フルプロテクトスリーブの湿気対策を徹底解説
トレカをフルプロテクトスリーブに入れていても、カードが曲がってしまうことがあります。
この原因は空気中の水分(湿気)で、特に雨が多い梅雨の時期はしっかりと湿気対策をする必要があります。
そこで今回は、フルプロテクトスリーブを使う時の適切な湿気対策を詳しく紹介します。
フルプロテクトスリーブの湿気対策
トレーディングカードは湿気の影響で曲がることがよくあります。
フルプロテクトスリーブに入れておけば湿気対策になると考える方もいますが、フルプロテクトスリーブに入れたからといって完璧に湿気から守れるわけではありません。
今回紹介する湿気対策は、なるべくカードと空気を接触させないようにすることで、湿気の影響を可能な限り抑えるやり方です。
「カードが曲がるのを防ぎたい」「反りをなんとか抑えたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
フルプロテクトスリーブについて詳しく知りたい方は『フルプロテクトスリーブを徹底レビュー』の記事をご覧ください。
使用するもの
使用するものは、以下の6点です。
- インナースリーブ(64×89㎜)
- 公式スリーブ(66×92㎜)
- フルプロテクトスリーブ
- OPP袋
- 収納ケース
- 乾燥剤
①インナースリーブを上から付ける
今回はポケカを例にして紹介します。
まずは、ポケカの上側からインナースリーブ(64×89㎜)を付けます。
ポケカにぴったりのインナースリーブ
②公式スリーブを下から付ける
次に、ポケカ公式スリーブ(66×92㎜)を下側から付けます。
これで、スリーブを上下から交互につけた二重スリーブ状態になりました。
スリーブの口が同じ向きになると、カードが外の空気と接触しやすくなるので注意しましょう。
上下から交互に付けることで、公式スリーブがインナースリーブの口を塞ぐフタの役割をするので、外の空気の影響を受けづらくなります。
③フルプロテクトスリーブに入れる
トレカを二重スリーブで保護したら、フルプロテクトスリーブに入れます。
上の画像の通り、66×92㎜のスリーブなら隙間のないジャストサイズです。
④OPP袋に入れる
次に、湿気の影響を受けにくくするために、フルプロテクトスリーブをOPP袋に入れます。
フルプロテクトスリーブにぴったりのOPP袋は『OPP袋 テープ付 T7.5-10』です。
メーカー | 袋の王国 |
---|---|
サイズ | 75㎜×100㎜+40㎜ |
厚み | 0.03㎜ |
枚数 | 100枚 |
このOPP袋にフルプロテクトスリーブを入れていきます。
OPP袋の上部にはテープが付いているので、下の画像のようにテープを剥がします。
フルプロテクトスリーブをOPP袋の奥まで入れたら、最後に袋の口をテープで閉じます。テープで閉じる側は、カードの裏面になるようにしましょう。
上の画像の通り、OPP袋 テープ付 T7.5-10ならフルプロテクトスリーブにジャストサイズです。
この状態で保管しておけば、マグネットローダーへの傷対策になるので、長期間新品のような状態を保つことができます。
OPP袋 テープ付 T7.5-10は100枚入りなので、1袋買っておけば十分です。
⑤乾燥剤と一緒に収納ケースに保管する
フルプロテクトスリーブを収納ケースの中に入れてしっかりと閉じていれば、雨の日でも湿気の影響を受けづらくなります。
さらに、中にスペースがある場合は、乾燥剤も一緒に入れておくのがおすすめです。
僕がよく使っているのは『なんでも除湿シリカゲル』で、コンパクトな乾燥剤が20個入っています。梅雨時期にはトレカを収納しているストレージボックスやデッキケースなどにも1個ずつ入れています。
最後に:飾りたい時はカードスタンドを使おう
以上が、フルプロテクトスリーブの湿気対策でした。
今回は収納ケースに保管するまでの手順を解説しましたが、飾りたい場合はカードスタンドを使いましょう。
フルプロテクトスリーブを販売している河島製作所のカードスタンドは『T-Stand トレカケースディスプレイ用スタンド2個セット』です。
メーカー | 河島製作所 |
---|---|
入り数 | 2個 |
角度調整 | 5段階調整 |
T-Stand トレカケースディスプレイ用スタンドは、傾きの角度を5段階調整できるトレカスタンドです。
実際にフルプロテクトスリーブにポケカを入れて飾ったのがこちら。
T-Stand トレカケースディスプレイ用スタンド2個セットは、トレカスタンドの中でも、組み立てが超簡単&土台に安定感があり、さらに複数のスタンドを並べた時に角度をぴったりと合わせられるので、イチオシのトレカスタンドです。
詳しく知りたい方は『フルプロテクトスリーブ用スタンドT-Standのレビュー』の記事をご覧ください。
関連記事