた写真がこちら↓
キャラスリ(67×92㎜)の縦方向がギリギリ飛び出さないジャストサイズです。
サラサラの手触りが好きな方・光の反射を抑えたい方・マットタイプに高級感を感じる方には『スリーブプロテクターM マット&クリア』がおすすめです。
\スモールサイズ(ミニサイズ)はこちら/
【比較】他のオーバースリーブの一覧表
他のオーバースリーブのスリーブ情報と評価を一覧表にしてまとめました。
以下の全てのスリーブは『オーバースリーブのおすすめランキング』にまとめているので、気になるスリーブがあればチェックしてみてください。
画像 | スリーブ名 | 透明度 | 硬さ | 裂けにくさ | 接着部分の処理 | シャッフル感 |
【1位】ブロッコリー スリーブプロテクターM エンボス&クリア 68.5×93㎜ / 80枚 | 4.0 | 3.5 | 3.0 | 5.0 | 5.0 | |
【2位】Aclass ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ 69×93㎜ / 80枚 | 3.5 | 4.0 | 5.0 | 3.5 | 4.5 | |
【3位】ブロッコリー スリーブプロテクターM マット&クリア 68.5×93㎜ / 80枚 | 2.5 | 3.5 | 2.5 | 5.0 | 4.5 | |
【4位】KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー 69×94㎜ / 60枚 | 3.0 | 4.0 | 3.5 | 2.5 | 4.0 | |
【5位】ブロッコリー スリーブプロテクターM マット 68.5×93㎜ / 80枚 | 2.0 | 4.0 | 2.0 | 5.0 | 4.5 | |
画像 | スリーブ名 | 透明度 | 硬さ | 裂けにくさ | 接着部分の処理 | シャッフル感 |
【6位】TOYGER KING’s Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズ 69×94㎜ / 80枚 | 3.5 | 2.5 | 2.5 | 5.0 | 4.0 | |
【7位】Aclass トレカスリーブ ディフェンダーハードマット 69×93㎜ / 60枚 | 2.5 | 4.5 | 5.0 | 1.5 | 3.0 | |
【8位】ドラゴンスター ザラスリL 69×93.5㎜ / 100枚 | 3.0 | 4.5 | 3.5 | 4.0 | 4.0 | |
【9位】やのまん カードプロテクター オーバーガードZ 70×95㎜(実寸)/ 50枚 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 4.0 | 1.5 | |
【10位】Fun Deal マットスリーブ キャラスリガード 69.5×93.5㎜ / 60枚 | 3.0 | 3.0 | 2.5 | 3.5 | 3.5 | |
画像 | スリーブ名 | 透明度 | 硬さ | 裂けにくさ | 接着部分の処理 | シャッフル感 |
【11位】エポック アウタースリーブ エンボスクリア 69×94㎜ / 60枚 | 4.5 | 2.5 | 1.5 | 5.0 | 3.5 | |
【12位】ブロッコリー スリーブプロテクターM クリア 68×93㎜ / 80枚 | 5.0 | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 2.5 | |
【13位】ブロッコリー スリーブプロテクターM スリム 68×93㎜ / 80枚 | 5.0 | 2.0 | 4.0 | 5.0 | 2.5 |
最後に:お気に入りのエンボススリーブを見つけよう
以上が、エンボススリーブとマットスリーブの違い&おすすめ紹介でした。
今回紹介したブロッコリー製スリーブ以外も検討したい方は、10種類以上のオーバースリーブをランキング形式でまとめている『オーバースリーブのおすすめランキング』をご覧ください。エンボスタイプ・マットタイプの両方を紹介しています。
\おすすめのエンボススリーブ/
\おすすめのマットスリーブ/
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