【徹底レビュー】ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオ
今回は、ウルトラプロ(UltraPro) 9ポケットコレクターズポートフォリオを徹底レビューします。
外寸サイズやポケットサイズだけでなく、多重スリーブ状態でどこまで入るのか、実際に使用して感じたメリット&デメリット、他社製9ポケットバインダーとの比較なども詳しくまとめています。
UltraProのトレカバインダーを買おうか迷っている方はぜひ最後までチェックしてみてください!
▽ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオ ネイビー
▽ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオ ブラック
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオの基本情報
まずは、ウルトラプロ 9ポケットコレクターズポートフォリオの基本情報をまとめました。
閉じた状態
開けた状態
商品名 | UltraPro 9ポケットコレクターズポートフォリオ |
最大収納枚数 | 90枚 |
ポケットの配列 | 3列×3行 |
両面収納 or 片面収納 | 片面収納(9枚) |
ページ数 | 10ページ |
固定式 or 追加式 | シート固定式 |
外寸サイズ※実寸 | 縦296㎜×横230㎜×厚み12㎜ |
ポケット内寸※実寸 | 93㎜×68㎜ |
重量 | ‐ |
素材 | ‐ |
開閉部分 | ‐ |
カードの入れ方 | 縦入れ |
カラーバリエーション | 2色(ブラック・ネイビー) |
9ポケットポートフォリオのサイズ
ウルトラプロ 9ポケットコレクターズポートフォリオのサイズと厚みを実際に測ってみました。
外寸サイズは、縦296㎜×横230㎜でした。
A4よりも少しだけ大きいサイズです。
また、9ポケットプロバインダーの厚みを測ったら12㎜でした。
数ある9ポケットバインダーの中でも特に厚みが薄いので、持ち運びやすさは抜群です!
9ポケットポートフォリオの収納枚数
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオのポケット配列は3列×3行で、1ページあたり9枚収納できるようになっています。
全部で10ページあるので、トータルで90枚入ります。
アルティメットガード9ポケットバインダーやウルトラプロEclipseプロバインダーなどのカードファイルは両面収納タイプですが、ウルトラプロコレクターズポートフォリオはシートの片側のみからしか入れられないタイプです。
両面収納と比べると1ページあたりの収納枚数が半分になり、シートの裏面にはトレカの背面が並ぶことになります。
1つのポケットにカードを2枚入れて、表からも裏からもトレカの表側が見れるようにすることもできますが、個人的には1つのポケットにカードを2枚入れると、カードを出し入れするうちにダメージが入ったり、ポケットが伸びて落ちやすくなったりするのであまりおすすめしません。
両面収納が良い方は、アルティメットガードバインダーやウルトラプロEclipseプロバインダーをチェックしてみてください。
9ポケットポートフォリオの収納方法
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオは、カードを縦方向に入れるタイプです。
一般的に縦入れタイプのバインダーが多いですが、個人的には圧倒的に横入れタイプがおすすめです。
横入れをおすすめする理由についてはアルティメットガード 9ポケットバインダーのレビュー記事に書いているので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
9ポケットポートフォリオの収納サイズ
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオのポケットサイズを紹介します。
また、レギュラーサイズ・スモールサイズのカードを多重スリーブにした状態で収納できるのかも検証します。
ポケットサイズ
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオのポケットサイズを測ると93㎜×68㎜でした。
レギュラーサイズ(多重スリーブ)を入れる
まずは、レギュラーサイズ(88×63㎜)のカードをスリーブを付けた状態で収納してみます。
以下のTCGは全てレギュラーサイズ(スタンダードサイズ)です。
MTG / ポケモンカードゲーム / デュエルマスターズ / Reバース for you / デジモンカードゲーム / Shadowverse EVOLVE / ヴァイスシュヴァルツ / WIXOSS など。
今回はレギュラーサイズ(88×63㎜)のポケモンカードゲームを使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(88×63㎜)
1重スリーブ(89×64㎜)
2重スリーブ(91×66㎜)
3重スリーブ(93×68.5㎜)
レギュラーサイズだと、2重スリーブ状態(91×66㎜)だとギリギリ入りました。
ただ、3重スリーブ(93×68.5㎜)になると入りませんでした。
ポケカやMTGなどのレギュラーサイズカードを多重スリーブで収納しようとしている方は注意してください。
また、レギュラーサイズの多重スリーブ構成については『ポケカにおすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。レギュラーサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
スモールサイズ(多重スリーブ)を入れる
次に、スモールサイズ(86×59㎜)のカードをスリーブを付けた状態で収納してみます。
以下のTCGは全てスモールサイズ(ミニサイズ)です。
遊戯王OCG / 遊戯王ラッシュデュエル / バトルスピリッツ / ヴァンガード など。
今回はスモールサイズ(86×59㎜)の遊戯王を使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(86×59㎜)
1重スリーブ(87×60㎜)
2重スリーブ(89×62㎜)
3重スリーブ(91.5×65㎜)
写真の通り、スモールサイズなら3重スリーブ(91.5×65㎜)でもギリギリ収納できました。
また、スモールサイズの多重スリーブ構成については『遊戯王におすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。スモールサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
ウルトラプロポートフォリオのシリーズ
ウルトラプロのポートフォリオには、4ポケットタイプの『ウルトラプロ4ポケットポートフォリオ』もあります。
種類 | 収納量 | ポケット配列 |
4ポケットバインダー | 40枚 | 2列×2行 |
9ポケットバインダー | 90枚 | 3列×3行 |
大きさは9ポケットポートフォリオの半分くらい。
4ポケットポートフォリオは10ページ構成なので、全部で40枚収納できます。
ウルトラプロ9ポケットポートフォリオの評価
最後に、ウルトラプロ 9ポケットコレクターズポートフォリオの「メリット・デメリット」や「他社製品との比較」をまとめました。
メリット・デメリット
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオを実際に使って感じたメリット&デメリットがこちら。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
厚みが薄いので持ち運びやすい 価格が安い | 片面収納 収納量が少なめ 見た目がダサい シートが薄めで柔らかい レギュラーサイズだと3重スリーブが入らないことがある |
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオの良い点は、持ち運びやすいところ。9ポケットタイプで比べると、サイズがコンパクトなだけでなく、厚みが圧倒的に薄いです。他のファイルよりも嵩張らないので、リュックやカバンに入れやすいです。
一方で、個人的に微妙に感じたのは、デザインがダサいこと。表紙にでかでかと「COLLECTORS ALBUM」と書いてあって、文字が主張しすぎだと思います。個人的には、ファイル名やブランド名は端に小さく載っているくらいの方がシンプルでカッコいいです。
また、シートの触り心地が柔らかくてペラペラな印象です。ファイルの厚みを薄くするためなのかもしれませんが、カードを保護するためのシートにはしっかりとした硬さがあるものを使いたいです。
他社製の9ポケットバインダーと比較
次に、他の9ポケットバインダーと比較してみました。
写真の左側から順に下記のファイルです。
- アルティメットガード9ポケットバインダー
- ウルトラプロ9ポケットEclipseバインダー
- ウルトラプロ 9ポケットコレクターズポートフォリオ
- アクラス 9ポケットカードアルバム
4つのカードバインダーの特徴と個人的評価を一覧表にしてまとめました。表の「保護能力・落ちにくさ・シートの強度・持ち運びやすさ・デザイン」は、実際に使ってみて感じた個人的な評価です。
ポートフォリオ | ウルトラプロガード | アルティメットEclipse | ウルトラプロアクラス | |
画像 | ||||
収納タイプ | 片面収納 | 両面収納 | 両面収納 | 片面収納 |
収納枚数 | 90枚 | 360枚 | 360枚 | 90枚 |
開閉部分 | なし | ジッパー式 | ゴムバンド式 | なし |
ポケットの向き | 縦入れ | 横入れ | 横入れ | 縦入れ |
ポケットサイズ | 68×93㎜ | 70×97㎜ | 70×96㎜ | 67×92㎜ |
カラー | 2色 | 6色 | 12色 | 1色 |
保護能力 | ||||
カードの 落ちにくさ | ||||
シートの強度 | ||||
持ち運びやすさ | ||||
デザイン |
個人的におすすめのバインダーは、アルティメットガードバインダーとウルトラプロEclipseプロバインダーです。どちらも両面収納&横入れタイプな上に、360枚ものカードを収納できます!
特にイチオシがアルティメットガード9ポケットバインダーで、9ポケットタイプにしてはサイズが大きいですが、ジッパー式でカードを完璧に保護できるのが魅力です。
ウルトラプロEclipseプロバインダーはゴムバンド付きでカードを落ちにくいようになっているのが良いところです。
ウルトラプロ9ポケットポートフォリオと同じ低価格帯なのが、アクラス 9ポケットカードアルバム。「できるだけ価格を抑えたい」という方はこの2つで悩むと思いますが、正直なところおすすめはアクラス製です。どちらもスタンダードな9ポケットファイルですが、アクラス製の方がシートに硬さがあってパキッとしています。また、個人的にはどちらもデザインが好みではありませんが、アクラスの方がシンプルでいいと思います。
各9ポケットバインダーについては詳しいレビュー記事も書いているので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
▽アルティメットガード 9ポケットバインダー
▽ウルトラプロ 9ポケットEclipseバインダー
▽アクラス 9ポケットカードアルバム
最後に:厚みが薄くて持ち運びやすいのが魅力!
以上が、ウルトラプロ 9ポケットコレクターズポートフォリオの徹底紹介でした。
ウルトラプロ 9ポケットポートフォリオは、厚みが薄いのが特徴のスタンダードなファイルです。
高品質バインダーのアルティメットガード9ポケットバインダーやウルトラプロ9ポケットEclipseプロバインダーと比べるとどうしても見劣りしてしまいますが、価格の安さと持ち運びやすさでは勝っています。
おすすめのトレカバインダーについては、トレカバインダーのおすすめランキング(4・9・12ポケット)の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
ウルトラプロ ポートフォリオ ネイビー
ウルトラプロ ポートフォリオ ブラック
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