【詳細レビュー】ウルトラプロ 4ポケットイクリプスバインダー
この記事では、ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダー(Ultra Pro 4-Pocket Eclipse PRO-Binder)について徹底レビューします。
外寸サイズ・ポケットサイズから、多重スリーブ状態で収納できるかの検証、実際に使ってみて感じたメリット&デメリットまでまとめています。
ウルトラプロ4ポケットバインダーを買うか迷っている方はぜひチェックしてみてください。
ウルトラプロ 4ポケットプロバインダーの基本情報
まずは、ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダー(Ultra Pro 4-Pocket Eclipse PRO-Binder)の基本情報をまとめました。
閉じた状態
開けた状態
商品名 | Ultra Pro 4-Pocket Eclipse PRO-Binder |
最大収納枚数 | 160枚 |
ポケットの配列 | 2列×2行 |
両面収納 or 片面収納 | 両面収納 (片面で4枚・両面で8枚) |
ページ数 | 20ページ |
外寸サイズ※実寸 | 縦209㎜×横176㎜×厚み27㎜ |
ポケット内寸※実寸 | 96㎜×70㎜ |
重量 | ‐ |
素材 | 非PVC(ACID FREE) |
開閉部分 | ゴムバンド |
カードの入れ方 | 横入れ |
カラーバリエーション | 12色 |
UltraPro 4ポケットバインダーのサイズ
ウルトラプロ 4ポケットEclipseプロバインダーのサイズと厚みを実際に測ってみました。
外寸サイズは、縦209㎜×横176㎜でした。
4ポケットプロバインダーの厚みを測ったら27㎜でした。
また、他の4ポケットファイルと大きさを比較してみました。
① | アルティメットガード 4ポケットバインダー(両面8ポケット) |
② | ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダー(両面8ポケット) |
③ | アクラス 4ポケットカードアルバム |
④ | ウルトラプロ 4ポケットポートフォリオ |
4種類の中で最も大きいのは、ジッパー式になっているアルティメットガード 4ポケットバインダーです。
他の3種類はほぼ同じようなサイズですが、今回紹介しているウルトラプロ4ポケットイクリプスプロバインダーが僅かに大きいです。
とはいえ、4ポケットバインダーはどれもコンパクトなので、小さめのカバンに入れて持ち運べるサイズ感です。
▽アルティメットガード4ポケットバインダーのレビュー
UltraPro 4ポケットバインダーのデザイン
ウルトラプロ 4ポケットEclipseプロバインダーの表紙の左下には「Ultra-PRO」のロゴが印字されています。
小さい白文字なので、ほとんど目立ちません。
裏面は何も印字されていなくて、とてもシンプルです。
イクリプスプロバインダーの内側の色はブラックです。
また、ポケット部分の黒色シートは、カードが滑り落ちにくくなる凹凸加工になっています。
写真のように、シート上には小さな丸い突起がたくさんあります。これが滑り止めになっていて、ポケットからカードがスルっとするっと落ちないようになっています。
UltraPro 4ポケットバインダーのゴムバンド
ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーには、ファイルが勝手に開くのを防止するゴムバンドが付いています。
ゴムバンドが付いていることで、持ち運び時にリュックやカバンの中でぶわーっと開いてしまうことがありませんし、棚に保管する時も収まりが良いです。
また、ゴムバンドで押さえられることで、カードが落ちづらくなるのも安心できるポイントです。
UltraPro 4ポケットバインダーの収納枚数
ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーのポケット配列は2列×2行で、1ページあたり4枚収納できるようになっています。
また、一般的なカードファイルだとシートの片側のみからしか入れられないタイプが多いですが、Ultra Pro イクリプスプロバインダーは表面・裏面の両面にポケットがついています。
画像の通り、表面4枚・裏面4枚の計8枚収納できます。全部で20ページあるので、トータルで160枚入ります。
片側のみからしか入れられないタイプだと、1ページあたりの収納枚数が半分になり、シートの裏面にはトレカの背面が並ぶことになります。1つのポケットにカードを2枚入れて、表からも裏からもトレカの表側が見れるようにする人もいますが、個人的には1つのポケットにカードを2枚入れるのはカードにダメージが入る可能性があるのであまりおすすめしません。
そのため、両面にポケットがあるウルトラプロEclipseプロバインダーは収納枚数が多い&1枚1枚安全に保管できるので、カード保管の面でもおすすめです。
UltraPro 4ポケットバインダーの収納方法
ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーは、カードを横から入れるタイプです。
横入れのメリットは以下の2つ。
- カードを出し入れしやすい
- スリーブ内にゴミが入りづらい
まずは、ポケットの口が大きいので出し入れしやすいこと。この点は説明不要だと思いますが、縦入れタイプよりも圧倒的に出し入れがスムーズにできます。
また、スリーブ内にゴミが入りづらいのも良いところ。図で見た方が分かりやすいので、下の画像を見ながら解説します。
※赤線がポケット、青線がスリーブ
カードにスリーブをつけた状態で保管する方が多いと思いますが、縦入れタイプだとスリーブとポケットの口の方向が一致するとスリーブ内にゴミや埃が入りやすくなってしまいます。
一方で、横入れタイプなら、スリーブの口とポケットの口の向きが一致しません。上の画像のように、スリーブの口に蓋をする形になるので、スリーブ内にゴミや埃が入りづらくなります。
当然トレカは良い状態で保管したいので、個人的には縦入れタイプよりも断然横入れタイプをおすすめします!
UltraPro 4ポケットバインダーの収納サイズ
ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーのポケットサイズを紹介します。
また、レギュラーサイズ・スモールサイズのカードを多重スリーブにした状態で収納できるのかも検証します。
ポケットサイズ
ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーのポケットサイズを測ると96㎜×70㎜でした。
アルティメットガード製のバインダーと比べるとタテが1㎜小さいですが、それでも十分な大きさです。
この大きさなら、アウタースリーブを付けた状態でも問題なく収納できます。
レギュラーサイズ(多重スリーブ)を入れる
まずは、レギュラーサイズ(88×63㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納してみます。
以下のTCGは全てレギュラーサイズ(スタンダードサイズ)です。
MTG / デュエルマスターズ / ポケモンカードゲーム / Reバース for you / デジモンカードゲーム / Shadowverse EVOLVE / ヴァイスシュヴァルツ / WIXOSS など。
今回はレギュラーサイズ(88×63㎜)のポケモンカードゲームを使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(88×63㎜)
1重スリーブ(89×64㎜)
2重スリーブ(91×66㎜)
3重スリーブ(93×68.5㎜)
カードとポケットの隙間を見ると分かる通り、レギュラーサイズならスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ状態でも余裕で入ります。
3重スリーブ状態だと、横が微妙に出るか出ないかの超ギリギリサイズです。カードを挿入する時は、ちょっとひっかかることがあるけど、入れづらいというほどではありません。ただ、スリーブサイズが93×68.5㎜よりも大きいと入れるのが難しくなるので注意してください。
レギュラーサイズの多重スリーブ構成については『ポケカにおすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。レギュラーサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
スモールサイズ(多重スリーブ)を入れる
次に、スモールサイズ(86×59㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納してみます。
以下のTCGは全てスモールサイズ(ミニサイズ)です。
遊戯王OCG / 遊戯王ラッシュデュエル / バトルスピリッツ / ヴァンガード など。
今回はスモールサイズ(86×59㎜)の遊戯王を使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(86×59㎜)
1重スリーブ(87×60㎜)
2重スリーブ(89×62㎜)
3重スリーブ(91.5×65㎜)
写真の通り、スモールサイズなら3重スリーブでも余裕で入ります。
逆に「スリーブ無しだと隙間がありすぎて心配…」という方もいるかもしれませんが、カードがポロポロ落ちるといったことはありません。
ちなみに、スモールサイズの多重スリーブ構成については『遊戯王におすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。スモールサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
UltraPro 4ポケットバインダーのカラー
今回僕が紹介しているバインダーの色はロイヤルパープルですが、Ultra Pro Eclipse プロバインダーには全部で12種類ものカラーがあります。
《色の種類》
スモークグレー / スカイブルー / ロイヤルパープル / パンプキンオレンジ / パシフィックブルー / アップルレッド / レモンイエロー / ジェットブラック / ホットピンク / ライムグリーン / フォレストグリーン / アークティックホワイト
アルティメットガードのバインダーでも6色展開なので、ウルトラプロの12色展開はめちゃくちゃ多いです。
他のバインダーに好みのカラーがない方でもウルトラプロなら好きな色が見つかると思います!
UltraPro Eclipse プロバインダーのシリーズ
ウルトラプロ Eclipseプロバインダーには、収納量の違うファイルが全部で3種類あります。
種類 | 収納量 | ポケット配列 |
2ポケットバインダー | 80枚 | 1列×2行 |
4ポケットバインダー | 160枚 | 2列×2行 |
9ポケットバインダー | 360枚 | 3列×3行 |
どのサイズも全て20ページ構成で、両面収納可能です。
僕は「4ポケットバインダー」と「9ポケットバインダー」を持っています。
基本的な違いはサイズと収納枚数だけです。
4ポケットバインダーと比べると9ポケットバインダーが2倍くらい大きいですが、それでも標準的なリュックに入れて持ち運べます。
9ポケットバインダーについては別記事の『ウルトラプロ 9ポケットEclipseプロバインダーのレビュー』で詳しく紹介しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
▽9ポケットイクリプスプロバインダー
▽2ポケットイクリプスプロバインダー
ウルトラプロ4ポケットバインダーのメリット・デメリット
最後に、Ultra Pro 4ポケットEclipseプロバインダーのメリット・デメリットをまとめました。
メリット
ウルトラプロ 4ポケットEclipseプロバインダーを実際に使って感じたメリットがこちら。
- コンパクトだけど160枚収納できる
- 小さめのカバンでも持ち運べる
- ゴムバンド付きでファイルが開かない
- シートの凹凸加工でカードが滑り落ちにくい
- 1シートに両面収納できる
- 横入れタイプだからカードを入れやすい
- 横入れタイプだからスリーブの口からゴミが入りづらい
- 3重スリーブでも収納可
- カラーバリエーションが12色もある
メリットについては記事中に詳しく書いているので詳細はカットしますが、ウルトラプロ4ポケットプロバインダーの良いところは、コンパクトサイズだけど160枚入る・両面収納・ゴムバンド付きでファイルが開かない・横入れタイプだからカードの出し入れがしやすいなどです。
これまで様々な4ポケットファイルを使ってみましたが、ウルトラプロ製バインダーは高品質なトレカサプライで有名なアルティメットガード製4ポケットバインダー(両面8ポケット)に次いで高品質なカードファイルだと思います。
アルティメットガード製のバインダーはジッパー付きなので、トレカを完璧に保護できるのが一番の魅力です。とはいえ、アルティメットガード製は価格が高いので、ウルトラプロのバインダーは「そこそこの価格で高品質なカードファイルが欲しい」という方におすすめです!
▽アルティメットガード 4ポケットバインダーのレビュー
デメリット
次に、ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーのデメリット・微妙な点です。
- シートが追加できない
正直、ウルトラプロイクリプスプロバインダーにデメリットらしいデメリットはありません。
あえて1つ捻りだすとすると、シートが追加できないことくらい。とはいえ、シート追加式はシートがリングに引っかかってめくりづらいといったデメリットがあるので、それはそれで微妙なのですが…。
個人的には、大したデメリットもない高品質なカードバインダーだと思います。
最後に:コンパクトで高品質なカードファイル
以上が、ウルトラプロ 4ポケットイクリプスプロバインダーの徹底紹介でした。
以前に紹介したアルティメットガード製の4ポケットバインダーと比べると、カード保護能力では劣るものの、アルティメットガードよりもコンパクトで価格が安いのが魅力です。
入手のしやすさや価格まで考えると、ウルトラプロ4ポケットイクリプスプロバインダーは一番におすすめできるカードファイルです。
また、9ポケットタイプや12ポケットタイプも検討している方は、トレカファイルのおすすめランキング(4・9・12ポケット)の記事で様々なトレカファイルを詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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