【全てわかる】カードスリーブとは?メリット&種類を徹底解説
この記事では、カードスリーブについて徹底解説します。
スリーブを使うメリットやスリーブの種類(インナー・無地スリ・キャラスリ・オーバー)も解説しているので、TCGを始めたばかりの方やスリーブの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、どのスリーブを使うか迷っている方は『カードスリーブのおすすめランキング』の記事もご覧ください。
スリーブとは
スリーブとは、カードを傷や汚れから保護するフィルムのことです。
カードゲームで遊んでいると、次第にカードにダメージが入って、剥がれ・擦れ・折れ・濡れ・汚れなどで劣化してしまうことがありますが、スリーブを付けておけばカードを綺麗な状態に保つことができます。
カードの劣化(5種類)
スリーブを付けてカードを綺麗な状態に保つメリットは、以下の2つです。
- 不正の原因を作らない
- カードの価値を落とさない
一つ目のメリットは、不正の原因を作らないことです。
カードに傷がつくとそれが目印となり、不正の原因になってしまうことがあります。傷や汚れでカード内容が識別できるようになったカードは「マークド」と呼ばれ、不正カードとみなされます。TCGの大会では、マークドと判断されると故意でなくても出場停止処分になってしまうことがあります。
大会でなくても、対戦相手からすると「あの傷が目印になっているんじゃないか…」と疑ってしまい、気持ちのいい対戦ができなくなってしまうことがあります。
二つ目のメリットは、カードの価値を落とさないことです。
カードに少しでも傷がついてしまうと、カードの価値が大きく下落してしまいます。買取ショップなどで「傷あり」と査定されてしまうと買取価格が50%以下になってしまうこともあります。
上記2点がスリーブをつける大きなメリットです。
劣化したカードは元に戻らないので、ゲームで使用する前にスリーブを付けて、しっかりとカードを保護しておきましょう。
カードスリーブの種類
カードスリーブには、以下の4種類があります。
ここからは、各スリーブについて詳しく解説していきます。
①インナースリーブ
インナースリーブとは、多重スリーブ時に最も内側にするスリーブのことです。インナースリーブは厚みが薄くてペラペラなので、基本的には単体で使うことはありません。
インナースリーブの役割は、傷や濡れからカードを守る他にもいくつかのメリットがあります。
まずは、カードにゴミが接触するのを防げること。
インナースリーブを使わない場合はスリーブの挿入口からゴミや埃が入り込んでしまいますが、インナースリーブを使う場合にはインナースリーブを上から付けてアウタースリーブを下から付けることで、アウタースリーブの挿入口からゴミが入ったとしてもカードに接触しづらくなります。(画像でまとめました↓)
詳細はこちら2重・3重スリーブの入れ方
また、アウタースリーブの角が折れにくくなるというメリットもあります。
1重スリーブだとシャッフル時などに角折れしてしまうことがありますが、インナースリーブを付ければ角の厚みが増すので角折れしづらくなります。
以上のように、内側にインナースリーブを装着することで、ゴミや埃の侵入を防ぐ&角折れに強くなるというメリットがあります。
おすすめのインナースリーブについては『インナースリーブのおすすめランキング』で詳しく解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
\イチオシのインナースリーブ/
②無地スリーブ
無地スリーブとは、裏面がカラー(有色)になっているスリーブのことです。
無地スリーブの一般的な使い方は「無地スリーブ単体で使う」「インナースリーブを内側にして2重スリーブ構成にする」のどちらかです。
カラー面は、基本的にエンボス加工(凹凸をつける加工)されているものがほとんどです。
カラー面に凹凸がある
スリーブの種類によって凹凸の大きさが異なるので、粗めの凹凸でザラザラしているものもあれば、細かい凹凸でサラサラしているものもあります。また、この凹凸の程度で横入れシャッフルのやりやすさも変わってきます。
無地スリーブのおすすめについては、『無地スリーブのおすすめランキング』で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
\イチオシの無地スリーブ/
③キャラクタースリーブ
キャラクタースリーブ(キャラスリ)は、裏面にアニメやゲームのキャラクターが描かれたスリーブのことです。
キャラスリには、「無加工タイプ」と「マットタイプ」の2種類があります。
無加工タイプだとスリーブ同士がくっつきやすくてシャッフルしづらいので、オーバースリーブをつけて2重スリーブ構成にするのがおすすめです。
一方で、マットタイプは、裏面がマット加工でさらさらしているのが特徴です。
このマット加工により、無加工のキャラスリよりもファローシャッフル(横入れシャッフル)が圧倒的にやりやすいです。
そのため、キャラスリを1重スリーブで使いたい方は、無加工ではなく、マットタイプを選びましょう。一方で、上からオーバースリーブを被せる場合はこのマット加工が活かされないので無加工タイプでOKです。
キャラスリは種類が多すぎて探すのが大変なので、系統別(かっこいい・おしゃれ・かわいい・面白い)にまとめました。キャラスリを探している方は下記のリンクからチェックしてみてください。
\キャラスリを探す/
\マットタイプのキャラスリを探す/
④オーバースリーブ
オーバースリーブとは、キャラスリを傷や汚れから保護するためのスリーブです。
キャラスリを保護するオーバースリーブ
オーバースリーブの種類は、大きく分けると「エンボス加工・マット加工・無加工」の3タイプがあります。
それぞれ特徴が異なるので、自分に合いそうなタイプを選びましょう。
加工 | 特徴 |
エンボス加工 | 凹凸をつける加工。 手触りはザラザラ。 スリーブ同士がくっつきづらくシャッフルしやすい。 凹凸が目立つことで裏面がやや濁る。 |
マット加工 | つや消し加工。 手触りはさらさら。 手汗が多くてもスリーブがくっつきにくい。 光の反射が抑えられる。 スリーブ同士が貼りつかないのでシャッフルしやすい。 スモークがかかったように白っぽくなる。 (経験上、側面が裂けやすい) |
無加工(クリア) | 透明度が高い。 スリーブ同士がくっつきやすい。 |
特にこだわりがなければ、凹凸があることでシャッフルしやすい『エンボス加工』のオーバースリーブがおすすめです。
マット加工は、「さらさらな手触りが好きな方」「手汗が多い方」「光の反射を抑えたい方」におすすめです。欠点として、マット面が白っぽくなりますが、逆に高級感を感じるという人もいます。
無加工は、透明度が高いので、キャラスリのイラストを綺麗に見せたい方におすすめです。また、経験上、エンボス加工やマット加工が施されたスリーブよりも側面が裂けづらいので、耐久度が高いと思います。
オーバースリーブのおすすめについては『オーバースリーブのおすすめランキング』で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
\イチオシのオーバースリーブ/
1重・2重・3重スリーブ構成のおすすめ
先ほど紹介したインナースリーブ・無地スリ・キャラスリ・オーバースリーブを組み合わせることで、以下のような一重・二重・三重スリーブ構成ができます。
1重・2重・3重スリーブの違いを簡単にまとめると、以下の表のようになります。
1重 | 2重 | 3重 | |
シャッフルの しやすさ | |||
強度 |
重ねるスリーブ枚数が多いほど角折れ等に強くなりますが、デッキが分厚くなる分シャッフルがやりづらくなります。
1重・2重・3重スリーブのおすすめ構成については、下記の記事で詳しく解説しています。
▼スタンダードサイズのスリーブ構成
▼ミニサイズ(スモールサイズ)のスリーブ構成
【最後に】目的に合ったスリーブを装着しよう
以上が、カードスリーブの徹底解説でした。
スリーブはどれも同じようで、微妙にサイズ・厚み・透明度・側面の裂けにくさ・加工の程度などが異なるので、自分の目的に合ったスリーブを選びましょう。
当サイトでは、インナースリーブ・無地スリ・オーバースリーブを徹底比較して評価しています。どのスリーブを使うか迷っている方は『カードスリーブのおすすめランキング』の記事も参考にしてみてください。
▼カードスリーブのおすすめランキング
関連記事
-
【徹底評価】インナースリーブのおすすめランキング13選
-
【徹底比較】無地スリーブのおすすめランキング11選
-
オーバースリーブのおすすめランキング13選を徹底紹介
-
ポケカの1重・2重・3重スリーブ構成のおすすめ(全8パターン)
-
デュエマにおすすめの1重・2重・3重スリーブ構成を徹底解説
-
遊戯王の1重・2重・3重スリーブ構成のおすすめ(全7パターン)
-
見とれるほどの美しさ!おしゃれなカードスリーブ50選
-
クールでスタイリッシュ!かっこいいカードスリーブ50選
-
対戦相手が笑う!面白いネタ系カードスリーブ32選
-
【2024年】カードローダーのおすすめ9選を徹底解説
-
マグネットローダーのおすすめランキング7選を徹底紹介
-
サイドローダーのおすすめランキング6選&選び方を徹底紹介