【レビュー】『カドまるスリーブ横入れ』は最高のインナースリーブ!

今回は、僕が今一番気に入っているインナースリーブ『カドまるスリーブ横入れタイプ』の特徴&メリットを徹底紹介します。
これまでは定番のカードバリアー100 パーフェクトサイズを使っていましたが、カドまる横入れの良さを実感してからはもう他のインナースリーブに戻れなくなりました!
また、様々なインナースリーブの品質差を詳しく知りたいという方は『インナースリーブを項目別に徹底比較』の記事が参考になると思います。


カドまるスリーブ横入れタイプの『基本情報』
まずは、カドまるスリーブ横入れタイプの基本情報と特徴を紹介します。
基本情報


スリーブ名 | カドまるスリーブ横入れタイプ |
サイズ | 64㎜×89㎜ |
枚数 | 100枚入り |
タイプ | ソフトタイプ |
入れ方 | 横入れ |
メーカー | R LINE |
対応TCG | ポケカ / デュエマ / MTG / バディファイト / デジモンカードゲーム / ヴァイスシュバルツ など。 |
特徴①:角が丸い
カドまるスリーブは、名前の通りスリーブの角が丸くなっているのが特徴です。


実際に、カドまるスリーブにポケカを入れた写真がこちら。


カードの丸い部分にぴったりとフィットする形状になっています。
特徴②:カードを横から入れる
カドまるスリーブには縦入れタイプもありますが、今回紹介するのはカードをサイドから挿しこむ横入れタイプです。


昔も今も縦入れタイプが主流ですが、最近では横入れタイプを使う人も増えてきている印象です。横入れのメリットについてはこの後に詳しく解説しています。


カドまるスリーブ横入れタイプの『3つのメリット』
ここからは、カドまるスリーブ横入れタイプのメリット3つを解説します。
メリット①:角が折れない
一般的なインナースリーブの場合、多重スリーブ時にインナーを挿し込んでいるとインナーの角が折れてしまうことがあります…。


その点、カドまるは角が丸くなっていることで、インナーを挿し込む時に角が折れる心配がないのが良いところです!
メリット②:空気が抜けやすい
また、カドまるスリーブ横入れタイプなら、空気抜きがしやすいのも大きなメリットです。
カドまるスリーブ横入れタイプと、縦入れタイプの定番カードバリアー100パーフェクトサイズを二重スリーブにして20枚の山札の高さを比較した写真がこちら。


写真の通り、同じカード枚数ですが、カドまるスリーブ横入れタイプの方がデッキの高さが低いのが分かります。横入れタイプを手で押すとスゥ~と空気が抜けていきますが、縦入れタイプを手で押すと中の空気に押し返される感覚があります。
なぜ横入れの方が空気が抜けやすいのかを下の画像にまとめました。


縦入れタイプはインナースリーブの口をアウタースリーブで蓋をする形になるので、空気の抜け道がなくてインナースリーブの中に空気が溜まりやすいです。
一方で、横入れタイプは口が大きい&インナースリーブの口と二重スリーブの口の距離が近いこともあって、空気抜きがしやすくなっています。
また、カドまるスリーブ横入れタイプは他の横入れスリーブと比べても空気抜きのしやすさが一段上です。というのは、カード挿入口とは反対側の角2つにも穴が空いているからです。下の写真の赤線部分が接着されていない箇所です。


トータルで3つの穴が開いているので、他の横入れインナースリーブよりも空気が抜けやすい構造になっています。
メリット③:カードが飛び出さない
多重スリーブにする時は、下の画像のように上下から交互に付けていくのが基本です。


交互に付けることで、ごみや埃が入りづらくなり、カードが飛び出すことも防いでくれます。
ただ、2重目スリーブにインナースリーブ(縦入れタイプ)を挿し込む時に、インナースリーブからカードの頭が飛び出してしまうことがあります…。下の写真のような状態です。


これは、2重目スリーブにいれる時に縦方向に力を加えるためです。特に、2重目スリーブの内寸がややキツめで、力を加えすぎると起こりがちです。
その点、横入れタイプは縦方向に口が開いていないのでカードのズレが絶対に起こりません。カードが飛び出してやり直すという手間がなくなるので、快適にスリーブの付け替えができます。


【まとめ】多重スリーブ用なら最高のインナースリーブ


以上が、カドまるスリーブ横入れタイプの特徴&メリットの紹介でした。
別記事の『インナースリーブを項目別に徹底比較』で検証した通り、硬さ・透明度・裂けにくさは他のインナースリーブよりも微妙に劣るものの、多重スリーブ時に起こりがちな3つの問題(カードのズレ・空気が溜まる・角が折れる)が絶対に起こらないインナースリーブです。
カードバリアー100 パーフェクトサイズを使っていた頃は、なかなか空気が抜けきらないので上から重たい本を数冊載せて1日以上放置するといったことをしていましたが、横入れタイプに変えてからはそんな面倒なことをする必要がなくなりました。
前々から理屈では分かっていましたが、実際に使ってみると多重スリーブにするのが本当にスムーズだったので、今ではほとんどのカードをカドまるスリーブ横入れタイプに入れ替えました。
個人的には、これまで使ったインナースリーブの中で一番のおすすめスリーブなので、インナーで迷っている方はぜひ試してみてください!
▼横入れタイプ


▼縦入れタイプ
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