オーバースリーブのおすすめランキング13選を徹底紹介

オーバースリーブのおすすめランキング
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キャラスリや公式スリーブを守るのがオーバースリーブですが、色んなメーカーから様々なオーバースリーブが発売しているので、「どれを選べばいいのかわからない…」という方も多いと思います。比較しようにも、種類が多すぎて大変です…。

そこで今回は、オーバースリーブ選びで困っている方に向けて、オーバースリーブ(アウタースリーブ)のおすすめランキングを徹底紹介します。

各スリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・シャッフル感」を評価しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スタンダードサイズのおすすめ

ミニサイズ(遊戯王サイズ)のおすすめ

また、インナースリーブや無地スリーブも検討している方は『カードスリーブのおすすめランキング』の記事もご覧ください。

目次

オーバースリーブの選び方

トレカ用のオーバースリーブは、大きく分けると「エンボス加工・マット加工・無加工」の3種類があります。

それぞれ特徴が異なるので、自分に合いそうなタイプを選びましょう。

加工特徴

エンボス加工
凹凸をつける加工。
手触りはザラザラ。
スリーブ同士がくっつきづらくシャッフルしやすい。
凹凸が目立つことで裏面がやや濁る。

マット加工
つや消し加工。
手触りはさらさら。
手汗が多くてもスリーブがくっつきにくい。
光の反射が抑えられる。
スリーブ同士が貼りつかないのでシャッフルしやすい。
スモークがかかったように白っぽくなる。
(経験上、側面が裂けやすい)

無加工(クリア)
透明度が高い。
スリーブ同士がくっつきやすい。

特にこだわりがなければ、凹凸があることでシャッフルしやすい『エンボス加工』のオーバースリーブがおすすめです。

マット加工は、「さらさらな手触りが好きな方」「手汗が多い方」「光の反射を抑えたい方」におすすめです。欠点として、マット面が白っぽくなりますが、逆に高級感を感じるという人もいます。

無加工は、透明度が高いので、キャラスリのイラストを綺麗に見せたい方におすすめです。また、経験上、エンボス加工やマット加工が施されたスリーブよりも側面が裂けづらいので、耐久度が高いと思います。

オーバースリーブのおすすめランキング

オーバースリーブ

オーバースリーブ(アウタースリーブ)のおすすめをランキング形式で紹介していきます。

各スリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・シャッフル感」を評価しているので、参考にしてみてください。検証方法については記事後半にまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。

また、サイズを確認できるように、キャラスリにオーバースリーブを付けた画像も載せています。

ランキングの一覧表

まずは、今回紹介するオーバースリーブを一覧表でまとめました。

気になるスリーブがあれば、リンクから各スリーブの詳細に飛べます。

スクロールできます
画像スリーブ名透明度硬さ裂けにくさ接着部分の処理シャッフル感
【1位】イチオシ
スリーブプロテクター エンボス&クリア

4.0

3.5

3.0

5.0

5.0
【2位】
ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ

3.5

4.0

5.0

3.5

4.5
【3位】マット№1
スリーブプロテクター マット&クリア

2.5

3.5

2.5

5.0

4.5
【4位】
キャラクタースリーブガード マット&クリアー

3.0

4.0

3.5

2.5

4.0
【5位】
スリーブプロテクター マット

2.0

4.0

2.0

5.0

4.5
画像スリーブ名透明度硬さ裂けにくさ接着部分の処理シャッフル感
【6位】
KING’s Outer Sleeve エンボスクリア

3.5

2.5

2.5

5.0

4.0
【7位】
トレカスリーブ ディフェンダーハードマット

2.5

4.5

5.0

1.5

3.0
【8位】
ザラスリ

3.0

4.5

3.5

4.0

4.0
【9位】最も硬い
カードプロテクター オーバーガードZ

5.0

5.0

5.0

4.0

1.5
【10位】
マットスリーブ キャラスリガード

3.0

3.0

2.5

3.5

3.5
画像スリーブ名透明度硬さ裂けにくさ接着部分の処理シャッフル感
【11位】
アウタースリーブ エンボスクリア

4.5

2.5

1.5

5.0

3.5
【12位】
スリーブプロテクター クリア

5.0

3.0

4.0

5.0

2.5
【13位】
スリーブプロテクター スリム

5.0

2.0

4.0

5.0

2.5

1位:スリーブプロテクター エンボス&クリア

スリーブプロテクターM エンボス&クリア
発売元ブロッコリー
サイズ《Mサイズ》68.5×93㎜
《Sサイズ》65×91.5㎜
枚数80枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボス加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 4.0
硬さ 3.5
裂けにくさ 3.0
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 5.0
特徴
  • エンボス加工なのにイラストがクリアに見える
  • シャッフル時に引っ掛かりが少なくてスムーズ
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないぴったりサイズ

オーバースリーブのイチオシは、裏面がエンボス加工された『スリーブプロテクター エンボス&クリア』です。

他社製のエンボススリーブと比べて良いところは、控え目な凹凸感です。

控えめな凹凸感|スリーブプロテクターM エンボス&クリア

一般的なエンボススリーブの凹凸は粒が大きくてかなり目立ちますが、スリーブプロテクター エンボス&クリアの凹凸は高さが低く、粒状というよりも模様のようになっていて目立ちにくいです。

ブロッコリーのエンボス&クリアと一般的なエンボススリーブを比較した写真がこちら。

スリーブプロテクターM エンボス&クリアは凹凸が目立ちにくい

一般的なエンボススリーブは凹凸がイラストの見た目を邪魔しますが、ブロッコリー製はイラストがかなりクリアに見えます。「エンボススリーブでもイラストを綺麗に見せたい」という方におすすめです。

手触りは一般的なエンボススリーブのザラザラ感ではなく、滑らかな感触です。

また、凹凸が浅いですが、スリーブ同士が全然くっつきません。横入れシャッフル時はひっかかりが少なくて、スリーブとスリーブの間にスッと自然に入り込む感じでとてもスムーズです。オーバースリーブの中でもシャッフル感は抜群に良いです。

実際に、スタンダードサイズとスモールサイズのキャラスリにブロッコリー スリーブプロテクター エンボス&クリアを付けた画像がこちら。

スクロールできます
スタンダードサイズ用
キャラスリを入れた画像|スリーブプロテクターM エンボス&クリア

キャラスリ:67×92㎜
オーバースリーブ:68.5×93㎜

ミニサイズ用
遊戯王カードを入れた画像|スリーブプロテクターS エンボス&クリア

キャラスリ:63×90㎜
オーバースリーブ:65×91.5㎜

サイズ的には、キャラスリ(67×92㎜)の縦方向がギリギリ飛び出さないぴったりサイズなので、あと0.5㎜だけでも長ければ…と思います。ただ、ジャストサイズなので、中でキャラスリがズレることがありません。また、ブロッコリーのスリーブは日本製で、サイズのブレがほとんどないのも良いところです。

画像のように、キャラスリにジャストサイズの大きさなので、中でキャラスリがズレることがありません。また、ブロッコリーのスリーブは日本製で、サイズのブレがほとんどないのも良いところです。

まとめると、スリーブプロテクター エンボス&クリアは、シャッフルのやりやすさとイラストの見えやすさが両立するように、エンボス加工の程度が絶妙なバランスで神調整されたオーバースリーブだと思います。総合的にクオリティーが高いので、迷ったらとりあえずこのスリーブを選べばOKです!

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

2位:ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ

ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ
発売元Aclass(アクラス)
サイズ《レギュラーサイズ》69×93㎜
《ミニサイズ》66×92㎜
枚数80枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボス加工
製造中国

オーバースリーブとしての評価

透明度 3.5
硬さ 4.0
裂けにくさ 5.0
接着部分の処理 3.5
シャッフル感 4.5
特徴
  • 凹凸が粗め
  • 耐久度が高い(硬い・側面が裂けにくい)
  • 裏面がやや濁って見える
  • キャラスリ(67×92㎜)がギリギリ飛び出さないジャストサイズ

アクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズは、裏面がエンボス加工されたオーバースリーブです。

特徴は、エンボス加工の凹凸感が粗めなこと。

凹凸が粗め|アクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ

ブロッコリーのスリーブプロテクター エンボス&クリアよりも凹凸の粒々が大きくて、手触りはザラザラです。

シャッフル感は、ブロッコリーのエンボス&クリアに近く、若干引っかかりはあるもののシャッフルしやすいです。

また、耐久度が高いのも良いところです。エンボススリーブで比較すると、スリーブの硬さと側面の裂けにくさはトップクラスです。

一方で、凹凸感がハッキリしている分、イラストがやや濁って見えます。

凹凸が目立つ|アクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ

特に光に当たると、凹凸が目立ってイラストが見えづらくなります。

実際に、スタンダードサイズとスモールサイズのキャラスリにアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズを付けた画像がこちら。

スクロールできます
スタンダードサイズ用
キャラスリを入れた画像|アクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズ

キャラスリ:67×92㎜
オーバースリーブ:69×93㎜

ミニサイズ用
遊戯王カードを入れた画像|ザラザラマットスリーブ Ver.2

キャラスリ:63×90㎜
オーバースリーブ:66×92㎜

このオーバースリーブも、キャラスリにちょうどいい大きさです。

シャッフル感やキャラスリの見栄えはブロッコリーの方がいいですが、硬さや側面の裂けづらさといった耐久度はこちらの方が上です。ブロッコリー エンボス&クリアからの乗り換えなら真っ先に挙げるスリーブです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

3位:スリーブプロテクター マット&クリア

スリーブプロテクターM マット&クリア
発売元ブロッコリー
サイズ《Mサイズ》68.5×93㎜
《Sサイズ》65×91.5㎜
枚数80枚入り
加工表面:クリア
裏面:マット加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 2.5
硬さ 3.5
裂けにくさ 2.5
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 4.5
特徴
  • 手触りがさらさらで気持ちいい
  • 手汗でくっつきづらい
  • 光の反射が抑えられる
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • 側面がやや裂けやすい
  • 裏面がやや白っぽく見える
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ

ブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリアは裏面がマット加工されたオーバースリーブです。

このマットスリーブの良いところはさらさらした気持ちいい触り心地で、他のマットスリーブと比べても滑らかさはトップクラスです。また、指紋が付きにくく、手汗でスリーブ同士がくっつかないのもGOODです。

そして、光の反射が抑えられるのも良いところ。

マット&クリアとクリアタイプ(無加工)の光の反射を比較したのがこちら。(同じ角度・同じ位置で撮影)

光の反射が抑えられる|スリーブプロテクターM マット&クリア

画像のように、光の反射を防いで、キャラスリのイラストが見えやすくなります。

横入れシャッフルは、シャシャシャシャ~と軽快にできて、引っかかることが少なく、押し込む力も少なくて済むのでやりやすいです。

一方で、マットタイプだと避けられない宿命ですが、キャラスリのイラストがスモークがかかったようにやや白っぽくなります。

やや白っぽくなる|スリーブプロテクターM マット&クリア

白濁感の強さは、Fun Dealマットスリーブ キャラスリガードよりも強く、アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットと同程度。

この白っぽさをマイナスに感じる人もいますが、逆に「落ち着いた色合いになって高級感がある」と捉えてマットタイプを好む人もいます。

実際に、スタンダードサイズとスモールサイズのキャラスリにスリーブプロテクター マット&クリアを付けた画像がこちら。

スクロールできます
スタンダードサイズ用
キャラスリを入れた画像|スリーブプロテクターM マット&クリア

キャラスリ:67×92㎜
オーバースリーブ:69×93㎜

ミニサイズ用
遊戯王カードを入れた画像|スリーブプロテクターS マット&クリア

キャラスリ:63×90㎜
オーバースリーブ:66×92㎜

このスリーブもキャラスリにジャストサイズです。

マット&クリアのしっとりした質感が好きなので、一時期「マット&クリア」か「エンボス&クリア」でものすごく迷っていましたが、マット&クリアは側面がやや裂けやすい・キャラスリのイラスト面がやや白くなるので、今は「エンボス&クリア」をよく使っています。

サラサラの手触りが好きな方・光の反射を抑えたい方・マットタイプに高級感を感じる方には『スリーブプロテクター マット&クリア』がおすすめです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

4位:キャラクタースリーブガード マット&クリアー

キャラクタースリーブガード マット&クリアー
発売元KMC
サイズ《スタンダード》69×94㎜
枚数60枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボスマット加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 3.0
硬さ 4.0
裂けにくさ 3.5
接着部分の処理 2.5
シャッフル感 4.0
特徴
  • まずまずの硬さ
  • マット仕様にしては側面が裂けにくい方
  • キャラスリをしっかり覆えるサイズ
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • 接着部分の処理が甘い
  • 裏面が白っぽく見える

KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアは、裏面にエンボス加工とマット加工が施されているオーバースリーブです。

エンボス加工の凹凸感は控えめで、ブロッコリー スリーブプロテクター エンボス&クリアに近いです。

凹凸が控えめ|KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー

マット加工については、凹凸でさらさら感はほぼ感じられないけど、光の反射は若干抑えてくれます。裏面は白っぽく見えますが、ブロッコリーのマット&クリアよりはマシです。

また、スリーブの硬さはブロッコリーのエンボス&クリアよりも硬くて、わりと耐久力があります。

一方で気になるのは、接着面の処理。

接着部分にスリーブの溶けた後が見える|KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー

スリーブ底面の接着部分に、スリーブの溶けた後がハッキリ見えます。接着処理があまり綺麗ではありませんが、細かい部分なので気にしなければ問題ありません。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー

キャラスリ(67×92㎜)に対して縦横ともに2㎜ずつ大きいので、ブロッコリー製スリーブのように縦方向がギリギリになることなく、キャラスリを完全に覆うことができます。安心の日本製なので、サイズのブレもほとんどありません。

シャッフル感についてはスリーブプロテクターM エンボス&クリアの方がいいですが、スリーブサイズ的にキャラスリをしっかりとカバーできるので、ブロッコリー製スリーブのギリギリサイズが嫌な方はこちらを選びましょう。

スタンダードサイズ用

5位:スリーブプロテクター マット

スリーブプロテクターM マット
発売元ブロッコリー
サイズ《Mサイズ》68.5×93㎜
《Sサイズ》65×91.5㎜
枚数80枚入り
加工表面:マット加工
裏面:マット加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 2.0
硬さ 4.0
裂けにくさ 2.0
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 4.5
特徴
  • 触り心地抜群
  • シャッフルしていて気持ちいい
  • 手汗でくっつきづらい
  • 光の反射が抑えられる
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • テキスト面まで白っぽくなる
  • 側面が裂けやすい
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ

ブロッコリー スリーブプロテクター マットは、表裏ともにマット仕様になっているスリーブです。

スリーブプロテクターM マットは両面マット仕様

テキスト面を触ってもさらさらな感触なので、プレイ中の触り心地が抜群です。手触りだけで高級感を感じられるスリーブです。

ただ、仕方ありませんが、テキスト面もやや白っぽくなってしまうのが微妙なところ。クリアタイプとテキスト面を比較してみました↓

クリアタイプとテキスト面を比較|スリーブプロテクターM マット

とはいえ、若干白っぽく曇るだけなので、テキストが読みづらくなることはありません。逆に、テキスト面も光の反射が抑えられるというメリットもあります。

横入れシャッフルについては、押し込む力が少しだけ必要ですが、シャララララ~と心地よく入り込んでいく感じでシャッフルしていて一番気持ちいいです。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)ブロッコリー スリーブプロテクターM マットを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|スリーブプロテクターM マット

このスリーブもキャラスリ(67×92㎜)の縦方向がギリギリ飛び出さないジャストサイズです。

一方で微妙なところは、側面の裂けやすさです。経験上、マットタイプは裂けやすいのですが、両面マットなせいか、オーバースリーブの中でも特に裂けやすい印象です。

シャッフルの心地よさは捨てがたいですが、トータルで考えると、個人的にはこのマットタイプよりもブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリアの方をおすすめします。

ただ、両面マットタイプになっているので、特に手汗が多い人には使いやすいオーバースリーブだと思います。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

6位:KING’s Outer Sleeve エンボスクリア

KING's Outer Sleeve エンボスクリア
発売元TOYGER
サイズ《Mサイズ》69×94㎜
《Sサイズ》65×92㎜
枚数80枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボス加工
製造中国

オーバースリーブとしての評価

透明度 3.5
硬さ 2.5
裂けにくさ 2.5
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 4.0
特徴
  • 凹凸が粗め
  • キャラスリをしっかり覆えるサイズ
  • 側面がやや裂けやすい
  • 裏面がやや濁って見える

KING’s Outer Sleeve エンボスクリアは、裏面がエンボス加工されたオーバースリーブです。

特徴は、エンボス加工の凹凸感が粗めなこと。

凹凸が粗め|KING's Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズ

他社製だとアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズに近くて、凹凸の粒が大きくて、手触りがザラザラです。

シャッフル感は、ブロッコリーのエンボス&クリアと比べると若干引っかかりがあるものの、気になるほどではなくシャッフルしやすい部類です。

一方で、凹凸感がハッキリしている分、イラストがやや濁って見えるのが微妙なところ。特に光に当たると、凹凸が目立ってイラストが見えづらくなります。(ブロッコリーのエンボス&クリアは光が当たっても見えやすい)

また、オーバースリーブ全体で比較すると、硬さが柔らかめで、側面もやや裂けやすいです。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)KING’s Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|KING's Outer Sleeve エンボスクリア Mサイズ

オーバースリーブでは大きめの69×94㎜なので、キャラスリをしっかり覆えるサイズです。ブロッコリーのエンボス&クリアだと縦方向がギリギリですが、これならスリーブがはみ出る心配をする必要がありません。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

7位:トレカスリーブ ディフェンダーハードマット

トレカスリーブ ディフェンダーハードマット
発売元Aclass(アクラス)
サイズ《レギュラーサイズ》69×93㎜
《ミニサイズ》66×92㎜
枚数60枚入り
加工表面:クリア
裏面:マット加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 2.5
硬さ 4.5
裂けにくさ 5.0
接着部分の処理 1.5
シャッフル感 3.0
特徴
  • さらさら感はナンバーワン
  • かなり硬いので、折れに強い
  • 側面が裂けにくい
  • 光の反射が抑えられる
  • 接着部分の処理が甘い
  • 裏面が白っぽくなる
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ

アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットは、片面マットタイプのオーバースリーブです。

片面マットタイプ|アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマット

このマットスリーブの良いところは圧倒的なさらさら感で、スリーブプロテクター マット&クリアよりもさらに滑らかな手触りです。

スリーブの硬さは、オーバースリーブの中でも特に硬い方で、折れに強いです。また、側面の裂けづらさの検証では、トップクラスの裂けにくさでした。

一方で微妙に感じたのは、接着面の処理の甘さ

接着部分がけばけばしていたり、スリーブの溶けた後がハッキリ見えたり、接着部分が浮き上がっていたり、スリーブの接着部分から糸のようなものが出ているスリーブもありました。接着部分が盛り上がっていることで、横入れシャッフル時に引っかかりを感じてしまいます。

実際に、キャラスリ(67×92㎜)アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマット

縦が93㎜なので、キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズです。

アクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットは、しっかりとした硬さ、裂けにくさ、滑らかなさらさら感など良いところがたくさんありますが、接着部分の処理の粗さだけがどうしても気になってしまいます。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

8位:ザラスリ

ザラスリL
発売元ドラゴンスター
サイズ《Lサイズ》69×93.5㎜
《Mプラス》65×92㎜
枚数100枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボスマット加工
製造不明

オーバースリーブとしての評価

透明度 3.0
硬さ 4.5
裂けにくさ 3.5
接着部分の処理 4.0
シャッフル感 4.0
特徴
  • 硬さがあって、折れに強い
  • マット仕様にしては側面が裂けにくい方
  • 裏面がやや白っぽく見える

ザラスリはトレカ専門店のドラゴンスターが販売しているスリーブで、裏面がエンボスマット(凹凸のあるつや消し加工)になっているのが特徴。

エンボス加工の凹凸はかなり浅くて、スリーブプロテクター エンボス&クリアよりも控え目です。ただ、シャッフルはスムーズにできます。

また、マット加工については、凹凸があることであまりさらさら感がありませんが、光の反射はそれなりに抑えられます。マットの白っぽさは、ブロッコリー スリーブプロテクターM マット&クリアよりもクリアに見えます。

また、ザラスリLはブロッコリーのスリーブよりも硬い(厚みがある)ので折れに強いのも良いところです。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)ザラスリLを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|ザラスリL

縦方向がブロッコリーのエンボス&クリアよりも0.5㎜大きいので、キャラスリの上部がスリーブ内に収まる大きさです。

昔はコスパの良さで使っていたことがありますが、ブロッコリーのエンボス&クリアを使うようになってからは使わなくなりました。個人的には、エンボス加工とマット加工が一緒になっていることで、どちらも中途半端な印象です。ただ、決して悪いスリーブではないので「少しでも安く抑えたい」という方にはおすすめです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

9位:カードプロテクター オーバーガードZ

カードプロテクター オーバーガードZ
発売元やのまん
サイズ《スタンダード》70×95㎜(実寸)
《ミニサイズ》66×93㎜(実寸)
枚数50枚入り
加工両面クリア
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 5.0
硬さ 5.0
裂けにくさ 5.0
接着部分の処理 4.0
シャッフル感 1.5
特徴
  • 圧倒的な硬さ
  • 側面が裂けにくい
  • 裏面クリアだから、イラストが綺麗に見える
  • キャラスリをしっかり覆えるサイズ
  • デッキが分厚くなって、シャッフルしづらくなる

キャラスリをガッチリ保護したいという方には、めちゃくちゃ硬いことで有名な『カードプロテクター オーバーガードZ』がおすすめです。

「この硬さじゃなきゃ安心できない」というファンも多く、硬さのレベルが段違いです!

圧倒的な硬さ|カードプロテクター オーバーガードZ

慣れないうちは、あまりの硬さに指を痛めてしまうこともあるほどです。(本当です)

表面・裏面ともにクリアなので、キャラスリのイラストが綺麗に見えます。

一方で、デッキがかなり分厚くなるので、シャッフルしづらくなるのが微妙なところです。

パッケージに表記されているスリーブサイズ(68×93㎜)は内寸ですが、外寸を測ってみると70㎜×95㎜でした。

やのまん カードプロテクター オーバーガードZ

また、遊戯王などのミニサイズに対応したカードプロテクター オーバーガードZ Jr.の外寸サイズは66×93㎜でした。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)カードプロテクター オーバーガードZに入れた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|カードプロテクター オーバーガードZ

写真のように、キャラスリの上部までしっかり覆えるサイズなので、キャラスリがはみ出るといったことはありません。

スリーブプロテクター オーバーガードZに入れた時は他のスリーブでは味わえない安心感があります。「スリーブ強度・カード保護を最優先に考えている方」や「コレクション用のスリーブを探している方」におすすめです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

10位:マットスリーブ キャラスリガード

マットスリーブ キャラスリガード
発売元FunDeal(ファンディール)
サイズ《レギュラーサイズ》69.5×93.5㎜
《ミニサイズ》91.5×64.5㎜
枚数《レギュラーサイズ》60枚
《ミニサイズ》50枚
加工表面:クリア
裏面:マット加工
製造不明

オーバースリーブとしての評価

透明度 3.0
硬さ 3.0
裂けにくさ 2.5
接着部分の処理 3.5
シャッフル感 3.5
特徴
  • 光の反射が抑えられる
  • さらさら感は控えめで、指でなでると滑り止まる
  • 裏面が白っぽくなる

ファンディール マットスリーブ キャラスリガードは、裏面がマット仕様のオーバースリーブです。

裏面がマット仕様|ファンディール マットスリーブ キャラスリガード

マットのさらさら感はかなり控え目で、ブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリアアクラス トレカスリーブ ディフェンダーハードマットのような滑らかさはなく、指でなでると滑り止まる感じです。一般的なマットスリーブと質感がかなり違います。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)にファンディール マットスリーブ キャラスリガードを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|ファンディール マットスリーブ キャラスリガード

縦方向がブロッコリーのエンボス&クリアよりも0.5㎜大きいので、キャラスリの上部がスリーブ内に収まる大きさです。

ファンディール マットスリーブ キャラスリガードはマットタイプの選択肢としてアリですが、マットタイプが好きな方はさらさらな手触りを求めている人が多いと思うので、そうであればブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリアをおすすめします。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

11位:アウタースリーブ エンボスクリア

アウタースリーブ エンボスクリア
発売元エポック社
サイズ《レギュラーサイズ》69×94㎜
《スモールサイズ》65×91.5㎜
枚数60枚入り
加工表面:クリア
裏面:エンボス加工
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 4.5
硬さ 2.5
裂けにくさ 1.5
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 3.5
特徴
  • 凹凸がきめ細かくて、裏面がクリアに見える
  • キャラスリをしっかり覆えるサイズ
  • 側面が裂けやすい
  • 柔らかめで、折れに弱い

エポック社のアウタースリーブ エンボスクリアは、裏面がエンボス加工されているオーバースリーブです。

特徴は凹凸感のきめ細かさで、KING’s Outer Sleeveやアクラス ザラザラマットスリーブ オーバーサイズよりも圧倒的に細かいです。

凹凸がきめ細かい|エポック アウタースリーブ エンボスクリア

エンボス加工が細かいことのメリットは、キャラスリのイラストがハッキリ見えることです。

エンボス感の比較|エポック アウタースリーブ エンボスクリア

エンボススリーブの中で比較すると、断トツでクリアです。

一方で、残念な点は、側面の裂けやすさです。側面に力を加えると、軽い力でもスーッと避けてしまい、今回紹介しているオーバースリーブの中では一番裂けやすかったです。

また、スリーブの硬さは、アウタースリーブの中では柔らかめなので、折れに弱い印象です。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)エポック アウタースリーブ エンボスクリアを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|エポック アウタースリーブ エンボスクリア

オーバースリーブでは大きめの69×94㎜サイズなので、キャラスリを完全に覆ってくれます。

まとめると、エポック アウタースリーブ エンボスクリアはエンボス感のきめ細かさでイラストがハッキリ見えるのが良い点ですが、どうしても側面の裂けやすさが気になってしまいます。ただ、エンボススリーブにしては価格が安いので、「裂けたらすぐに交換すればいい」と割り切れる方には良いかもしれません。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

12位:スリーブプロテクター クリア

スリーブプロテクターM クリア
発売元ブロッコリー
サイズ《Mサイズ》68×93㎜
《Sサイズ》64.5×91㎜
枚数80枚入り
加工両面クリア
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 5.0
硬さ 3.0
裂けにくさ 4.0
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 2.5
特徴
  • 裏面クリアだから、イラストが綺麗に見える
  • 側面が裂けにくい
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ

ブロッコリー スリーブプロテクター クリアは、両面クリアのオーバースリーブです。

裏面も透明度が高いので、キャラスリのイラストがクリアに見えるのが良いところです。

また、ブロッコリー製スリーブの中では、側面が裂けにくいのもGOODです。

ただ、スリム同様にスリーブ同士がくっつきやすいので、横入れシャッフルでひっかかりやすく、グッと押し込む力が必要です。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)ブロッコリー スリーブプロテクターM クリアを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|スリーブプロテクターM クリア

キャラスリに対して縦横ともに1㎜ずつ大きいだけなので、若干入れづらいです。縦方向については、ギリギリ飛び出さないサイズ感です。

「テキスト面もキャラスリ面も綺麗に見せたい」「コレクション用のカードを保護したい」という方向けのスリーブです。価格的には、エンボス&クリアやマット&クリアと比べると安めです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

13位:スリーブプロテクター スリム

スリーブプロテクターM スリム
発売元ブロッコリー
サイズ《Mサイズ》68×93㎜
《Sサイズ》64.5×91㎜
枚数80枚入り
加工両面クリア
製造日本

オーバースリーブとしての評価

透明度 5.0
硬さ 2.0
裂けにくさ 4.0
接着部分の処理 5.0
シャッフル感 2.5
特徴
  • デッキの厚みが抑えられる
  • 裏面クリアだから、イラストが綺麗に見える
  • 日本製でサイズのバラつきがほとんどない
  • キャラスリがギリギリ飛び出さないジャストサイズ
  • スリーブ同士がペタペタとくっつきやすい

ブロッコリーのスリーブプロテクター スリムは、ブロッコリー製スリーブ5種類の中で厚みが最も薄いのが特徴です。

クリアタイプと同じく、両面ともクリア面になっているので、キャラスリのイラスト面が綺麗に見えます。

横入れシャッフル時はスリーブ同士がぺたぺたくっついて、やりづらかったです。

実際に、スタンダードサイズ用のキャラスリ(67×92㎜)スリーブプロテクターM スリムを付けた写真がこちら↓

キャラスリを入れた画像|スリーブプロテクターM スリム

クリアタイプと同じく、キャラスリに対して縦横ともに1㎜ずつ大きいだけなので、ギリギリ入るぴったりサイズです。

スリムタイプはデッキの厚みを抑えられるのが一番のメリットなので、「手が小さくてシャッフル時に困る」という方向けのスリーブです。

スタンダードサイズ用

ミニサイズ(遊戯王サイズ)用

オーバースリーブの検証方法

オーバースリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・シャッフル感」を比較検証した方法を紹介します。

①透明度

各スリーブにカードを1枚ずつ入れて、イラストの鮮明さで判定しました。

イラストの鮮明さを比較

エンボス加工・マット加工が施されたスリーブは、エンボス面・マット面で比較しています。

②硬さ

親指と人差し指でスリーブをつまむようにして持ち、もう片方の手で膨らんだ部分をトントンと叩くことで、スリーブの硬さを比較しました。(こうするとスリーブの硬さが分かりやすいです。側面・カドの硬さではありません)

スリーブの膨らんだ部分を指でたたく

③裂けにくさ

下の画像のように、オーバースリーブの側面を引っ張って、裂けにくさをチェックしました。

ブロッコリースリーブの裂けにくさを検証

側面の裂けにくさは個体差もあるので、各オーバースリーブの両方の側面を3枚分引っ張って、1種類につき6回検証しています。

④接着部分の処理

スリーブの側面・底面が綺麗にカット・接着できているのかをチェックしました。

主なチェックポイントは、「カット部分がけばけば(ザラザラ)していたり、歪んだりしていないか」「溶けた後が見られないか(スリーブは熱で溶かして接着している)」です。

例として、接着部分の処理が綺麗なものと、綺麗でないものがこちら。

接着部分が綺麗

接着部分が綺麗ではない

接着部分にスリーブの溶けた後が見える|KMC キャラクタースリーブガード マット&クリアー

⑤シャッフル感

各スリーブをつけて、横入れシャッフル(ファローシャッフル)のしやすさを比較しました。

横入れシャッフルのしやすさ

横入れシャッフル時に、「引っかかりがないか」「引っかかりがあれば、どの程度押し込む力が必要か」をチェックしました。

最後に:多重スリーブ構成で迷っている方はこちら

以上が、オーバースリーブのおすすめランキングでした。

今回の記事が、オーバースリーブを初めて使う方やオーバースリーブの乗り換えで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

また、多重スリーブ構成で迷っている方は、下記の1重・2重・3重スリーブのおすすめ構成もチェックしてみてください。

▼ポケカの1重・2重・3重スリーブ構成

▼遊戯王の1重・2重・3重スリーブ構成

スタンダードサイズのおすすめ

ミニサイズ(遊戯王サイズ)のおすすめ

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