マグネットローダーにスリーブなしで入れるメリットとデメリットを解説
マグネットローダーを初めて使う方は「スリーブなしで入れていいのかな…」と迷ってしまうことがあります。
そこで、今回はマグネットローダーに入れる場合のスリーブなしのメリットとデメリットを解説します。
個人的には、断然スリーブを付けることをおすすめします。記事後半ではスリーブにぴったりのマグネットローダーを紹介しています。
スリーブなしのメリット・デメリット
まずは、スリーブ無しでマグネットローダーに入れる場合のメリット・デメリットを解説します。
【メリット】よりクリアに見える
スリーブなしのメリットは、イラストがより鮮明に見えることです。
トレカにスリーブを重ねるほど、透明度が下がっていきます。特に透明度が低いスリーブだと、イラスト全体が僅かに白っぽくなります。
スリーブなしで収納するなら、透明度の高いマグネットローダーの板1枚だけなので、よりクリアに見えます。
そのため、マグネットローダーを飾る場合には、スリーブ無しで収納したいと思う方がいるかもしれません。ただし、次に解説する【デメリット】の理由で、スリーブなしはあまりおすすめできません。
できるだけ鮮明な状態で飾りたいという方は、透明度が高くて厚みが薄いインナースリーブを選びましょう。インナースリーブについては『インナースリーブのおすすめランキング』の記事をご覧ください。
【デメリット】カードへのダメージ
ほとんどのマグネットローダーには、トレカの角にダメージが入らないように、内側の角がコーナーカットされています。
上の画像のように、マグネットローダーの縁に接触しないように設計されているので、カードの角がぶつかってダメージが入るようなことはありません。
ただ、スリーブなしの状態で気になるのは、カードの出し入れの時です。カードを裸の状態で出し入れする場合、カードの上下左右の側面がローダー内部の縁と接触することで、側面にダメージ(擦り跡)が入る可能性があります。
また、マグネットローダーの内寸サイズや深さによっては、カードが左右・前後に動くことで、カード側面が擦れてしまうこともあります。
このように、スリーブなしだと劣化してしまう可能性もあるので、特に希少価値の高いカードはできるだけスリーブに入れて保管するようにしましょう。
スリーブにぴったりのマグネットローダー
ここからは、スリーブを付けた状態でぴったりのマグネットローダーを紹介します。
マグネットローダーは内寸サイズがそれぞれ異なるので、インナースリーブ向けのマグネットローダーと公式スリーブ(キャラスリ)向けのマグネットローダーがあります。
①インナースリーブ向けマグネットローダー
商品名 | アルティメットガード マグネットローダー 35pt |
---|---|
内寸サイズ | 64㎜×89㎜ |
外寸サイズ | 73㎜×110㎜ |
PT | 35pt |
素材 | プラスチック |
UVカット | ○ |
保護フィルム | なし |
製造 | 中国 |
- インナースリーブを付けた状態でジャストサイズ
- 磁力がとても強い
- 価格が安め
- トレカの角にダメージが入らない形状
- UVカットでトレカの劣化を防ぐ
- 公式スリーブやキャラスリが入らない
アルティメットガード マグネットローダー 35ptは、アメリカの有名なトレカサプライメーカー“Ultimate Guard社”の製品です。特徴は、インナースリーブを付けた状態でジャストサイズなところ。
外寸サイズと内寸サイズがこちら。
- 内寸:64㎜×89㎜
- 外寸:73㎜×110㎜
スタンダードサイズのカードにインナースリーブを付けた状態で収納してみました。
インナースリーブを付けた画像
上の画像の通り、インナースリーブ(64×89㎜)を付けた状態なら縦横に隙間のないジャストサイズです。どんなに激しく振っても中でカードが傾くようなことはありません。
ちなみに、スリーブをつけない状態でも、ほぼジャストサイズです。スリーブなしが良い方はこのマグネットローダーがおすすめです。
ケース内の角の形状は、四隅にくぼみがあって、カードの角がローダー内の角に当たらないようになっています。
ケース内でカードやスリーブの角がぶつかって折れたりすることがないので、安心して収納できます。
また、カードを紫外線から保護するUVプロテクションが施されているので、カードの日焼け対策もバッチリです。
まとめると、アルティメットガード マグネットローダー 35ptは、トレカを守るために必要な機能が十分に備わっているマグネットローダーです。インナースリーブを付けた状態なら超ぴったりなので見た目がとても良いです。価格も1枚あたり350円弱で売られていることが多いので、コスパも良い商品です。
1個・3個・10個セットなどがあります
その他のマグネットローダーもチェックしたい方は『インナースリーブごと入る!マグネットローダーのおすすめ』の記事をご覧ください。
②公式スリーブ向けマグネットローダー
商品名 | カードの鎧 マグネットローダー35pt |
---|---|
内寸サイズ | 68㎜×95㎜ |
外寸サイズ | 74㎜×110㎜ |
PT | 35pt |
素材 | ABS樹脂 |
UVカット | ○※カット率96%以上 |
保護フィルム | なし |
製造 | 不明 |
- 公式スリーブやキャラスリが入るサイズ
- UVカット率96%以上
- ローダー上部に指をかけるでっぱりがあって開けやすい
- カードスタンド付きもある
- トレカの角にダメージが入らない形状
- インナースリーブだと隙間が大きい
カードの鎧 マグネットローダー35ptは、公式スリーブやキャラスリを付けた状態で収納できるマグネットローダーです。
外寸サイズと内寸サイズがこちらです。
- 内寸:68㎜×95㎜
- 外寸:74㎜×110㎜
先ほど紹介したアルティメットガード マグネットローダー35ptよりも少し大きめです。
スタンダードサイズのカードにポケカ公式スリーブ(66×92㎜)を付けた状態で収納してみました。
公式スリーブを付けた状態
ポケカ公式スリーブ(66×92㎜)を付けた状態なら横2㎜・縦3㎜ほどの隙間だけなので、ジャストサイズではありませんがちょうどいいサイズ感です。このサイズなら、キャラスリ(67×92㎜)でも問題なく入ります。
カードの鎧 マグネットローダー35ptは、Amazonや楽天などの通販サイトで販売されていて、2個セット~12個セットまであります。入り数が多いほど1個あたりの価格が安くなるので、複数必要な場合は8個セットや12個セットで買うとお得です。
その他のマグネットローダーもチェックしたい方は『公式スリーブ&キャラスリごと入る!マグネットローダーのおすすめ』の記事をご覧ください。
最後に:傷対策としてOPP袋に入れよう
マグネットローダーをそのまま保管していると、他のローダーや机などにぶつかることで次第に表面の傷が増えていきます。
そこで、多くの人がやっているのが、マグネットローダーをOPP袋に入れることです。OPP袋に入れて保管することで、マグネットローダーに傷がつくのを防ぐことができます。
OPP袋を付ける時の注意点は、マグネットローダーのサイズに適切な大きさを選ぶことです。
各マグネットローダーに合うOPP袋の大きさについては『マグネットローダーをOPP袋に入れて保管する方法』で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
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