【スリーブの最高峰】『KATANAスリーブ』の性能を徹底レビュー

今回は、高級スリーブで有名な『アルティメットガード社のKATANAスリーブ』の特徴・性能を徹底紹介します。
KATANAスリーブは「シャッフルしやすい・裂けない・透けない」というのが強みで、僕が一番気に入っているおすすめのスリーブです。価格は高めですが、その値段に見合う高品質スリーブなので、まだ使っていない方はぜひ一度使ってみてください。
▼スタンダードサイズ用


▼スモールサイズ用


KATANAスリーブの『基本情報・評価』


▼ 基本情報 ▼
メーカー | Ultimate Guard |
スリーブ名 | KATANAスリーブ スタンダードサイズ |
サイズ | 66㎜×91㎜ |
枚数 | 100枚入り |
カラー | 10色 |
▼ 個人的評価 ▼
透明度 | 5.0 |
硬さ | 4.0 |
透けにくさ | 5.0 |
滑りにくさ | 2.0 |
裂けにくさ | 5.0 |
横入れシャッフル | 5.0 |
KATANAスリーブは『日本製』
KATANAスリーブのメーカーはドイツのUltimate Guard社ですが、KATANAスリーブは日本製です。
パッケージの側面にも「Made in Japan」と書かれています。


ちなみに、アルティメットガード社の他のスリーブを確認すると中国産だったので、KATANAスリーブは特別に日本で作られています。アルティメットガード社の公式ページによると、KATANAスリーブは「日本の伝統的な職人技を尊重し、精密に作られたスリーブ」とのこと。
また、他の高級スリーブのウルトラプロイクリプススリーブやドラゴンシールドスリーブの生産国は下の通りでした。
スリーブ名 | 生産国 |
---|---|
UltraProイクリプススリーブ | アメリカ |
ドラゴンシールドスリーブ | デンマーク |
KATANAスリーブの『特徴・性能』
次に、アルティメットガード KATANAスリーブの特徴・性能をまとめました。
①サイズのブレ(実測)
KATANAスリーブ(スタンダードサイズ)のサイズ表記は「66㎜×91㎜」ですが、スリーブには多少のブレがあるものです。
実際に定規を使って、手元にある50枚入りのスリーブ6袋から1枚ずつ測ってみました。


無作為に選んだ6枚のカードサイズがこちら。
- 66.0㎜×91㎜ …2枚
- 66.5㎜×91㎜ …2枚
- 67.0㎜×91㎜ …2枚
KATANAスリーブは縦方向はどれもぴったり91㎜ですが、横方向が66㎜~67㎜の間でブレがありました。大きい方にブレる分にはインナーが入れづらくならないので、個人的には許容範囲です。(前回紹介したウルトラプロイクリプススリーブのレビューでは横幅65.5㎜だったので、インナースリーブが若干入れづらかったです)
サイズ感の参考になるように、KATANAスリーブ(実寸66×91㎜)にカードを入れた写真がこちら。
▼インナースリーブなし


▼インナースリーブあり


ポケカ・MTG・デュエマなどにぴったりの大きさです。
②カードの裏面が全く透けない
白・黄色・オレンジ・水色などの明るい色の無地スリーブは、カード裏面のイラストが透けやすいですが、KATANAスリーブは全く透けません!
同系色のUltraProのプロマットデッキプロテクタースリーブ(イエロー)と透け具合を比べたのがこちら。


右側のウルトラプロのスリーブはポケモンカード裏面のイラストがうっすらと透けています。
一方で、KATANAスリーブは全然透けません。カードの色を拾って色がくすむこともないので、安心して好きな色を選べます!
③透明度が高い
KATANAスリーブの表面は、表面がマット加工されていないのでクリアです。
ハイパーマットスリーブと比べると、同程度の透明度の高さでした。


④エンボス加工は粗め
KATANAスリーブは裏面がエンボス加工(凹凸)されています。
他のエンボス加工されたスリーブと比べると、凹凸の感じが粗めで、手触りはザラザラです。


定番のハイパーマットスリーブにとても近い感触なので、普段ハイパーマットスリーブを使っている方なら全く違和感がないと思います。
⑤横入れシャッフルのしやすさ
最後は、横入れシャッフル(ファローシャッフル)のしやすさです。


横入れシャッフルのしやすさは最上級レベルです。
KATANAスリーブの印象としては、ぬる~っと滑らかに入り込んでいく感じです。引っかかりは全くありません。無地スリーブの中では、ウルトラプロのイクリプススリーブと並んで2強だと思います。
ただ、これシャッフルの感覚は好みの部分なので、実際に使って試してみることをおすすめします。
⑥裂けにくさ
スリーブはサイドから裂けてしまうこともあるので、実際にサイドを引っ張って裂け具合をチェックしました。
KATANAスリーブのサイドを力一杯引っ張ってみましたが、下の写真のように伸びるだけで全く裂けませんでした。


5枚試しましたが、全て裂けませんでした。僕が使ってきたスリーブの中では、裂けにくさはダントツでNo.1だと思います!
▼スタンダードサイズ用


▼スモールサイズ用


KATANAスリーブの『カラーバリエーション』
Ultimate Guard社のKATANAスリーブ(スタンダードサイズ)のカラーバリエーションは全部で10色あります。


ブルー / ターコイズ / イエロー / オレンジ / レッド / パープル / グリーン / ブラック / ホワイト / 透明
この記事にも載せている通り、僕が良く使っているのはイエローとブルーです。ブラックも持っていますが、ハイパーマット(ブラック)と混ざるとパッと見で分からなくなるのであまり使っていません。
【最後に】お気に入りNo.1の無地スリーブ


以上が、アルティメットガード社のKATANAスリーブの徹底レビューでした。
最後に、KATANAスリーブの特徴&性能をまとめます。
〇 裏面が透けない
〇 透明度が高い
〇 横入れシャッフルが滑らか
〇 側面が全然裂けない
△ 滑りやすい
滑りやすさについては比較しなければ分かりづらいのでこの記事では書いていませんが、別記事の『高級無地スリーブ3種類+αを徹底比較』で検証しています。気になる方はこちらをチェックしてみてください。
これまでスリーブのレビュー記事や比較記事のために様々な無地スリーブを使いましたが、その中でおすすめの無地スリーブを挙げるとすると『KATANAスリーブ』と『ウルトラプロのイクリプススリーブ』の2つです。どちらも甲乙つけがたいくらいの高品質ですが、個人的にはFoil(キラキラ加工)を綺麗に見せたいので、透明度の高いKATANAスリーブをメインデッキに付けています。
これまで定番のハイパーマットスリーブを使っている方が躊躇するのは値段だと思います。僕も最初はそうでした…価格差にびっくりしますよね…。ただ、ハイパーマットよりも耐久度は上で長持ちするので、まずはメインデッキだけKATANAスリーブに変えてみるのがおすすめです。自分が組み上げた自信のあるデッキを高品質スリーブに入れるだけで特別感がでてテンションが上がります!
KATANAスリーブ以外の高級無地スリーブについて知りたい方は『高級無地スリーブ3種類+αを徹底比較』もぜひチェックしてみてください。
※KATANAスリーブには「スタンダードサイズ用(66×91㎜)」と「ジャパニーズサイズ用(62×89㎜)」の2種類があるので、サイズ間違いしないように注意してください。
▼スタンダードサイズ用


▼スモールサイズ用


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