ポケカ公式スリーブ『デッキシールド』のサイズ・使い方・種類を徹底解説
デッキシールドって何?
ポケカにデッキシールドは必要?
という方に向けて、今回はポケカ公式スリーブのデッキシールドについて徹底解説します。
デッキシールドのサイズや必要性、使い方&注意点、デッキシールドシリーズ5種類の違いについても詳しく紹介しています。デッキシールドをつけるか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
また、ポケカのスリーブ選びで迷っている方は『ポケカにおすすめの1重・2重・3重スリーブ構成』の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
10月18日発売
デッキシールドとは
デッキシールドとは、トレーディングカードを傷や汚れから守り、カードをキレイな状態に保つための保護袋のことです。
一般的にはスリーブと言いますが、ポケモンカードゲーム公式から販売されているスリーブはデッキシールドという名称になっています。つまり、デッキシールドとスリーブに違いはなく、同じものと捉えてOKです。
デッキシールドの新作は毎月のように発売しています。特にかっこいいデザイン・かわいいデザインは別記事にまとめているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
ポケカにデッキシールドは必要か?
結論から言うと、ポケカにはデッキシールドをつけるべきです。
デッキシールドの役割はカードを傷や汚れから守ることですが、そのメリットは「カードの価値を落とさない」「不正の原因を作らない」の2つです。
もしカードに少しでも傷が入ってしまうと、カードの価値が大きく落ちてしまいます。買取ショップでは傷がとても小さかったとしても、それだけで買取価格が半額以下になってしまうこともあります…。使わないカードを売ることで、新弾のパックを買ったり、必要なデッキパーツを買いそろえることもできるので、カードの価値を損なわないためにもしっかりと保護することが大事です。
また、カードに傷がつくとそれが目印となり、不正の原因になってしまうことがあります。TCG界隈では、傷や汚れでカード内容が識別できるようになったカードを「マークド」と言い、不正カードとみなされます。TCGの大会では、マークドと判断されると故意でなくても出場停止処分になってしまうこともあります。
大会ではなく友達との対戦だとしても、相手からすると「傷が目印になってるんじゃないか…」と勘繰ってしまい、気持ちのいい対戦ができなくなるかもしれません。
この2つの理由から、僕はポケカには必ずスリーブを付けて保護するようにしています。
デッキシールドのサイズ
デッキシールドのサイズは、横66㎜×縦92㎜です。
デッキシールドのサイズ
一般的なキャラクタースリーブのサイズが67㎜×92㎜なので、それとほぼ同じくらいの大きさです。
実際に、デッキシールドにポケカを入れた写真がこちら。
ポケカ+デッキシールド
ポケモンカードのサイズ(63㎜×88㎜)に対して横3㎜・縦4㎜大きいので、カードを出し入れしやすいです。
デッキシールドの2重スリーブ検証
ポケカデッキシールド(公式スリーブ)にインナースリーブやオーバースリーブを付けて2重スリーブ構成にできるのか検証してみました。
インナースリーブを付ける
ポケモンカードにインナースリーブ(64㎜×89㎜)を付けた状態で、デッキシールドに入れてみました。
インナー+デッキシールド
ポケカのサイズ | 63㎜×88㎜ |
インナースリーブのサイズ | 64㎜×89㎜ |
デッキシールドのサイズ | 66㎜×92㎜ |
写真の拡大部分を見ると分かる通り、インナースリーブにちょうどぴったりのサイズ感です。
オーバースリーブを付ける
次に、ポケカデッキシールドの上からオーバースリーブ(68.5㎜×93㎜)をつけてみました。
デッキシールド+オーバー
ポケカのサイズ | 63㎜×88㎜ |
デッキシールドのサイズ | 66㎜×92㎜ |
オーバースリーブのサイズ | 68.5㎜×93㎜ |
写真の通り、オーバースリーブも問題なく装着できます。
おすすめの2重スリーブ構成はこちら
ポケモンカードゲームにおすすめの2重スリーブ構成はこちらです。
一重目 | ・デッキシールド (66×92㎜) | |
二重目 | スリーブプロテクター M エンボス&クリア(68.5×93㎜) |
詳しくは『ポケカにおすすめの1重・2重・3重スリーブ構成』の記事で解説しているので、どのスリーブを使うか迷っている方は参考にしてみてください。
デッキシールドの使い方&注意点
ポケカデッキシールド(公式スリーブ)の使い方&注意点をまとめました。
①デッキごとにデッキシールドを分ける
複数のデッキを持っていると、ふとしたことでデッキが混ざってしまうことがあります。
ただ各デッキに異なるデザインのデッキシールドを使っていれば、裏面のイラストですぐに見分けがつきます。
お気に入りのデッキシールドがあると、複数購入して全てのデッキにつけたくなる気持ちも分かりますが、デッキが混ざってしまったときに気付けなくなるので、必ずデッキごとに異なるスリーブを使うようにしましょう。
②オーバースリーブで傷や汚れから守る
オーバースリーブをつけることで、デッキシールドに傷や汚れが付くことを防ぐことができます。
デッキシールドを保護する理由は、デッキシールドにキズが付いたり裂けてしまった場合、買い替えようと思っても販売終了していて同じものが手に入らないことがあるからです。発売から一定期間経つと「SOLD OUT」になり、再販されることもほぼありません。
そのため、特に気に入っているものや入手が難しいものには必ずオーバースリーブを付けて保護するようにしましょう。
③多重スリーブ時は上下逆につける
デッキシールドを多重スリーブにするときは上下から交互に入れるようにします。
下の画像のように、1重目を下から入れたら、2重目は上から入れます。
スリーブの入れる向きを交互にすることで、ゴミや埃が内側のスリーブ内に侵入するのを防ぎ、カードを清潔に保つことができます。また、カードが外に飛び出すことも防いでくれます。
④3重スリーブはデッキが厚くなりすぎるので注意
ポケモンカードゲームはデッキ枚数が60枚と多いので、3重スリーブにするとデッキが物凄い厚みになります。
インナー+デッキシールド+オーバー
実際にやってみると分かりますが、デッキが手に収まらず、シャッフルがめちゃくちゃやりづらいです…。
2重スリーブもそれなりに嵩張りますが、手が小さい人でなければ問題なくシャッフルできます。
シャッフルのしやすさを重視するなら1重スリーブ、ポケカをしっかり保護したいなら2重スリーブがおすすめです。
ポケカ公式スリーブ5種類の違い
ポケカ公式から販売されているデッキシールドには、以下の5種類があります。
- デッキシールド
- デッキシールドプロ
- デッキシールドプレミアムグロス
- デッキシールドプレミアムマット
- 海外限定デッキシールド
ここからは、各デッキシールドの特徴・違いについて解説します。
①デッキシールド
デッキシールドは、最もスタンダードな公式スリーブです。
イラスト面・クリア面ともに無加工なので、手触りはツルツルです。正直ファローシャッフル(横入れシャッフル)がやりづらいので、エンボス加工やマット加工が施されたオーバースリーブを付けて使うのがおすすめです。
毎月のように新作が登場しているので、デザインの種類が最も多いです。
\通常のデッキシールドを探す/
②デッキシールドプロ
デッキシールドプロは、2021年4月から発売されているデッキシールドの新シリーズです。
デッキシールドプロの違いは、イラスト面がマット加工になっている点。手触りがすべすべしていて、ファローシャッフル時にスリーブが自然と滑り込んでいく感じでとてもスムーズです。そのため、特にデッキシールドを1重スリーブで使いたい方におすすめです。
硬さは通常のデッキシールドよりもやや柔らかいですが、大きなデメリットでもなく、デッキの厚み・裂けにくさ・透けにくさも問題ありません。イラストは白黒が基調になっていて、お洒落です!
\デッキシールドプロを探す/
③デッキシールド プレミアム・グロス
デッキシールドプレミアムグロスの違いは、グロス加工によりイラスト面に光沢感があること。
通常のデッキシールドよりも、見た目が綺麗で高級感があります。
\プレミアム・グロスを探す/
④デッキシールド プレミアム・マット
デッキシールドプレミアムマットは、イラスト面がマット加工になっているのが特徴です。質感は、デッキシールドプロとほぼ同じで、ファローシャッフルがスムーズにできます。
デッキシールドプロとプレミアムマットの違いは、プレミアムマットの方が側面がやや裂けやすい印象です。
※プレミアムマットは2021年11月以降発売していません。マットタイプはプロとプレミアムマットの2種類があるので、今後はプロのみになり、プレミアムマットは販売されないのかもしれません。
\プレミアム・マットを探す/
⑤海外限定デッキシールド
海外のポケモンセンター限定のデッキシールドもあります。
海外限定デッキシールドのサイズを測ると66㎜×91.5㎜でした。(パッケージ表記は67×92㎜)
日本の公式デッキシールドよりも0.5~1㎜ほど大きいですが、インナースリーブを入れたり、アウタースリーブを付けるのに問題はありません。
また、両面マット加工になっているのも特徴です。感触としては、デッキシールドプロのすべすべ感に近いです。
\海外限定スリーブを探す/
最後に:お気に入りのポケカ公式スリーブを探そう!
以上が、ポケカ公式スリーブであるデッキシールドの徹底解説でした。
最後に、1重スリーブか2重スリーブで迷っている方もいると思うので、各スリーブ構成がどんな方におすすめなのかをまとめました。
手が小さい方やシャッフルのしやすさを重視する方は、シャッフルがスムーズにできるデッキシールドプロを単体で使う1重スリーブ構成がおすすめです。(通常のデッキシールドだと無加工なのでシャッフルしづらい)
一方で、ゴミや埃の侵入を防ぎたい方、デッキシールドもしっかり守りたい方は、デッキシールドをオーバースリーブで保護する2重スリーブ構成がおすすめです。その場合、オーバースリーブはエンボス加工やマット加工のあるシャッフルしやすいスリーブを選びましょう。
おすすめのスリーブについては『ポケカにおすすめの1重・2重・3重スリーブ構成』の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
\通常のデッキシールドを探す/
\デッキシールドプロを探す/
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