【徹底レビュー】ウルトラプロ コレクターズアルバム3リング
今回は、ウルトラプロ(UltraPro)コレクターズアルバム 3リングを徹底レビューします。
このファイルを一言で言うと、最大級の収納量&高品質なリング式バインダーです。シートが追加できるリング式の中では一番のお気に入りです!
記事中では表紙のデザイン・素材・外寸サイズなどだけでなく、メリット&デメリットや他社製品との比較も詳しく書いているので、購入するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
▽ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング
▽ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴(25枚入り)
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの基本情報
まずは、ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの基本情報をまとめました。
閉じた状態
開いた状態
商品名 | ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング |
バインダータイプ | シート追加式 |
外寸サイズ※実寸 | 縦292㎜×横308㎜×厚み76㎜ |
表紙の材質 | ‐ |
リング | D型3リング(金属製) |
カラーバリエーション | 2色 |
最大収納シート数 | 最大でシート75枚 |
付属シート | なし |
UltraProコレクターズアルバムのサイズ
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングのファイルサイズを測ると、縦292㎜×横308㎜でした。
背幅を測ると、76㎜でした。
数あるカードバインダーの中でも分厚さは最大級です!
厚みが分かりやすいように、他社製のリングタイプバインダーと比較してみました。①が今回紹介しているウルトラプロ コレクターズアルバムです。
① | ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング | 厚み76㎜ |
② | エポック トレーディングカードバインダー | 厚み60㎜ |
③ | やのまん コレクションカードバインダー9ポケット | 厚み38㎜ |
②のエポック トレーディングバインダーは大容量タイプで有名ですが、それを上回る分厚さです。③のやのまん コレクションカードバインダーと厚みを比べると約2倍もあります。
公式情報では、9ポケットシートが75枚(カード675枚分)も収納できます。カードファイルの中でも圧倒的な収納量です!
UltraProコレクターズアルバムのデザイン
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの表紙と背表紙には、銀色で「Ultra-PRO COLLECTORS ALBUM」と書かれています。
表紙
背表紙
また、背表紙部分には、ラベル(紙製)を入れることができます。
このラベルに何をファイリングしているのかを書いておけば、中身を把握しやすくなります。ラベルが必要なければ、取り除けばOKです。
UltraProコレクターズアルバムの材質
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの表紙はビニール素材(?)のようで、クッション性があって柔らかいです。
エポックややのまんのリング式バインダーは紙製なので、それらと比べると耐水性が高くて傷がつきにくいのが良いところです。
UltraProコレクターズアルバムのリング
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングには金属製リング(D型)が3個ついています。
他社製にはプラスチック製リングのバインダーもありますが、プラスチックだとチープに見えるので、個人的には金属製の方が好みです。
リングを開ける時は上下にある金具を押し込むことで、3個のリングが開きます。
開け閉めする時は「ガッ!!」という大きい音がして、すごく強力にくっついているのが分かります。
また、リングの輪はかなり大きいです。実際に測ってみると、横幅49㎜・高さ55㎜でした。
リングがめちゃくちゃ大きいので、75枚ものシートが収納できるということです。
UltraProコレクターズアルバムにおすすめのシート
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングには付属シートがないので、3穴タイプの9ポケットシートを別で購入する必要があります。
おすすめは『ウルトラプロ 9ポケットシート3穴(25枚入り)』です。
シートタイプ | 片面9ポケットタイプ |
シート枚数 | 25枚 |
対応ファイル | 3リングファイル |
ポケット配列は3列×3行
ウルトラプロ 9ポケットシート3穴タイプのポケット配列は、3列×3行です。
また、カードを入れる方向は縦方向で、片側からのみ入れられる片面収納です。
ポケットサイズ
ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴タイプのポケットサイズを測ると縦92.5㎜×横67㎜でした。
レギュラーサイズ(多重スリーブ)を入れる
ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴タイプにレギュラーサイズ(88×63㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納できるかを検証してみます。
以下のTCGは全てレギュラーサイズ(スタンダードサイズ)です。
MTG / デュエルマスターズ / ポケモンカードゲーム / Reバース for you / デジモンカードゲーム / Shadowverse EVOLVE / ヴァイスシュヴァルツ / WIXOSS など。
今回はレギュラーサイズ(88×63㎜)のポケモンカードゲームを使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(88×63㎜)
1重スリーブ(89×64㎜)
2重スリーブ(91×66㎜)
3重スリーブ(93×68.5㎜)
レギュラーサイズの場合は、スリーブ無し・1重スリーブ状態なら余裕で入ります。
2重スリーブ(91×66㎜)状態だと、かなりキツいですがギリギリ入るサイズ感です。
一方で、3重スリーブ(93×68.5㎜)だと入りませんでした。
レギュラーサイズの多重スリーブ構成については『ポケカにおすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。レギュラーサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
スモールサイズ(多重スリーブ)を入れる
次に、ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴タイプにスモールサイズ(86×59㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納できるかを検証してみます。
以下のTCGは全てスモールサイズ(ミニサイズ)です。
遊戯王OCG / 遊戯王ラッシュデュエル / バトルスピリッツ / ヴァンガード など。
今回はスモールサイズ(86×59㎜)の遊戯王を使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(86×59㎜)
1重スリーブ(87×60㎜)
2重スリーブ(89×62㎜)
3重スリーブ(91.5×65㎜)
スモールサイズの場合は、3重スリーブ(91.5×65㎜)でも入りました。
ちなみに、スモールサイズの多重スリーブ構成については『遊戯王におすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。スモールサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
▽ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴(25枚入り)
ウルトラプロコレクターズアルバムの評価
最後に、ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの「メリット・デメリット」や「他社製品との比較」をまとめました。
メリット・デメリット
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングを実際に使って感じたメリット&デメリットがこちら。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
シートが75枚も綴じれる大容量タイプビニール生地で水や傷に強い 頑丈な金属製リング リングの隙間にシートが引っかからない シートが追加できる 背幅があるから自立する | 持ち運びには不向き 付属シートなし レギュラーサイズだと3重スリーブが入らないことがある |
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの一番のメリットは、なんといってもシートが75枚も綴じれるという最大級の収納量です。9ポケットシートを75枚綴じると、トータルで675枚ものカードを収納できます!
また、他社製のリング式バインダーは紙製で水や傷に弱いですが、ウルトラプロコレクターズアルバムはビニール素材で耐水性・耐傷性に優れています。
そして、実際に使ってみて良かったのは、シートのめくりやすさです。
他社製のリング式バインダーはシートをめくる時にリングの隙間にシートが引っかかることがあってストレスを感じることがよくあります。ただ、ウルトラプロコレクターズアルバムはリングの接合部分が隙間がなくぴったりくっついているので、シートが引っかからずにスムーズにめくれます!
一方で、微妙な点としては、あまりに大きすぎるので持ち運びできないこと。基本的には自宅保管用になります。
持ち運び用が欲しい方は、薄めの9ポケットバインダーや4ポケットバインダーなどを選びましょう。
▽ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング
他社製のリング式バインダーと比較
次に、他社製のリング式バインダーと比較してみました。
写真の左側から順に下記のファイルです。
- ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング
- エポック トレーディングカードバインダー
- やのまん コレクションカードバインダー9ポケット
3つのリング式バインダーの特徴と個人的評価を一覧表にしてまとめました。表の「保護能力・めくりやすさ・持ち運びやすさ・デザイン」は、実際に使ってみて感じた個人的な評価です。
ウルトラプロ コレクターズ アルバム | トレーディング カードバインダー | エポックやのまん コレクション カードバインダー | |
画像 | |||
表紙の素材 | ビニール素材 | 紙製 | 紙製 |
リング | D型3リング 金属製 | D型4リング 金属製 | D型4リング プラスチック製 |
最大収納 シート数 | 75枚 | 70枚 | 不明 |
付属シート | なし | 9ポケット ×12枚 | 9ポケット ×6枚 |
保護能力 | |||
めくりやすさ | |||
持ち運びやすさ | |||
デザイン |
有名なリング式バインダー3種類を比較しましたが、一番のおすすめは今回紹介した『ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング』です。表紙の質感やシートのめくりやすさなど、横に並べて比較すると圧倒的に高品質だと分かります。
エポック製ややのまん製の良さはシートが付属している点と価格の安さです。ただ、どちらもリングの隙間にシートが引っかかりやすいのと紙製で傷がつきやすいのが微妙なところ。
とはいえ安さ重視なら、この2つです。大容量タイプが良い方は70枚のシートが綴じれる『エポック トレーディングカードバインダー』、持ち運び用としても使いたい方は『やのまん コレクションカードバインダー9ポケット』を選びましょう。(やのまん製はリングがプラスチック製で安っぽく見えるので、個人的にはエポックの方が好みです)
また、この他のおすすめファイルについてはトレカバインダーのおすすめランキングで詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
最後に:収納量最大級で高品質なリング式バインダー
以上が、ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングの徹底レビューでした。
今回の記事ではリング式をメインに比較しましたが、リング式にこだわらなければ、まだまだ良いトレカバインダーはたくさんあります。
おすすめのトレカファイルについては、トレカファイルのおすすめランキング(4・9・12ポケット)の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング
ウルトラプロ 9ポケットシート 3穴(25枚入り)
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