トップローダーのおすすめランキング4選を徹底紹介
コレクションしているトレカをしっかりと保護したい時に検討するのが、硬質カードケースのトップローダーです。
ただ、トップローダーは各メーカーから様々な種類が出ているので、どれを購入するか迷ってしまうという方もいると思います。
そこで、今回は、トップローダーのおすすめランキング4選を紹介します。
実際に全て使用して、トップローダーの透明度や角の状態、どのくらいの大きさのスリーブが入るのかなどをチェックしています。
▼サイドローダーのおすすめはこちら
トップローダーとは
トップローダーとは、カードを縦に挿入するタイプのカードローダー(硬質カードケース)のことです。左右と底部に枠があり、枠のない上部(トップ)からカードを入れるようになっています。
トップローダーにカードを入れることで、大事なカードが汚れたり、折れたりするのを防ぐことができます。スリーブよりも保護性能が高いので、特に大事なカードはカードローダーに入れて保管するのがおすすめです。
トップローダーのメリット・デメリット
カードローダーには、トップローダーの他に、横入れタイプのサイドローダーもあります。
サイドローダーと比べた時のトップローダーのメリット・デメリットがこちらです。
- サイドローダーよりも挿入口が小さいから、埃が入りづらい
- サイドローダーよりもカードを入れづらい
トップローダーのメリットは、サイドローダーよりも挿入口が小さいので、ローダー内部にゴミや埃が入りづらいところです。
一方で、デメリットはサイドローダーよりもカードの出し入れがしづらいところ。
サイドローダーは挿入口が大きい&カードを入れる距離が短いことで、カードの出し入れがスムーズにできます。
トップローダーはカードを入れる距離が長いことで、途中で摩擦で止まってしまうことがあり、強めに押し込まなければならないことがあります。また、カードを取り出すときも、なかなか取り出せずに、挿入口を大きく開いて、奥から引っ張り出さなければならないこともあります。
このように、トップローダーにもサイドローダーにも一長一短があるので、自分に合った方を選択するようにしましょう。
サイドローダーについて詳しく知りたい方は『サイドローダーの選び方&おすすめランキング』の記事をご覧ください。
トップローダーの入れ方
トップローダーにカードを入れる時は必ずスリーブを付けて入れるようにしましょう。
スリーブを付けないと、カードを入れる時にトップローダーの表面と擦れて、カードに小さなダメージが入ってしまうことがあります。スリーブを付けることで、カードに傷がつくことなく、ローダーに挿入できます。
また、トップローダーに入れる時の注意点は、トップローダーの挿入口とスリーブの挿入口の向きを逆向きにすること。
トップローダーの挿入口とスリーブの挿入口が同じ向きだと、トップローダーの中に入ってきた埃やゴミがそのままスリーブ内にも入ってしまいます。
挿入口を逆向きにすることで、スリーブがフタのような役割になるので、カードと埃が接触するのを防ぐことができます。
スリーブについては、厚みの薄いインナースリーブで大丈夫です。厚みが薄い分、透明度が高いので、トップローダーに入れて鑑賞するのにもぴったりです。
インナースリーブについては、別記事の『インナースリーブのおすすめランキング』を参考にしてみてください。透明度の高さも評価しています。
\おすすめインナースリーブ/
トップローダーのおすすめランキング
ここからは、トップローダーのおすすめをランキング形式で紹介します。
ランキングの一覧表
今回紹介するトップローダーは以下の4種類です。リンクからレビュー部分に飛べます。
画像 | 商品名 |
《1位》イチオシ! Aclass UVカットトップローダーレギュラー | |
《2位》安い! ウルトラプロ トップローダープレミアム | |
《3位》 EPOCH トップローダー | |
《4位》 エンスカイ コレクションカードローダー |
1位:Aclass UVカットトップローダーレギュラー
内寸サイズ | 70㎜×97㎜ |
---|---|
外寸サイズ(実測) | 76㎜×101㎜ |
枚数 | 10枚 |
メーカー | Aclass |
透明度 | |
角の処理 |
- UVカットでカードの劣化を防ぐ
- 透明度が高い
- 角の処理がキレイ
- 横入れよりも埃が入りにくい
- キャラスリ・オーバースリーブが入る
トップローダーで一番のおすすめは、Aclass UVカットトップローダー レギュラーです。今回紹介するローダーの中では、品質が圧倒的に高いです。
このトップローダーの特徴は、80%UVカット素材を採用している点。日光や蛍光灯などによる色褪せや劣化を軽減してくれます。
トップローダーなので、挿入方向は縦入れタイプです。
Aclass UVカットトップローダー レギュラーの透明度はかなり高いです。
今回紹介するトップローダーの中で比較すると、最もクリアでした。
ローダーの色味は、僅かに青みがかっています。
左側がアクラス製(右は透明)
ただ、カードを入れたら、イラストが青っぽくなるということはありません。ほぼ分からないレベルです。
角の裁断部分は、とても綺麗に処理されています。
四隅とも綺麗な曲線になっているので、見た目が良いです。
Aclass UVカットトップローダー レギュラーの内寸サイズ・外寸サイズ(実測)をまとめました。
- 内寸:70㎜×97㎜
- 外寸:76㎜×101㎜
内寸サイズも実際に測ってみましたが、表記上の数字とぴったり同じの70㎜×97㎜でした。サイズのブレが少ない方だと思います。
スタンダードサイズのカード(ポケカ)にインナースリーブ・キャラスリ・オーバースリーブを付けた状態で入るのかを確認してみました。
インナースリーブ(64×89㎜)を付けた状態 | 〇 |
---|---|
キャラスリ(67×92㎜)を付けた状態 | 〇 |
オーバースリーブ(68.5×93㎜)を付けたい状態 | 〇 |
内寸サイズがかなり大きい方なので、ポケカにキャラスリやオーバースリーブを付けた状態でも入ります。
Aclass UVカットトップローダー レギュラーの価格は、だいたい660円(10枚入り)です。この価格帯で透明度が高い・角の処理がキレイ・UVカット付きなので、トップローダーの中ではイチオシです。そもそもUVカット付きのトップローダーは少ないので、迷ったらこれを選びましょう。
2位:ウルトラプロ トップローダープレミアム
内寸サイズ(実測) | 70㎜×98㎜ |
---|---|
外寸サイズ(実測) | 77㎜×101㎜ |
枚数 | 25枚 |
メーカー | ウルトラプロ |
透明度 | |
角の処理 |
- 1枚あたりの価格がとても安い
- 横入れよりも埃が入りにくい
- キャラスリ・オーバースリーブが入る
- 透明度が低め
- 中でカードが動きやすい
- 角や枠部分の品質が良くない
ウルトラプロ トップローダープレミアムは、様々なTCGサプライを販売しているウルトラプロの製品です。
このトップローダーは、品質がイマイチですが、1枚あたりの価格が安いです。
入り数は25枚も入っています。
これだけ入って、価格は700円前後です(Amazonではもっと安い時もあります)。1枚あたりだと28円くらいなので、カードローダーの中では圧倒的に安いです。
ウルトラプロ トップローダープレミアムの透明度は、他のカードローダーと比べるとやや低めです。
ローダーの色は、青みが強いです。
左側がウルプロ製(右は透明)
ウルトラプロ トップローダープレミアムの内寸サイズ・外寸サイズが書かれていないので、実際に測ってみました。
- 内寸:70㎜×98㎜
- 外寸:77㎜×101㎜
上の通り、カードローダーの中ではかなり大きい部類です。
スタンダードサイズのカード(ポケカ)にインナースリーブ・キャラスリ・オーバースリーブを付けた状態で入るのかを確認してみました。
オーバースリーブを付けた状態
インナースリーブ(64×89㎜)を付けた状態 | 〇 |
---|---|
キャラスリ(67×92㎜)を付けた状態 | 〇 |
オーバースリーブ(68.5×93㎜)を付けたい状態 | 〇 |
内寸サイズが大きいので、オーバースリーブでも問題なく入ります。
ローダーの角の状態については、かなり雑な裁断になっています。
先ほど紹介したAclass UVカットトップローダー レギュラーは綺麗な丸みでしたが、このトップローダーは丸というよりも直線状にばっさり切られたような感じです。
側面の枠部分は、白っぽくなっているものがいくつかありました。
また、ローダー内の隙間が大きいのか、インナースリーブ(厚み0.05㎜)をつけた状態ではカードが動きやすかったです。使用する場合は、厚みのあるスリーブ(厚み0.1㎜)を使うようにしましょう。
このように、ウルトラプロ トップローダープレミアムは品質があまり良くありませんが、価格の安さが魅力です。
「安さ優先」「スリーブのように気軽にたくさん使いたい」「発送用のカード保護に使いたい」といった方におすすめです。
3位:EPOCH トップローダー
内寸サイズ(実測) | 69㎜×98㎜ |
---|---|
外寸サイズ | 77㎜×102㎜ |
枚数 | 12枚 |
メーカー | エポック社 |
透明度 | |
角の処理 |
- 1枚当たりの価格が安い
- 横入れよりも埃が入りにくい
- キャラスリ・オーバースリーブが入る
- カドの裁断が粗い
EPOCH トップローダーは、日本のエポック社から販売されているカードローダーです。
ローダーの色味は、やや紫っぽいです。
左側がエポック製(右は透明)
ただ、イラストの色味への影響はほぼありません。
EPOCH トップローダーのパッケージには内寸サイズが書かれていないので計測したところ、以下の通りでした。
- 内寸:69㎜×98㎜
- 外寸:77㎜×102㎜
EPOCH トップローダーはカードローダーの中でも大きめの部類です。
スタンダードサイズのカード(ポケカ)にインナースリーブ・キャラスリ・オーバースリーブを付けた状態で入るのかを確認してみました。
オーバースリーブを付けた状態
インナースリーブ(64×89㎜)を付けた状態 | 〇 |
---|---|
キャラスリ(67×92㎜)を付けた状態 | 〇 |
オーバースリーブ(68.5×93㎜)を付けたい状態 | 〇 |
写真のように、オーバースリーブを付けた状態でもギリギリ入ります。
EPOCH トップローダーの価格は385円くらいです。12枚入りなので、1枚あたりは32円くらい。ウルトラプロ トップローダープレミアムほどではないですが、カードローダーの中ではかなり安い方です。
ただ、特に気になったのは、角の形状です。綺麗な丸みではなく、雑に切ったような形になっています。
正直、見た目があまり美しくありませんでした。
4位:エンスカイ コレクションカードローダー
内寸サイズ | 69㎜×97㎜ |
---|---|
外寸サイズ(実測) | 75㎜×101㎜ |
枚数 | 10枚 |
メーカー | エンスカイ |
透明度 | |
角の処理 |
- 横入れよりも埃が入りにくい
- キャラスリが入る
- サイズのブレがある
- カドの裁断が粗い
エンスカイ コレクションカードローダーは、玩具メーカーのエンスカイが販売しているトップローダーです。
ローダーの色味は、やや紫っぽいです。
左側がエンスカイ製(右は透明)
ただ、カードの色味に影響がでるほどではありません。
エンスカイ コレクションカードローダーの内寸サイズ・外寸サイズ(実測)がこちら。
- 内寸:69㎜×97㎜
- 外寸:75㎜×101㎜
表記上の内寸は69㎜×97㎜ですが、実際に測ってみると68㎜×97㎜でした。サイズのブレが大きいかもしれません。
スタンダードサイズのカード(ポケカ)にインナースリーブ・キャラスリ・オーバースリーブを付けた状態で入るのかを確認してみました。
インナースリーブ(64×89㎜)を付けた状態 | 〇 |
---|---|
キャラスリ(67×92㎜)を付けた状態 | 〇 |
オーバースリーブ(68.5×93㎜)を付けたい状態 | △ |
オーバースリーブを入れようとすると、最初はスッと入るのですが、真ん中あたりから全く進まなくなりました。調べてみると、挿入口の横幅は69㎜ありますが、真ん中あたりから横幅が68㎜になっていました。下にいくほど、横幅が狭くなっています。
角の状態は、キレイな弧になっておらず、四隅の形状がそれぞれ微妙に違っていました。
正直、見た目があまり美しくないです。また、角を側面から見ると白っぽくなっているところがありました。
手元にある製品がたまたま品質がよくない個体だったのかもしれませんが、いずれにせよエンスカイ コレクションカードローダーは品質が安定していないと感じました。
最後に:イチオシはアクラスのトップローダー!
以上が、トップローダーのおすすめランキングでした。
正直、トップローダーなら『Aclass UVカットトップローダー レギュラー』が断然おすすめです。品質面が優れていて、UVカットもあるので、安心してカードを保護できます。
安さを優先するなら、1枚当たりの価格が一番安い『ウルトラプロ トップローダープレミアム』を選ぶのがいいと思います。
また、サイドローダーについても知りたい方は『サイドローダーの選び方&おすすめランキング』の記事をご覧ください。