横入れインナースリーブのおすすめ6選を徹底紹介

横入れインナースリーブのおすすめ6選
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インナースリーブには縦入れタイプと横入れタイプがありますが、個人的には断然横入れタイプがおすすめです。

今回の記事では、横入れタイプを使ったことがないという方に向けて、横入れインナースリーブのメリット&おすすめランキング6選を徹底紹介します。

おすすめランキングでは、透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・空気の抜けやすさを評価しています。また、全てのインナースリーブにトレカを入れた画像も載せているので、サイズ感も確認できます。

ちなみに、今回紹介するスリーブはスタンダードサイズ(レギュラーサイズ)用で、以下のTCGが該当します。

  • ポケカ
  • デュエマ
  • MTG
  • ヴァイスシュヴァルツ
  • デジモンカードゲーム
  • ONE PIECEカードゲーム
  • シャドウバースエボルヴ
  • ウィクロス
  • Reバース for you
  • ユニオンアリーナ など。

\横入れのおすすめ①/

\横入れのおすすめ②/

また、無地スリーブやオーバースリーブなども検討している方は『カードスリーブのおすすめランキング』の記事もご覧ください。

目次

横入れインナースリーブのメリット

まずは、横入れインナースリーブの3つのメリットから紹介します。

メリット①:カードの出し入れがしやすい

横入れタイプは、下の画像のように、カードを横から入れます。

サイドからカードを入れる|カドまるスリーブ横入れタイプ

タテ入れタイプと比べて挿入口が大きいので、カードの出し入れがしやすいです。

スリーブ入れはカード枚数が多いと大変ですが、横入れタイプならタテ入れタイプよりもスムーズに付けられます。

メリット②:カードが飛び出さない

多重スリーブにする時は、タテ入れタイプなら上下から交互に付けていくのが基本です。

多重スリーブの付け方

交互に付けることで、ごみや埃が入りづらくなり、カードが飛び出すことも防いでくれます。

ただ、アウタースリーブにインナースリーブ(タテ入れ)を入れる時に、インナースリーブからカードの頭が飛び出してしまうことがあります。下の写真のような状態です。

インナースリーブからカードの頭が飛び出す

これは、2重目スリーブにいれる時に縦方向に力を加えるためです。特に、2重目スリーブの内寸がややキツめで、力を加えすぎると起こります。

その点、横入れタイプは縦方向に口が開いていないのでカードのズレが絶対に起こりません。カードが飛び出してやり直すという手間がなくなるので、快適にスリーブの付け替えができます。

メリット③:空気が抜けやすい

横入れタイプの一番のメリットは、空気の抜けやすさです。

タテ入れタイプと比べると、横入れタイプの方が挿入口が大きい&アウターとインナーの挿入口が近いことで、空気が抜けやすいです。(分かりやすいように下の画像にまとめました↓)

横入れスリーブと縦入れスリーブの空気抜きの違い

縦入れタイプはインナースリーブの口をアウタースリーブで蓋をする形になるので、空気の抜け道がなくてインナースリーブの中に空気が溜まりやすいです。

実際に、横入れインナースリーブ20枚とタテ入れインナースリーブ20枚に無地スリーブをつけて、上から数秒間手で押さえた後にデッキの厚みを比較しました。

インナースリーブの空気の抜けやすさを比較

写真の通り、同じカード枚数ですが、横入れインナースリーブの方が明らかにデッキの高さが低くなっています。

横入れインナースリーブのおすすめランキング

ここからは、横入れインナースリーブのおすすめランキングを紹介します。

実際に各インナースリーブの「透明度・硬さ・裂けにくさ・接着部分の処理・空気の抜けやすさ」を評価しています。これまで使ってみた印象をなんとなく評価しているのではなく、実際に各項目を1個ずつ比較検証しています。

側面の裂けにくさを評価している時の写真

インナースリーブの裂けづらさを検証した時の画像

また、サイズを確認できるように、各インナースリーブに88×63㎜のトレカを入れた画像も載せています。

1位:アクラス トレカスリーブ ジャストサイドイン

Aclass トレカスリーブ ジャストサイドイン
発売元Aclass(アクラス)
サイズ64×89㎜
厚み不明
枚数100枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 5.0
硬さ 2.0
裂けにくさ 5.0
接着部分の処理 4.0
空気の抜けやすさ 4.0
メリット&デメリット
  • 横入れだから、空気が抜けやすい
  • 透明度が高い
  • 側面が裂けにくい
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 挿入口が大きいからカードを入れやすい

イチオシの横入れインナースリーブは『アクラス トレカスリーブジャストサイドイン』です。

下の画像のように、カードを横から入れます。

横から入れるタイプ|Aclass トレカスリーブ ジャストサイドイン

横入れタイプなので、「カードの出し入れがしやすい」「空気が抜けやすい」「アウタースリーブを付けるときにカードが飛び出しにくい」のが良いところ。

他のインナースリーブと透明度を比較してみると、インナースリーブではトップクラスのクリアさです。

側面の裂けづらさの検証では、定番のKMCパーフェクトサイズやカドまるスリーブよりも圧倒的に裂けづらかったです。

実際に、スタンダードサイズのカード(ポケカ)アクラス トレカスリーブジャストサイドインに入れた画像がこちら。

ポケカを入れた画像|Aclass トレカスリーブ ジャストサイドイン

上の写真の通り、88×63㎜のトレカにジャストサイズです。

まとめると、アクラス トレカスリーブジャストサイドイン空気が抜けやすく、透明度が高くて、側面が裂けづらい優秀なインナースリーブです。

次に紹介する2位の『カドまるスリーブ横入れタイプ』もおすすめですが、カドがないことでアウタースリーブの角が折れやすくなるので、アウターの角折れが心配な方はこちらを選びましょう。

2位:カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ

カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ
発売元RLINE
サイズ64×89㎜
厚み0.05㎜
枚数100枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 3.5
硬さ 1.0
裂けにくさ 2.0
接着部分の処理 3.5
空気の抜けやすさ 4.5
メリット&デメリット
  • 挿入口が大きいからカードを入れやすい
  • 空気の通り道が3か所あるので、空気抜きが抜群にしやすい
  • インナースリーブが角折れする心配がない
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 透明度がやや低い
  • 側面が裂けやすい
  • 柔らかい
  • アウタースリーブが角折れしやすい

次におすすめするインナースリーブは『カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ』です。

カドまるの特徴は、角が丸くなっているところ。

ポケカの角の丸みにジャストフィット|カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ

角の形状は、3R(半径3ミリの円の4分の1の丸み)になっています。上の画像ではポケカのカードを入れていますが、角の丸みにジャストフィットします。

挿入方向は、横入れタイプです。

横から入れるタイプ|カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ

カード挿入口が大きいので、カードの出し入れがしやすいです。

カドまるスリーブ インナー 横入れタイプのメリットは、空気抜きしやすい・インナーの角が折れないところ。

縦入れタイプよりも挿入口が大きい&挿入口の反対側の角に穴が2か所あることで、多重スリーブ時の空気の抜けやすさが抜群です。

空気抜きがしやすい|カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ

また、角のあるインナースリーブの場合、アウタースリーブに挿入するときに角が折れてしまうことがあります。

一般的なインナースリーブは角が折れてしまうことがある

その点、カドまるは角が丸くなっていることで、角折れする心配がないのも良いところです。

逆にデメリットはというと、透明度がやや低い側面が裂けやすいアウタースリーブの角が折れやすくなるところ。

様々なインナースリーブの側面を裂いて検証したところ、カドまるスリーブは一番裂けやすかったです。実際に、パッケージ裏面に「構造上裂けやすくなっている」と書かれています。ただ、裂けやすいことを理解して、カードを丁寧に入れるように意識していれば、カード挿入時に側面から裂けるようなことはありませんでした。

また、インナースリーブに角がないことでアウタースリーブの角が折れやすくなるという心配もあります。角折れについては、アウターの素材やシャッフルの仕方によっても変わりますが、普段からアウタースリーブが角折れしやすいという方は角があるタイプのスリーブを選ぶ方が無難です。

以上のように、カドまるスリーブ インナー 横入れタイプにはデメリットもありますが、それを上回る空気の抜けやすさが気に入っています。多重スリーブ時の空気の膨らみが気になる方はぜひ試してみてください。

>>かどまるスリーブ横入れタイプのレビューを見る

3位:アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ

アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ
発売元アンサー
サイズ64×89㎜
厚み0.05㎜
枚数100枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 4.5
硬さ 1.5
裂けにくさ 4.5
接着部分の処理 2.5
空気の抜けやすさ 5.0
メリット&デメリット
  • 両開きだから、空気が抜けやすい
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 接着部分の処理がやや粗い

アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプは、両サイドが開いているインナースリーブです。下の赤線の部分からカードを入れられます。

両サイドから入れられる|アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ

スリーブの側面から見ると、下のように両側が開いています。

空気が抜きやすい|アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ

両開きのメリットは、何といっても圧倒的な空気の抜けやすさ。アウタースリーブを付けてデッキの膨らみを比較してみると、カドまるスリーブ横入れタイプよりも空気が抜けやすかったです。

実際に、スタンダードサイズのカード(デュエマ)トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプを付けた画像がこちら。

デュエマを入れた画像|アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ

インナーだけだと左右のどちらかに飛び出してしまいそうで不安になりますが、ぴったりのアウタースリーブを付ければインナーからはみ出ることはありません。

実際に、アウターとしてKATANAスリーブ(66×91㎜)に入れた画像がこちら。

アウタースリーブに入れた画像|アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ

適切なサイズのアウタースリーブに入れれば、インナースリーブからズレることはありませんでした。

両開きタイプはまだまだ普及していないので手を出すのに躊躇する方もいると思いますが、空気の抜けやすさは断トツです。多重スリーブ時の空気抜きが面倒という方におすすめです。

4位:KMC カードバリアー サイドイン パーフェクト

KMC カードバリアー サイドイン パーフェクト
発売元KMC
サイズ64×89㎜
厚み0.05㎜
枚数100枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 5.0
硬さ 1.0
裂けにくさ 4.0
接着部分の処理 4.5
空気の抜けやすさ 4.0
メリット&デメリット
  • 横入れだから、空気が抜けやすい
  • 透明度が高い
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 挿入口が大きいからカードを入れやすい
  • 柔らかい

KMC カードバリアー サイドインパーフェクトは、定番のカードバリアーパーフェクトサイズの横入れverです。

品質的には上位でもおかしくないのですが、同じ横入れタイプのアクラス トレカスリーブジャストサイドインと比較すると、硬さと裂けにくさがアクラス製の方が上だったので、この順位にしています。特に硬さについては、インナースリーブの中では柔らかい方です。

縦入れタイプのカードバリアーパーフェクトサイズと比べると空気が抜けやすいので、カードバリアー パーフェクトサイズを愛用している方はこちらに乗り換えるのもアリです。

実際に、スタンダードサイズのカード(シャドウバースエボルヴ)をカードバリアー サイドインパーフェクトに入れた画像がこちら。

シャドウバースエボルヴを入れた画像|KMC カードバリアー サイドイン パーフェクト

写真の通り、88×63㎜のトレカにジャストサイズです。

5位:ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハード

ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハード
発売元ホビーベース
サイズ64.5×90㎜
厚み0.1㎜
枚数50枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 2.5
硬さ 5.0
裂けにくさ 4.5
接着部分の処理 3.0
空気の抜けやすさ 5.0
メリット&デメリット
  • 両開きだから、空気が抜けやすい
  • 硬いからアウタースリーブが角折れしづらい
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 透明度が低め
  • デッキが分厚くなる

ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハードは、両サイドが開いているハードスリーブです。

両サイドが開いている|ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハード

両開きなので、多重スリーブ時に横入れタイプよりも空気で膨らみづらいのが良いところ。

また、ハードタイプなので、ソフトタイプが多いインナースリーブの中では圧倒的に硬いです。そのため、アウタースリーブが角折れしづらくなるのもGOODです。

一方で、一般的なインナースリーブ(ソフトタイプ)の厚みは0.05㎜ですが、このハードスリーブの厚みは0.1㎜なので、デッキの厚みが分厚くなるのが微妙なところ。手が小さい人だとシャッフルしづらくなるので注意してください。

実際に、スタンダードサイズのカード(ヴァイスシュヴァルツ)ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハードを付けた画像がこちら。

ヴァイスシュヴァルツを入れた画像|ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハード

一般的なインナースリーブよりも0.5~1.0㎜大きい「64.5×90㎜」サイズです。両開きなので、このままではカードがはみ出てしまうことがありますが、適切な大きさのアウタースリーブを付ければ問題ありません。

インナーをハードタイプにしてガッチリ保護しつつ、しっかり空気を抜けさせたい人向けのスリーブです。ただ、他のスリーブと比べると、若干入手しづらいのが難点です。

6位:アンサー トレカプロテクト 横入れジャストタイプ

アンサー トレカプロテクト 横入れジャストサイズ
発売元アンサー
サイズ64×89㎜
厚み0.05㎜
枚数100枚入り
製造日本

インナースリーブとしての評価

透明度 4.5
硬さ 1.5
裂けにくさ 5.0
接着部分の処理 2.5
空気の抜けやすさ 4.0
メリット&デメリット
  • 側面が裂けにくい
  • 横入れだから、空気が抜けやすい
  • 多重スリーブ時にカードがズレない
  • 挿入口が大きいからカードを入れやすい
  • 接着部分の処理がやや粗い

アンサーから発売しているトレカプロテクト 横入れジャストタイプです。

スタンダードな横入れタイプのアクラス トレカスリーブジャストサイドインKMC カードバリアー サイドインパーフェクトと比較すると、アクラスとKMCよりも透明度が若干低いです。

硬さは「アクラス>アンサー>KMC」の順で、裂けにくさは「アクラス=アンサー>KMC」の順でした。一方で、接着部分の処理は他2つと比べて粗い印象です。

実際に、スタンダードサイズのカード(ワンピースカードゲーム)アンサー トレカプロテクト 横入れジャストタイプに入れた画像がこちら。

ワンピースカードゲームを入れた画像|アンサー トレカプロテクト 横入れジャストサイズ

個人的には、スタンダードな横入れタイプなら、総合的にクオリティーが高い『アクラス トレカスリーブジャストサイドイン』をおすすめします。

最後に:インナースリーブなら横入れタイプがおすすめ!

最後に、今回紹介した横入れインナースリーブをまとめました。

スクロールできます

スクロールできます
画像スリーブ名透明度硬さ裂けにくさ接着部分の処理空気の抜けやすさ
アクラス トレカスリーブジャストサイドイン【1位】アクラス
トレカスリーブジャストサイドイン
64×89㎜ / 100枚

5.0

2.0

5.0

4.0

4.0
カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ【2位】RLINE
カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ
64×89㎜ / 100枚

3.5

1.0

2.0

3.5

4.5
アンサー トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ【3位】アンサー
トレカプロテクト 両開きヨコ入れジャストタイプ
64×89㎜ / 100枚

4.5

1.5

4.5

2.5

5.0
画像スリーブ名透明度硬さ裂けにくさ接着部分の処理空気の抜けやすさ
KMC カードバリアー サイドイン パーフェクト【4位】KMC
カードバリアー サイドイン パーフェクト
64×89㎜ / 100枚

5.0

1.0

4.0

4.5

4.0
ホビーベース TCGサイズ Wサイド・インナーハード【5位】ホビーベース
TCGサイズ Wサイド・インナーハード
64.5×90㎜ / 50枚

2.5

5.0

4.5

3.0

5.0
アンサー トレカプロテクト 横入れジャストタイプ【6位】アンサー
トレカプロテクト 横入れジャストタイプ
64×89㎜ / 100枚

4.5

1.5

5.0

2.5

4.0

一番のおすすめは、空気が抜けやすく、透明度が高くて、側面が裂けづらいアクラス トレカスリーブジャストサイドイン』です。

また、空気の膨らみが気になる方は、空気の通り道が3か所あって空気抜きが抜群にしやすい『カドまるスリーブ インナー 横入れタイプ』がおすすめです。

以上が、横入れインナースリーブのおすすめランキングでした。

また、当サイトでは、様々なスリーブを徹底比較して評価しています。インナースリーブ以外も検討したい方は『カードスリーブのおすすめランキング』の記事も参考にしてみてください。

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