【全てわかる】ダイソースリーブ20種類を徹底レビュー
ダイソースリーブの種類や品質を知りたい!
という方に向けて、ダイソースリーブ20種類を徹底紹介します。
ダイソースリーブを実際に使ってみて、硬さ・サイズ感・シャッフル感・溶断部分の処理などを詳しくレビューしています。
また、記事の最後では『おすすめできるスリーブとできないスリーブ』をまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
▼セリアのスリーブを徹底紹介
ダイソースリーブの一覧表
まずは、ダイソースリーブの種類が分かる一覧表を作りました。
スリーブ名のリンクを押すと、そのスリーブのレビュー部分に飛べます。
ダイソースリーブの一覧表
画像 | スリーブ名 |
トレカスリーブM-1 60×87㎜ / 80枚 ソフト ぴったり 透明 | |
トレカスリーブMS-1 60×87㎜ / 75枚 ソフト ぴったり 透明 | |
トレカスリーブM-2 62×88㎜ / 100枚 ソフト ゆったり 透明 | |
トレカスリーブM-3 62×89㎜ / 70枚 ハード ゆったり 透明 | |
トレカスリーブM-4 62×89㎜ / 35枚 ハード ゆったり 背面黒 | |
トレカスリーブM-5 62×89㎜ / 50枚 ハード ゆったり 背面白 | |
トレカスリーブM-6 62×89㎜ / 30枚 ハード ゆったり 背面マット | |
ホログラムトレカスリーブ ミニサイズ用 60×87㎜ / 40枚 ソフト ぴったり 背面ホログラム | |
トレカスリーブR-7 65×91㎜ / 65枚 ハード ぴったり 透明 | |
トレカスリーブR-8 65×92㎜ / 20枚 極厚 ぴったり 透明 | |
トレカスリーブR-9 64×89㎜ / 80枚 ソフト ぴったり 透明 | |
トレカスリーブRS-9 64×89㎜ / 75枚 ソフト ぴったり 透明 | |
トレカスリーブR-10 66×92㎜ / 70枚 ハード ゆったり 透明 | |
トレカスリーブR-11 66×91㎜ / 100枚 ソフト ゆったり 透明 | |
トレカスリーブR-12 66×92㎜ / 40枚 ハード ゆったり 背面黒 | |
トレカスリーブR-13 66×92㎜ / 40枚 ハード ゆったり 背面白 | |
トレカスリーブR-14 66×92㎜ / 30枚 ハード ゆったり 背面マット | |
トレカスリーブR-15 70×95㎜ / 30枚 ハード 大きめ 背面マット | |
トレカスリーブR-16 70×95㎜ / 20枚 極厚 大きめ 透明 | |
ホログラムトレカスリーブ レギュラーサイズ用 60×87㎜ / 40枚 ソフト ぴったり 背面ホログラム |
色の違いを知りたい方はこちら
ダイソースリーブは色で種類が分かれています。
色の違いは以下の通り。
色 | タイプ |
黄緑色 | ミニサイズ用 ぴったり |
オレンジ | ミニサイズ用 ゆったり |
水色 | レギュラーサイズ用 ぴったり |
青色 | レギュラーサイズ用 ゆったり |
白色 | サイドインタイプ ぴったり |
スリーブ名(M/R/MS/RS)の違いを知りたい方はこちら
スリーブ名のアルファベットは、対応するカードサイズとサイドインタイプを表しています。
- M- …ミニサイズ用
- R- …レギュラーサイズ用
- MS- …ミニサイズ用のサイドインタイプ
- RS- …レギュラーサイズ用のサイドインタイプ
【ミニサイズ用】ダイソートレカスリーブ
ミニサイズ(59×86㎜)カードに合うダイソースリーブを紹介します。
ミニサイズのTCGを確認する
遊戯王 サイズ:59×86㎜ | 遊戯王ラッシュデュエル サイズ:59×86㎜ |
バトルスピリッツ サイズ:59×86㎜ | ヴァンガード サイズ:59×86㎜ |
スーパードラゴンボールヒーローズ サイズ:59×86㎜ | 仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ サイズ:59×86㎜ |
トレカスリーブ M-1
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 60㎜×87㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 80枚(100枚から変更) |
- 一般的なインナースリーブ
- 縦入れだから空気が抜けにくい
ダイソーのトレカスリーブM-1は、ミニサイズ(スモールサイズ)用のソフトタイプスリーブです。
スリーブの厚みが薄い(0.05㎜)ので、触った感じはペラペラです。
透明度は一般的なインナースリーブ(カードプロテクター インナーガードJr.)と差はありません。
画像の通り、透明度はかなりクリアです。
実際に、トレカスリーブM-1(60×87㎜)に遊戯王カード(59×86㎜)を入れた画像がこちら。
M-1
カードに対して縦横に1㎜ずつ大きいだけなので、遊戯王カードにジャストサイズです。
多重スリーブ時に使用するインナースリーブとしては、縦入れタイプのM-1よりも横入れタイプのMS-1の方が空気が抜けやすいのでおすすめです。
トレカスリーブM-1がダイソーにない場合は、カードプロテクター インナーガードJr.がおすすめです。
おすすめ
60×87㎜ 100枚
トレカスリーブ MS-1
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 60㎜×87㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 75枚 |
- 横入れだから空気が抜けやすい
- 多重スリーブのインナーにおすすめ
- 店舗での取り扱いが少ない
ダイソーのトレカスリーブMS-1は、M-1の横入れタイプverです。
下の画像のように、カードを側面から入れるようになっています。
タテ入れタイプと比べて挿入口が大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
また、多重スリーブ時の空気の抜けやすさは、タテ入れタイプと比べると、挿入口が大きい&アウターとインナーの挿入口が近いことで、空気が抜けやすいです。(分かりやすいように下の画像にまとめました↓)
多重スリーブでは空気の抜けやすさも大事なポイントなので、インナースリーブとしてはM-1よりもMS-1の方が断然おすすめです。
実際に、トレカスリーブMS-1に遊戯王カード(59㎜×86㎜)を入れた画像がこちら。
MS-1
M-1と同じサイズなので、遊戯王カードにぴったりです。
透明度は先ほど紹介したM-1と同じです。
現在、MS-1はダイソーの店舗での取り扱いが少ないです。MS-1が手に入らない場合は、同じ横入れタイプのデュエリストミニ ジャストサイドインがおすすめです。
おすすめ
60×87㎜ 100枚
トレカスリーブ M-2
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ゆったり 透明 |
スリーブサイズ | 62㎜×88㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
- カードの出し入れがしやすい
- 大量のカードの整理におすすめ
- 多重スリーブ時のインナーとしては不向き
ダイソーのトレカスリーブM-2も、ミニサイズ(スモールサイズ)用のソフトタイプスリーブです。
M-1との違いは、スリーブサイズがやや大きめな点。
M-2のスリーブサイズは62㎜×88㎜なので、M-1よりも縦1㎜・横2㎜大きいです。
実際に、トレカスリーブM-2に遊戯王カード(59㎜×86㎜)を入れた画像がこちら。
M-2
ゆったりめの大きさなので、カードの出し入れがしやすいのが良いところ。プレイに使用しない大量のカードをスリーブで保護しておきたい時に便利です。
M-2をインナースリーブとして使用する場合、ダイソーのミニサイズ用スリーブには対応するアウタースリーブがありません。
レギュラーサイズ用のスリーブ(R-7・R-12・R-13・R-14)には入りますが、やや大きめです。
二重(M-2+R-12)
写真のように、インナースリーブとアウタースリーブの間に隙間があります。スリーブ内で動きやすいので、M-2はインナースリーブとしては不向きです。
トレカスリーブ M-3
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 透明 |
スリーブサイズ | 62㎜×89㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 70枚 |
- 硬めのハードスリーブ
- 反りが強い
ダイソーのトレカスリーブM-3は、ミニサイズ用のハードタイプスリーブです。
スリーブサイズはM-2と同じ62×89㎜なので、ややゆったりめな大きさ。
実際に、トレカスリーブM-3(62㎜×89㎜)に遊戯王カード(59㎜×86㎜)を入れた画像がこちら。
M-3
遊戯王カードに対して縦横ともに3㎜ずつ大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
2重スリーブにする場合は、M-1かMS-1をインナースリーブとして使いましょう。(M-2は入らないので注意)
二重(M-1+M-3)
スリーブ強度はかなりコシがあってしっかりとした硬さがあります。エポック社のカードスリーブ ハード・スモールサイズと同程度の硬さです。
透明度は、ソフトタイプのM-1やM-2よりも低いです。
写真では透明度が分かりづらかったので、遊戯王カードの上にスリーブ3枚を重ねた状態でM-1と比較してみました。
M-1と透明度を比較
写真のように、ソフトタイプよりも厚みある分、透明度が低いです。
また、気になったのがスリーブがやや反りあがっている点。
ロット差もあると思いますが、自分が開封した2パックは反りが強かったです。
トレカスリーブ M-4
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面黒 |
スリーブサイズ | 62㎜×89㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 35枚(50枚から変更) |
- スタンダードな無地スリーブ
- 凹凸が細かくて、手触りさらさら
- 一般的な無地スリーブよりもやや柔らかめ
- 横入れシャッフル時に若干ひっかかる
ダイソーのトレカスリーブM-4はミニサイズ用の無地スリーブです。(サイズはM-3 と同じ)
エンボス加工の特徴は、凹凸が分からないくらい細かい点。
有名なハイパーマットミニやKATANAスリーブは凹凸が粗めで手触りがザラザラですが、M-4はさらさらしています。
硬さはハイパーマットミニやKATANAスリーブと比べると、薄くてペラペラした印象です。
実際に、トレカスリーブM-4(62×89㎜)に遊戯王カード(59㎜×86㎜)を入れた画像がこちら。
M-4
遊戯王カードに対して縦横ともに3㎜ずつ大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
2重スリーブにする場合は、1重目にM-1かMS-1を使いましょう。
二重(M-1+M-4)
実際に使ってみた感想としては、定番のハイパーマットミニの方が硬さがある&横入れシャッフルがスムーズでした。使用感的にはM-4よりもハイパーマットミニがおすすめです。
おすすめ
62×89㎜ 60枚
トレカスリーブ M-5
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面白 |
スリーブサイズ | 62㎜×89㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 35枚 |
- スタンダードな無地スリーブ
- 凹凸が細かくて、手触りさらさら
- 一般的な無地スリーブよりもやや柔らかめ
- 横入れシャッフル時に若干ひっかかる
- 溶断部分が粗い
トレカスリーブM-5は、M-4の白バージョンです。
スリーブサイズやエンボス加工、硬さ、シャッフル感などはM-4と同じです。
M-5を使って気になったのは、溶断部分の跡が粗い点。
これまで様々な無地スリーブを使ってきましたが、ここまで溶断の跡が目立つ無地スリーブを見たことがありません。正直、品質的にあまりおすすめできません。
トレカスリーブ M-6
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面マット |
スリーブサイズ | 62㎜×89㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 30枚 |
- 光の反射が抑えられる
- 背面がやや白っぽくなる
- マットらしいさらさら感がない
ダイソートレカスリーブM-6は、表面がクリア・裏面がマット仕様になっているスリーブです。
マットスリーブのメリットは、光の反射が抑えられるところ。
マットタイプのM-6とクリアタイプのM-3 を同じ角度・同じ位置で撮影した画像がこちら。
クリアタイプだと光が反射しますが、マットタイプだと光の反射を抑えて、トレカの背面が見えやすいです。
一方で、マット加工された面は、全体的にやや白っぽくなります。
また、一般的なマットスリーブは手触りがさらさらしていますが、M-6はあまりさらさらしていません。クリア面の手触りとそれほど差がなく、さらさらというよりもつるつるした感触です。
ホログラムトレカスリーブ ミニサイズ対応
対応サイズ | ミニ(スモール)サイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 背面ホログラム |
スリーブサイズ | 60㎜×87㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 30枚(40枚から変更) |
- フォイル加工されたようにキラキラ輝く
- ドット柄とスター柄がある
- 反りあがっているスリーブがある
ダイソーのホログラムトレカスリーブミニサイズ対応は、59㎜×86㎜用のソフトスリーブです。
このスリーブの特徴は、光が当たるとキラキラ光るところ。
柄は、ドット柄とスター柄の2種類があります。
ホログラムトレカスリーブを付けると、カードがフォイル加工(キラカードの加工)されたように見えます。
お気に入りのカードを豪華仕様に変えたい方におすすめです。
スリーブサイズは60×87㎜なので、ミニサイズカード(59×86㎜)にジャストサイズです。
1点気になったのは、ホログラム加工のせいか、スリーブの端が反りあがっているものがあること。
柔らかいソフトスリーブなので、カードを入れてしまえば大した問題ではありませんが、反っていないに越したことはありません。ダイソーの店舗で購入する場合は、スリーブの状態を確認してから購入しましょう。
ダイソー以外のミニサイズ用スリーブのおすすめは『スモールサイズ(ミニサイズ)スリーブを徹底解説』の記事で詳しく紹介しています。
【レギュラーサイズ用】ダイソートレカスリーブ
レギュラーサイズ(88×63㎜)に合うダイソースリーブを紹介します。
レギュラーサイズのTCGを確認する
ポケモンカードゲーム サイズ:63×88㎜ | デュエルマスターズ サイズ:63×88㎜ |
マジック:ザ・ギャザリング サイズ:63×88㎜ | ヴァイスシュヴァルツ サイズ:63×88㎜ |
ONE PIECEカードゲーム サイズ:63×88㎜ | ユニオンアリーナ サイズ:63×88㎜ |
デジモンカードゲーム サイズ:63×88㎜ | Reバース for you サイズ:63×88㎜ |
ビルディバイド サイズ:63×88㎜ | OSICA(オシカ) サイズ:63×88㎜ |
ヴァイスシュヴァルツブラウ サイズ:63×88㎜ | WIXOSS(ウィクロス) サイズ:63×88㎜ |
Z/X(ゼクス) サイズ:63×88㎜ | Shadowverse EVOLVE サイズ:63×88㎜ |
ドラゴンボールフュージョンワールド サイズ:63×88㎜ |
トレカスリーブ R-7
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 65㎜×91㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 65枚(70枚から変更) |
- 一般的なハードスリーブ
- 2重目のスリーブとしては使いづらい
ダイソーのトレカスリーブR-7は、レギュラーサイズ(スタンダードサイズ)用のハードスリーブです。
硬さについては、ホビーベース TCGサイズ・ハードよりも若干硬く、エポック カードスリーブ レギュラーサイズ・ハードよりもやや柔らかいです。
横入れシャッフルについては、エンボス加工されていないので微妙かな…と思っていましたが、やってみると意外とスムーズにできました。
スリーブとスリーブの間にススス~と滑らかに入っていきます。
スリーブサイズは65×91㎜です。
実際に、トレカスリーブR-7(65×91㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-7
ポケカよりも横2㎜・縦3㎜大きいので、ややゆったりめのサイズ感です。
2重スリーブにする場合は、インナースリーブとして「R-9」か「RS-9」が使えます。
二重(R-9+R-7)
ただ、1重目と2重目の横幅の差が1㎜しかないので、写真のように超ギリギリサイズです。スリーブサイズにブレがあった時に入らなくなるので、あまりおすすめの組み合わせではありません。
まとめると、R-7は1重スリーブでデッキを保護したい人向けのスリーブです。
おすすめ
66×91.5㎜ 50枚
トレカスリーブ R-8
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | 極厚 ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 65㎜×92㎜ |
厚み | 0.14㎜ |
枚数 | 20枚 |
- 硬さがトップクラス
- 手が小さい人にはシャッフルしづらい
- 2重目のスリーブとしては使いづらい
- 溶断部分のバリがひどい
- スリーブ枚数が少ない
ダイソーのトレカスリーブR-8は、極厚タイプのハードスリーブです。
先ほど紹介したR-7よりも、スリーブの厚みが40%増しになっています。
ダイソースリーブの中ではトップクラスの硬さです。
ただ、圧倒的な硬さで有名なカードプロテクターオーバーガードZほどの硬さはありません。
極厚タイプはハードタイプと比べると、デッキがかなり分厚くなります。
トレカ40枚に極厚タイプとハードタイプをつけて、厚みを比べたのがこちら。
写真の通り、極厚タイプはかなり厚みが増しているのが分かります。60枚デッキのポケカならこの差はさらに大きくなります。手が小さい人はシャッフルしづらくなるので注意しましょう。
また、R-8はスリーブの厚みが増す分、透明度が低いです。
写真にすると分かりづらかったので、ポケカの上にスリーブ3枚を重ねた状態で比較してみました。
ハードタイプのR-7と比較
極厚タイプのR-8はマットスリーブのようにやや白っぽくなります。
横入れシャッフルについては、引っかかることが多く、最後にぎゅっぎゅっと押し込む必要があります。
正直、あまりスムーズにシャッフルできませんでした。
実際に、トレカスリーブR-8(65×92㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-8
ポケカよりも横2㎜・縦4㎜大きいので、特に縦方向に余裕があります。
2重スリーブにする場合は、インナースリーブとして「R-9」か「RS-9」が使えます。
二重(R-9+R-8)
先ほど紹介したR-7と同様に、1重目と2重目の横幅の差が1㎜しかないので、写真のように超ギリギリサイズです。スリーブサイズにブレがあった時に入らなくなるので、こちらもあまりおすすめできません。
また、R-8を使ってみて特に気になったのは、溶断部分のバリがひどいこと。
指でなぞるとでこぼこしているのが分かります。ロットによって品質が異なると思いますが、分厚いことで溶けた跡が残りやすいのかもしれません。
トレカスリーブ R-9
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 64㎜×89㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 80枚(100枚から変更) |
- スタンダードなインナースリーブ
- 縦入れだから空気が抜けにくい
ダイソーのトレカスリーブR-9は、レギュラーサイズ用のソフトスリーブです。
スリーブサイズは64×89㎜なので、インナースリーブとして最適な大きさです。
スリーブの厚みが薄い(0.05㎜)ので、触った感じはペラペラです。
透明度は、定番インナースリーブの『KMC カードバリアー100 パーフェクトサイズ』と同程度です。
実際に、トレカスリーブR-9(64×89㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-9
カードに対して縦横に1㎜ずつ大きいだけなので、ポケカにジャストサイズです。
R-9がダイソーの店舗にない場合は、KMC カードバリアー100 パーフェクトサイズがおすすめです。
おすすめ
64×89㎜ 100枚
トレカスリーブ RS-9
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 透明 |
スリーブサイズ | 64㎜×89㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 75枚 |
- 横入れだから空気が抜けやすい
- 多重スリーブのインナーにおすすめ
- 店舗での取り扱いが少ない
ダイソーのトレカスリーブRS-9は、M-9の横入れタイプverです。
タテ入れタイプと比べて挿入口が大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
また、多重スリーブ時の空気の抜けやすさは、タテ入れタイプと比べると、挿入口が大きい&アウターとインナーの挿入口が近いことで、空気が抜けやすいです。
多重スリーブでは空気の抜けやすさも大事なポイントなので、インナースリーブとしてはR-9よりもRS-9の方が断然おすすめです。
実際に、トレカスリーブRS-9(64×89㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
RS-9
R-9と同じサイズなので、ポケカにジャストサイズです。
透明度は先ほど紹介したR-9と同じです。
現在、RS-9はダイソーの店舗での取り扱いが少ないです。RS-9が手に入らない場合は、同じ横入れタイプのトレカスリーブ ジャストサイドインがおすすめです。
おすすめ
64×89㎜ 100枚
トレカスリーブ R-10
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 透明 |
スリーブサイズ | 66㎜×92㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 70枚 |
- 一般的なハードスリーブ
- 2重目スリーブとしてもおすすめ
ダイソートレカスリーブR-10は、レギュラーサイズ用のハードスリーブです。
同じハードスリーブのR-7 (65×91㎜)との違いは、サイズが縦横に1㎜大きいだけです。
実際に、トレカスリーブR-10(66×92㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-10
ポケカに対して横3㎜・縦4㎜大きいので、カードの出し入れがしやすい大きさです。
2重スリーブにする場合は、インナースリーブとして「R-9」か「RS-9」が使えます。
二重(R-9+R-10)
写真のように、キツすぎず、大きすぎないちょうどいいサイズ感です。
R-9 +R-7 の組み合わせはギリギリすぎるので、透明スリーブで2重構成にしたい方はこちらの方がおすすめです。
トレカスリーブ R-11
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ゆったり 透明 |
スリーブサイズ | 66㎜×91㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 100枚 |
- カードの出し入れがしやすい
- 大量のカードをスリーブに入れたい時に使える
- 多重スリーブ時のインナーとしては不向き
R-11は、ゆったりめのソフトスリーブです。
同じソフトスリーブのR-9よりも縦横ともに2㎜ずつ大きいです。
実際に、トレカスリーブR-11(66×91㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-11
ポケカに対して縦横に3㎜ずつ大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
TCGをボックス買いして大量のカードをスリーブに入れたい時などにおすすめです。(サイズ的にインナースリーブとしては不向きです)
トレカスリーブ R-12
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面黒 |
スリーブサイズ | 66㎜×92㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 40枚(50枚から変更) |
- スタンダードな無地スリーブ
- 凹凸が細かくて、手触りさらさら
- 一般的な無地スリーブよりもやや柔らかめ
- 横入れシャッフル時に若干ひっかかる
ダイソーのトレカスリーブR-12は、レギュラーサイズ用の無地スリーブです。
裏面はエンボス加工(凹凸加工)されていますが、凹凸が分からないくらい細かいです。
一般的な無地スリーブと凹凸感を比べたのこちら。
有名なハイパーマットスリーブやKATANAスリーブは凹凸が粗めで手触りがザラザラですが、R-12はさらさらしています。
硬さはハイパーマットスリーブやKATANAスリーブと比べると、やや柔らかい印象です。
横入れシャッフルについては、若干ひっかかりを感じます。
最後に少し押し込む必要があります。個人的にはハイパーマットスリーブの方がシャッフルしやすいです。
実際に、トレカスリーブR-12(66×92㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-12
ポケカに対して縦横ともに3㎜ずつ大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
2重スリーブにする場合は、インナースリーブに「R-9」か「RS-9」を使いましょう。
二重(R-9+R-12)
実際に使ってみた感想としては、定番のハイパーマットスリーブの方が硬さがある&横入れシャッフルがスムーズでした。個人的にはR-12よりもハイパーマットスリーブをおすすめします。
おすすめ
66×91㎜ 80枚
トレカスリーブ R-13
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面白 |
スリーブサイズ | 66㎜×92㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 40枚(50枚から変更) |
- スタンダードな無地スリーブ
- 凹凸が細かくて、手触りさらさら
- 一般的な無地スリーブよりもやや柔らかめ
- 横入れシャッフル時に若干ひっかかる
- 溶断部分の処理が粗い
ダイソートレカスリーブR-13は、R-12の白バージョンです。
エンボス加工の程度や硬さ、シャッフル感はR-12 と同じです。
ただ、気になったのは溶断部分が粗いところ。
画像のように所々ギザギザした箇所がありました。
黒のR-12と白のR-13をそれぞれ2袋ずつチェックしましたが、白の方が明らかにギザギザが多かったです。(ロット差かもですが…)
トレカスリーブ R-14
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード ゆったり 背面マット |
スリーブサイズ | 66㎜×92㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 30枚 |
- 光の反射が抑えられる
- 背面がやや白っぽくなる
- マットらしいさらさら感がない
ダイソートレカスリーブR-14は、裏面がマット仕様のハードスリーブです。
マットスリーブのメリットは、光の反射が抑えられるところ。
マットタイプのR-14とクリアタイプのR-10 を同じ角度・同じ位置で撮影した画像がこちら。
クリアタイプだと光が反射しますが、マットタイプだと光の反射を抑えて、トレカの背面が見えやすいです。
一方で、マットタイプのデメリットは、スモークがかかったように白っぽくなる点です。
また、一般的なマットスリーブは手触りがさらさらしていますが、R-14はあまりさらさらしていません。クリア面の手触りとそれほど差がなく、さらさらというよりもつるつるした感触です。
実際に、トレカスリーブR-14(66×92㎜)にポケカ(63㎜×88㎜)を入れた画像がこちら。
R-14
ポケカに対して縦4㎜・横3㎜大きいので、カードの出し入れがしやすいです。
2重スリーブ構成にする場合は、インナースリーブとして「R-9」か「RS-9」を使うのがおすすめです。
二重(R-9+R-14)
トレカスリーブ R-15
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ハード 大きめ 背面マット |
スリーブサイズ | 70㎜×95㎜ |
厚み | 0.1㎜ |
枚数 | 30枚 |
- キャラスリを保護できるオーバースリーブ
- 光の反射が抑えられる
- 3重スリーブ構成もできる
- 背面がやや白っぽくなる
- マットらしいさらさら感がない
ダイソートレカスリーブR-15は、キャラスリなどを保護できるオーバースリーブです。
裏面がマット仕様になっていて、マットの品質はR-14と同じです。
スリーブサイズは、大きめの70㎜×95㎜です。
まずは、ポケカ単体をR-15に入れた画像がこちら。
R-15
ポケカに対して縦横に7㎜大きいので、かなり隙間があります。スリーブ内でカードが動いてしまうので、1重スリーブで使うのには不向きです。
次に、キャラスリ(66×92㎜)をR-15に入れた画像がこちら。
二重(キャラスリ+R-15)
上の画像のように、キャラスリを上までしっかりと保護できる大きさです。
また、R-15の大きさなら、R-9とR-10を組み合わせて3重スリーブ構成にすることもできます。
三重(R-9+R-10+R-15)
R-15を使用した感想としては、同じ裏面マットタイプなら、ブロッコリー スリーブプロテクターM マット&クリアの方が断然おすすめです。さらさらした触り心地やスムーズなシャッフル感など、使用感が全然違います。価格は高くなりますが、プレイ用ならしっかりとした品質のオーバースリーブを使いましょう。
おすすめ
68.5×93㎜ 80枚
エンボスタイプはこちら
68.5×93㎜ 80枚
トレカスリーブ R-16
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | 極厚 大きめ 透明 |
スリーブサイズ | 70㎜×95㎜ |
厚み | 0.14㎜ |
枚数 | 20枚 |
- 硬さがトップクラス
- キャラスリを保護できるオーバースリーブサイズ
- 光の反射が抑えられる
- 3重スリーブ構成もできる
- 手が小さい人にはシャッフルしづらい
- 背面がやや白っぽくなる
- マットらしいさらさら感がない
- 溶断部分のバリがひどい
- スリーブ枚数が少ない
ダイソートレカスリーブR-16は、R-15の極厚タイプです。R-15の厚みよりも40%分厚くなっています。
極厚タイプはハードタイプと比べると、デッキがかなり分厚くなります。
トレカ40枚でハードタイプと厚みを比較
写真の通り、極厚タイプのデッキはかなり分厚くなります。60枚デッキのポケカならこの差はさらに大きくなります。手が小さい人はシャッフルしづらくなるので注意しましょう
硬さや透明度の低さについては、極厚タイプのR-8と同じです。
また、マット面についてはR-14と同等の品質です。
実際に、ポケカをR-16に入れた画像がこちら。
R-16
カードに対して縦横に7㎜大きいので、かなり隙間があります。このスリーブも単体で使うと中でカードが動きやすいので、1重スリーブとして使うのはおすすめしません。
R-15と同じように、キャラスリを保護したり、3重スリーブ構成(R-9+R-10+R-16)にすることもできます。詳しくはR-15のパートをご覧ください。
ひとつ気になるのは、やはりスリーブ底面の溶断部分。
バリがひどくて、指でなぞるとでこぼこしているのが分かります。
1袋20枚入りなので、ダイソースリーブの中では1枚当たりの価格が高いですが、それでも市販されているオーバースリーブの中では圧倒的に安いです。ただ、やはり他のオーバースリーブと比べると、マット面の品質や溶断部分の粗さが気になってしまいます。
硬いスリーブがカードをガッチリ保護したい方は、同サイズのカードプロテクターオーバーガードZがおすすめです。R-16よりもさらにもう一段硬いです。
おすすめ
70×95㎜ 50枚
ホログラムトレカスリーブ レギュラーサイズ対応
対応サイズ | レギュラーサイズ用 |
---|---|
タイプ | ソフト ぴったり 背面ホログラム |
スリーブサイズ | 64㎜×88㎜ |
厚み | 0.05㎜ |
枚数 | 30枚(40枚から変更) |
- フォイル加工されたようにキラキラ輝く
- ドット柄とスター柄がある
- 反りあがっているスリーブがある
ダイソーのホログラムトレカスリーブレギュラーサイズ対応は、63㎜×88㎜用のソフトスリーブです。
このスリーブの特徴は、光が当たるとキラキラ光るところ。
柄は、ドット柄とスター柄の2種類があります。
ホログラムトレカスリーブにカードを入れると、カードがフォイル加工(キラキラ加工)されたように見えるのが良いところです。
フォイル加工されていないカードでも、スリーブを付けるだけでフォイル加工されているように見えます。
スリーブサイズは64×88㎜なので、スタンダードサイズのカード(63×88㎜)にジャストサイズです。
1点気になったのは、ホログラム加工のせいか、スリーブの端が反りあがっているものがあること。
柔らかいソフトスリーブなので、カードを入れてしまえば大した問題ではありませんが、反っていないに越したことはありません。ダイソーの店舗で購入する場合は、スリーブの状態を確認してから購入しましょう。
ダイソー以外のレギュラーサイズ用スリーブのおすすめは『スタンダードサイズ(レギュラーサイズ)スリーブを徹底解説』の記事で詳しく紹介しています。
おすすめスリーブとおすすめできないスリーブ
ダイソースリーブを実際に使ってみて、おすすめできるスリーブとおすすめできないスリーブをまとめました。
カード整理用のおすすめ
プレイに使用しないカードの保護なら、以下のスリーブがおすすめです。
ミニサイズ用 | レギュラーサイズ用 |
M-2 | R-11 |
62×88㎜ / 100枚 | 66×91㎜ / 100枚 |
トレカをボックス買いして、大量のカードをスリーブに入れて保管する時なら、上記スリーブを使いましょう。
スリーブが柔らかい&横幅がカードよりも3㎜大きいので、カードを入れやすいです。たくさんのカードを入れるときはぴったりサイズやハードタイプだと時間がかかります。
インナースリーブのおすすめ
2重・3重スリーブにする時のインナースリーブなら、以下のスリーブがおすすめです。
MS-1とRS-9は横入れタイプなので、スリーブの口が大きく、位置的にも多重スリーブ時に空気が抜けやすいです。
品質的には無地スリーブやオーバースリーブほど悪くないので、ダイソーでインナースリーブを調達するなら上記2つがおすすめです。
ただ、MS-1とRS-9は店舗においていないことが多いです。手に入らない場合は、下記のスリーブがおすすめです。
\ミニサイズのおすすめ/
\レギュラーサイズのおすすめ/
おすすめできないスリーブ
無地スリーブとオーバースリーブは、品質的におすすめできません。
記事中で何度も触れていますが、品質面で気になるのは、溶断部分の粗さと反りが強い点です。
溶断部分がギザギザ
反りが強い
また、糸を引いているような状態のものもありましたし、サイズのブレも大きく感じました。特に極厚タイプとマットタイプについては品質が良くなかったです。
もちろん全てのスリーブがこのような状態ではありませんが、自分が購入した中では明らかにあたりとはずれがありました。
そのため、ダイソーの無地スリーブやオーバースリーブをプレイ用に使うのはおすすめしません。無地スリーブならKMC製・アルティメットガード製・ウルトラプロ製、オーバースリーブならブロッコリー製など品質のいいスリーブを使いましょう。
無地スリーブ・オーバースリーブのおすすめは下記の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
最後に:ダイソー以外のおすすめスリーブはこちら
以上が、ダイソースリーブ全種類の徹底紹介でした。
ダイソーのスリーブは安くてコスパが良いですが、安い分それなりの品質です。
大量のカードの保護に使う分には良いですが、プレイ用に使うのはおすすめしません。特に、無地スリやオーバースリーブはちゃんとした品質のものを使用しましょう。
ダイソー以外のスリーブのおすすめを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
▼セリアのスリーブを徹底紹介
▼スタンダードサイズ(レギュラーサイズ)用のおすすめ
▼スモールサイズ(ミニサイズ)用のおすすめ