【徹底レビュー】エポック トレーディングカードバインダー9ポケット
この記事では、エポック(EPOCH) トレーディングカードバインダー9ポケットを徹底レビューします。
このカードファイルの特徴は「シートを70枚も綴じれる大容量タイプ」「シート追加式」「強固な金属製リング」です。
外寸サイズやポケットサイズ、シートの仕様などだけでなく、メリット&デメリットも詳しく書いているので、購入するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
▽エポック トレーディングカードバインダー
▽エポック 9ポケットシート(12枚入り)
エポックトレーディングカードバインダーの基本情報
まずは、エポック トレーディングカードバインダーの基本情報をまとめました。
閉じた状態
開いた状態
商品名 | エポック トレーディングカードバインダー |
バインダータイプ | シート追加式 |
外寸サイズ※実寸 | 縦310㎜×横271㎜×厚み60㎜ |
表紙の材質 | 紙製 |
リング | D型4リング(金属製) |
カラーバリエーション | 1色 |
最大収納シート数 | 最大でシート70枚 |
付属シート | 9ポケットシート×12枚付き |
両面収納 or 片面収納 | 片面収納 |
ポケット内寸※実寸 | 68㎜×94㎜ |
カードの入れ方 | 縦入れ |
エポックカードバインダーのサイズ
エポック トレーディングカードバインダーのファイルサイズを測ると、縦310㎜×横271㎜でした。
背幅を測ると、60mmでした。
大容量タイプだけあって、かなり分厚いです。
厚みが分かりやすいように、他社製のリングタイプバインダーと比較してみました。②が今回紹介しているエポック トレーディングカードバインダーです。
① | ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング | 厚み76㎜ |
② | エポック トレーディングカードバインダー | 厚み60㎜ |
③ | やのまん コレクションカードバインダー9ポケット | 厚み38㎜ |
大容量タイプなだけあって、③のやのまんコレクションカードバインダー9ポケットと比べると、だいたい1.5倍くらい大きいです。
ただ、エポックトレーディングカードバインダーを上回るのが、①のウルトラプロコレクターズアルバムです。リング式バインダーの中でも最大級の収納量なので、大量のカードを保管したい方におすすめです!
エポックカードバインダーの材質
エポック トレーディングカードバインダーの材質は、ツルツルとした紙製です。
紙製ですが、厚みが2.5㎜もあってかなり頑丈です。
ただ、やはり紙製なので、細かな傷がつきやすいです…。
また、ツルツルした材質のせいか、指紋が残りやすいのも微妙なところ。
エポックカードバインダーのリング
金属製のリング4個
エポック トレーディングカードバインダーには金属製リング(D型)が4個ついています。他社製のカードファイルだとリングがプラスチック製のものもありますが、プラスチック製は安っぽくて見栄えが良くないので、個人的には金属製の方が好きです。
リングを開ける時は上下にある金具を押し込むことで、4個のリングが開きます。
開け閉めする時は「ガチャン!!」という大きい音がして、すごく強力にくっついているのが分かります。
ちなみに、リングの輪はかなり大きいです。実際に測ってみると、横幅38㎜・高さ48㎜でした。
最大70シートが綴じれる
エポック トレーディングカードバインダーの一番の特徴は、最大70シートも綴じれること!
9ポケットシートが70枚でトータル630枚を収納することができます。
とはいえ、70枚も綴じるとシートがめくりづらくなるので、個人的には多くても50~60枚にするのが良いと思います。
エポックカードバインダーのシート
エポック トレーディングカードバインダーには9ポケットシートが12枚付属しています。
ポケット配列は3列×3行
エポックトレーディングカードバインダーのポケット配列は、3列×3行です。
また、カードを入れる方向は縦方向で、片側からのみ入れられる片面収納です。
ポケットサイズ
エポックトレーディングカードバインダーのポケットサイズを測ると縦94㎜×横68㎜でした。
ポケットが若干緩めなのか、バインダーを逆さまにするとカードが落ちることがあります。特に、棚にしまう時に上下逆にしてしまうと、カードがポロポロと落ちます…。
カードが落ちるのが嫌な方はポケットの上部にフタがあるフラップ付きシート『やのまん9ポケットカードシート』を使うのがおすすめです。フラップ付きにすると、逆さまにしてもカードが絶対に落ちません。
レギュラーサイズ(多重スリーブ)を入れる
レギュラーサイズ(88×63㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納できるかを検証してみます。
以下のTCGは全てレギュラーサイズ(スタンダードサイズ)です。
MTG / デュエルマスターズ / ポケモンカードゲーム / Reバース for you / デジモンカードゲーム / Shadowverse EVOLVE / ヴァイスシュヴァルツ / WIXOSS など。
今回はレギュラーサイズ(88×63㎜)のポケモンカードゲームを使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(88×63㎜)
1重スリーブ(89×64㎜)
2重スリーブ(91×66㎜)
3重スリーブ(93×68.5㎜)
レギュラーサイズの場合は、スリーブ無し・1重スリーブ状態なら余裕で入ります。
2重スリーブ(91×66㎜)になると、かなりキツいですが、ギリギリ入るサイズ感です。
一方で、3重スリーブ(93×68.5㎜)だと入りませんでした。
レギュラーサイズの多重スリーブ構成については『ポケカにおすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。レギュラーサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
スモールサイズ(多重スリーブ)を入れる
次に、スモールサイズ(86×59㎜)のカードをスリーブ無し・1重スリーブ・2重スリーブ・3重スリーブ状態で収納してみます。
以下のTCGは全てスモールサイズ(ミニサイズ)です。
遊戯王OCG / 遊戯王ラッシュデュエル / バトルスピリッツ / ヴァンガード など。
今回はスモールサイズ(86×59㎜)の遊戯王を使って、スリーブ有り無しでの収納感をチェックしてみます。
スリーブ無し(86×59㎜)
1重スリーブ(87×60㎜)
2重スリーブ(89×62㎜)
3重スリーブ(91.5×65㎜)
スモールサイズの場合は、3重スリーブ(91.5×65㎜)でも入りました。
ちなみに、スモールサイズの多重スリーブ構成については『遊戯王におすすめの2重・3重スリーブ構成』で詳しく解説しています。スモールサイズのスリーブで迷っている方は参考にしてみてください。
エポックトレーディングカードバインダーの評価
最後に、エポックトレーディングカードバインダーの「メリット・デメリット」や「他社製品との比較」をまとめました。
メリット・デメリット
エポックトレーディングカードバインダーを実際に使って感じたメリット&デメリットがこちら。
良い点 | 微妙な点 |
---|---|
シートを70枚綴じれる大容量タイプ 頑丈な金属製リング シートが追加できる 背幅があるから自立する 価格が安い | 付属シートだとカードが落ちやすい シートがリングに引っかかってめくりづらい 見た目がダサい 持ち運びには不向き 紙製なので、傷つきやすい レギュラーサイズだと3重スリーブが入らないことがある |
良いところは、シートが70枚綴じれる大容量タイプという点。9ポケットタイプでは圧倒的な収納量です。ただ、実際に70枚も綴じるとシートがめくりにくくなるので、現実的には50~60枚程度にしておいた方が使いやすいと思います。
微妙な点は、付属シートだとカードが落ちやすいこと。ファイルを逆さまにするとカードがポロポロと落ちることがあります…。そのため、シートを追加する時は、カードの飛び出しを防ぐフラップ付きの『やのまん9ポケットカードシート』がおすすめです。
また、複数枚のシートをめくろうとすると、シートがリングの隙間に引っかかってめくりにくいのも微妙なところ。
リングの噛み合わせが少しあまいのかもしれません…。
あと、好みの問題ですが、表紙の文字が主張しすぎていて、他のバインダーと比べるとダサく感じます…。
他社製のリング式バインダーと比較
次に、他社製のリング式バインダーと比較してみました。
写真の左側から順に下記のファイルです。
- ウルトラプロ コレクターズアルバム 3リング
- エポック トレーディングカードバインダー
- やのまん コレクションカードバインダー9ポケット
3つのリング式バインダーの特徴と個人的評価を一覧表にしてまとめました。表の「保護能力・めくりやすさ・持ち運びやすさ・デザイン」は、実際に使ってみて感じた個人的な評価です。
エポック トレーディング カードバインダー | コレクターズ アルバム | ウルトラプロやのまん コレクション カードバインダー | |
画像 | |||
表紙の素材 | 紙製 | ビニール素材 | 紙製 |
リング | D型4リング 金属製 | D型3リング 金属製 | D型4リング プラスチック製 |
最大収納 シート数 | 70枚 | 75枚 | 不明 |
付属シート | 9ポケット ×12枚 | なし | 9ポケット ×6枚 |
保護能力 | |||
めくりやすさ | |||
持ち運びやすさ | |||
デザイン |
有名なリング式バインダー3種類を比較しましたが、一番のお気に入りはウルトラプロ コレクターズアルバム 3リングです。
表紙がクッション性のあるビニール生地で耐水性・耐傷性に優れているうえに、シートがリングの隙間にひっかかることなくスムーズにめくれます。また、収納量についてもシートを最大75枚も綴じれるので、今回紹介したエポック製よりも上です。付属シートがないものの、リングタイプの中では圧倒的な収納量&高品質なカードバインダーです。
やのまん コレクションカードバインダーは、付属シートがフラップ付きシート(カードが落下しないようにポケットにフタがあるタイプ)になっているのが魅力です。ただ、今回紹介したファイルと同じく、紙製で傷がつきやすいのとシートをめくる時にリングの隙間に引っかかりやすいのが気になります…。とはいえ、値段はかなり安めなので、価格を抑えたい方にはおすすめです。
また、この他のおすすめファイルについてはトレカバインダーのおすすめランキングで詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
最後に:自宅保管用のコレクションファイルとしておすすめ!
以上が、エポック トレーディングカードバインダーの徹底レビューでした。
リング式バインダーでは『ウルトラプロ コレクターズアルバム3リング』の方が表紙の質感や使い勝手が良いですが、価格は今回紹介したエポック製の方が安いので、僕はレアリティの低いカードを大量保管するためのファイルとして使っています。表紙のデザインが微妙ですが、レア度の低いカード用で、外に持っていかないと考えるとそこまで気にならなくなりました。
ちなみに、特にレア度の高い貴重なカードは、保護能力の高い『アルティメットガード9ポケットバインダー』に収納しています。強度の高い表紙素材・ジッパー付き・横入れタイプ・両面収納など、大事なカードをコレクションするための機能がしっかりと備わっているので特に気に入っています。
おすすめのトレカバインダーについては、トレカバインダーのおすすめランキング(4・9・12ポケット)の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
エポック トレーディングカードバインダー
▽エポック 9ポケットシート 12枚
エポック 9ポケットシート12枚
やのまん 9ポケットカードシート8枚(フラップ付)
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